店舗運営応援コラム
雑貨屋のディスプレイの方法!陳列にこだわる目的とそのコツ
お客様の目を楽しませる雑貨屋のディスプレイ。思わず手に取りたくなるような、センスのある陳列をしてみたいものです。しかし、陳列に慣れていないうちは「なんとなくしっくりこない」など、どのように並べれば良いのか迷うこともあるのではないでしょうか。
今回は、雑貨を陳列する際のポイントを解説します。
魅力的なディスプレイ作成は難しいと思われかちですが、ある程度決まった法則があるため、コツをつかめばそこまで難しいものではありません。
1 雑貨屋の商品ディスプレイの目的
素敵なディスプレイを見て、ついその商品を買ってしまったという経験はないでしょうか。
ディスプレイの目的は、お客様に商品の価値を魅力的に伝えることであり、購入の動機付けに寄付することがディスプレイの成功といえるでしょう。
普段目にしている何気ない陳列も、目に留まりやすい売り場(ディスプレイ)作りがなされており、お客様の購買意欲を高めるよう工夫がなされています。
また、配置する商品のテイストを合わせることは、どこにどの商品があるかわかりやすくなるという目的もあります。
2ディスプレイ・商品陳列のポイント
早速、ディスプレイと商品陳列のポイントを解説していきます。
雑貨のディスプレイには決まった法則があり、それらをうまく組み合わせていくと魅力的なものを作成することができます。
2-1.配置する商品のテイストを合わせる
基本的なテクニックですが、雑貨のテイストを合わせるだけで統一感が生まれます。同じテイストのもので固めると整理されて見映えも良くなり、購入意欲を高めることが期待できます。
同じカテゴリやジャンルに加え、下記のような分け方もあります。
・素材
木製なら木製、鉄製なら鉄製と、同じ素材をベースに合わせてみましょう。
並べているうちにこの木製の商品は、このガラス製品と並べても合うなど新しい発見が得ることもできますので、特集コーナーなどで訴求してみても良いかもしれません。
・カラー、柄
色合いや柄が似たようなものでまとめるのも統一感が出て良いでしょう。
濃淡やカラースキームを意識して整理していくと、様々なカラーが集まったとしても不思議とまとまって見えます。
2-2.シンメトリーで安定感、アシンメトリーでにぎやかな印象
シンメトリーやアシンメトリーを意識することで、売り場の雰囲気をガラッと変えることもできます。
・シンメトリー(対称)
左右対称であるシンメトリーを意識することで、安定感のあるディスプレイに仕上げることができます。
例えば、両サイドに同じ高さの椅子を並べ、真ん中にはチェストボックスを配置します。そうすることで、チェストボックスの上に小物を沢山並べても、左右対照の椅子があることでまとまってみえます。
・アシンメトリー(非対称)
シンメトリーとは逆に、非対称に陳列することでにぎやかな印象にすることもできます。
ベタなものとしては、高さの違うものを「三角形」に配置する方法があります。
表彰台のようなイメージで、中央に背の高いものを置いて左右に高さの違う低めの物を置くことで躍動感を持たせることができます。
2-3.高低差を付けて、見やすい配置にする
商品の陳列に立体感を出したいときは、高低差をつけると良いでしょう。手前に背の低いもの、奥に背の高いものを陳列することで、空間に立体感が生まれます。
同じ高さの物ばかりを並べてしまうと、平坦でつまらないディスプレイに見えてしまいますが、高低差を意識することで無造作の中にまとまりが見えます。
2-4.目線を集めるポイントを付ける
小物が多く雑多な印象を回避したい場合は、目線を集めるポイントを作るのがおすすめです。目線を集める場所を一か所つくることで、ごちゃごちゃした印象を和らげることができます。
例えば、沢山の小物がディスプレイされている空間の奥に目立つ絵画を飾ると、そこに目線が集まりやすくなります。また、のっぺりとした平坦なディスプレイの中に、差し色を使うことも効果的です。一色目に付くカラーを含めることで引きしまった印象に生まれ変わります。
2-5.商品と商品の隙間を空ける
複数の雑貨を飾る場合は、あえて隙間をつくって配置してみましょう。
失敗しにくい方法としては、すべて同じ間隔で配置することです。等間隔で並べるだけでメリハリが生まれ、一つ一つの商品に注目を集められます。特に、テイストが同じような雑貨を陳列するときに効果的です。隙間があるとつい商品で埋めてしまいそうになると思いますが、あえて空間を作ることで抜け感を作ることができます。
また、ぼっかり空いた隙間が気になる場合は、グリーン(作り物の観葉植物)を活用するのも良いでしょう。配置するだけで、フレッシュでおしゃれな印象に生まれ変わります。
2-6.人の目の高さの陳列
綺麗にディスプレイをすることも大事ですが、一番はお客様にわかりやすく見てもらうことです。どこに視線を合わせていいかわからないバラバラな配置は、見ていてとても疲れます。
人の目の高さに商品を陳列すると、目が留まりやすい場所ができ、ショッピングを楽しむことができます。売りたい商品の特設コーナーなどを作る際に活用できる方法です。
3まとめ
雑貨を無造作に置くだけではなく、法則を知ることで美しいディスプレイが実現できます。
一番重要なのは、お客様にわかりやすいディスプレイを心がけることなのです。
見ただけで、それがどのような商品かわかるのが理想的なディスプレイということを覚えておきましょう。
2019年9月
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