店舗運営応援コラム
【販売傾向を分析】小売店が売上目標を達成するために知っておくべきこと
小売店が売上目標を達成するには、販売傾向の分析と在庫・仕入管理の徹底が重要です。しかし小売店では、人材やコストの観点でも、分析などに力を入れるには難しいケースも少なくありません。
例えば、スマホアクセサリーのように、機種ごとにタイプがいくつもある商品を取り扱う雑貨店などでは、商品点数の多さやラインナップの複雑さから、データにまとめるのも一苦労というオーナー・店長の方も、多くいらっしゃるのではないでしょうか。
細かい雑貨などを扱う小売店が販売傾向を分析したデータを活用し、売上目標を達成するために知っておくべきことをご紹介します。
1販売数の比率を知ることは重要な戦略の1つ
小売店の規模に関係なく、在庫切れは売上に直接影響し、機会損失を生むため、極力避けたいものです。もし、お客様が商品を買いたくて店舗を訪れたにもかかわらず、在庫切れで買えなかったりすると、マイナスなイメージを抱いてしまい、その後のリピート率にも影響が出てしまうでしょう。
そこで役に立つのが、ブルレジ専用クラウドサービスCASIO ECR+ Premium(有料)です。
CASIO ECR+ Premiumなら、販売個数の確認、売上目標などの数値管理など、店舗の経営に役立つ機能が多く備わっています。
2CASIO ECR+ Premiumなら特定の商品の販売傾向の分析にも役立ちます
通常、販売数の分析のために、ジャーナルのデータなどを活用して売上管理などを行います。しかし、この作業は、データを見ながら何がどれくらい売れているのか、在庫切れにならないためにどれくらい仕入れるべきかなどを把握するため、作業に時間がかかってしまいます。
そんな時間のかかる作業を助けてくれるのが、CASIO ECR+ Premiumです。
店舗の売上を週・月・年ごとにグラフにして表示し、売上の分析や予測に役立つ機能を備えており、外出先からでもスマホで売上データの確認ができます。
2-1.店舗のABC分析にも役立つCASIO ECR+ Premium
ABC分析は、売上分析をするうえで、効率的な分析・管理を行うために使われる分析手法です。
この分析は、商品の販売データを売上順に並べ替え、売上の累計から売上構成比を算出して、ランク付けを行商品ごとに販売戦略に活用するものです。
以下ではその一例をご紹介します。
ランク | 累計値(%) | 対応内容 |
---|---|---|
A | ~70% | 重点的に管理(欠品させない)売り筋商品なので、一等地に配置 |
B | ~90% | チラシ・POPなどで重点的に訴求し、Aランクに伸ばす |
C | 残り | 新商品など今後伸びる商品は販売促進数量減少や廃盤を検討 |
商品 | 構成比(%) | 累計値(%) | ランク |
---|---|---|---|
商品a | 37% | 37% | A |
商品b | 25% | 62% | A |
商品c | 17% | 79% | B |
商品d | 13% | 92% | C |
商品e | 8% | 100% | C |
商品d,eは新商品であればCランクになるケースもあるため、今後の伸びしろを踏まえて販売促進を考えます。もし、新商品でなければ数量の減少、または売上減少の対策を検討します。最悪の場合販売終了も検討する必要があります。
2-2.CASIO ECR+ Premiumなら売上ランキングが自動集計
販売を行う上で、売上ランキングの集計は必ず必要になります。この売上ランキング作成に役立つのが、CASIO ECR+ Premiumです。CASIO ECR+ Premium は自動で売上ランキングデータが作成されますので、売れ筋商品の金額や件数もアプリで見ることができます。
3スマホで売上目標の設定から目標達成率なども分析可能
売上目標の達成率もグラフなどで表示されるとわかりやすいですし、スタッフのやる気にも影響するでしょう。また、ECR+Premiumならスマホで売上目標を設定し、達成率や振り返りも簡単に行うことができます。そのデータを活用して、受注・仕入の最適化も可能です。
また、その機能は仕入れの検討にも役立ちます。
「CASIO ECR+ Premium」なら、商品毎の売上・販売個数も簡単に確認できます。そのため、販売個数に応じた仕入れを行い、在庫切れを防止できます。加えて商品毎に売上ランキングも自動生成されるため、店舗内での人気商品を分析し、キャンペーンの企画などにも役立てることができます。
4まとめ
小売店にとって、人的リソースを割かずに売上の分析を行うのは難しいかもしれません。さらに仕入れ管理などの業務は、店舗の営業時間に行うケースが多く、時間が足りなくなることも多いかと思います。
CASIO ECR+ Premiumなら、そんな分析や仕入れの管理工数も削減できます。店舗の売上管理、分析の業務に時間がかかってしまっている店長、従業員の管理工数削減・分析業務を効率化したいオーナーは、ぜひ一度検討してみてはいかがでしょうか。
2019年7月
キャッシュレス決済導入をご検討ください
カシオのキャッシュレスサービスは、
クレジット、電子マネー、QRコード
決済へスムーズに対応。
レジと決済端末が連動し、
金額の2度打ちが不要です。
会計した金額を再度、キャッシュレス端末に入力する「金額の2度打ち」をする必要がないので、ミスのないスピーディな会計業務を実現します。
-
幅広い決済方法
主要なクレジットカード、電子マネー、そしてQRコード決済に対応。お客様の幅広い支払いニーズにお応えします。
-
衛生面でも安心
カードをかざすだけの非接触決済に対応。現金の受け渡しなどがなく、衛生面でも安心です。
-
キャッシュレス端末単独での導入も可能
クレジット決済端末単独でも便利にご利用いただけます。
レジスターやキャッシュレス決済導入に関する資料を
無料でご提供しています