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新規開業する飲食店におすすめのレジ~カシオのブルレジ「SR-C550」

飲食店を新規開業される際は、コンセプト検討やメニュー開発をして、事業計画書や創業計画書などに落とし込み融資を獲得し、内装工事などを経てオープンという流れが一般的でしょう。そのなかでレジの選定については、開店直前の慌しい中というケースが多いようです。

通常の飲食店の事業計画では、初月度から黒字ということは難しく、開業後できるだけ早い段階で黒字化を目指すことになります。黒字化するには事業計画どおり売上が伸びている必要があり、その売上状況はレジの集計によって把握することになります。 つまり、多忙な飲食店経営者にとって、売上状況を手間なくタイムリーに把握できるレジを用意して、都度必要な対策を検討できるようにしておくことが、実はお店を早期に軌道に乗せる重要なポイントになります。かといって、POSシステムを導入するような投資は通常困難と考えられます。

そこでおすすめなのが、カシオの最新式レジスターである“ブルレジ/飲食店向け先進モデルSR-C550”です。「SR-C550」なら数万円で購入でき、さらに月額数千円とリーズナブル なコストで、飲食店にとって必要な情報を自動で分かり易く確認することができます。 このコラムでは、新規開業する飲食店に向けて、カシオが提供するブルレジと関連サービスの活用方法をご紹介します。

1創業計画書・売上シミュレーション

事業計画書や創業計画書は融資の獲得はもちろん、開業するお店を軌道に乗せる道しるべです。その中でもポイントとなるのは、平均客単価の設定です。客単価の設定は、想定するお客様数にも影響を及ぼすためです。 そこで、まずは自分が開業するお店の地域・業態にあってどの程度の客単価が望めるのかを把握する必要があります。

電子レジスター事業所シェア17年連続シェアNo.1((株)RJCリサーチ調べ)のカシオでは、全国の飲食店の売上について独自の統計データを保有しており、その一部を“売上シミュレーション”として無料で公開しています。この売上シミュレーションを使うと、地域別・業態別に、平均的なお店や繁盛店がどの程度の客単価になっているのかを無料で調べることができます。



売上シミュレーション結果画面イメージ

そして、平均客単価は、お客様一人当りが平均してどんなメニューを何品召し上がるかという想定の内訳となります。よって、”売上シミュレーション”などを参考に平均客単価を決めたら、各メニューの価格設定に落とし込んでいくことになります。 平均より高い客単価を目標にするとすれば、基本的には1品あたりの価格も高くする必要があります。競合他店や、料理によっては中食も意識しながら、消費者に受け入れてもらえる(実際に注文いただけるか、来店の動機付けになるかどうか、認知訴求のインパクトも含めた総合的な)メニュー開発が必要になります。そして、メニューが決まると、自分のお店の食材原価(率)も決定することになります。


このようにして、メニュー単価・客単価・客数による売上から、食材費の仕入を引き算した“粗利”を十分に確保することが、飲食店開業成功のポイントになります。

2飲食店向けモデル「SR-C550」の特長



飲食店向けレジスターSR-C550は飲食店に必要な機能が満載です。
●飲食店ならではの衛生対応 ・・・ キーボードはISO22196に基づく抗菌処理が施されています。
● スムーズにお会計できる操作性 ・・・ テーブル会計にも対応します。お客様をお待たせすることなくスムーズな会計処理を実現いたします。
●堅牢なスチール製ドロアー ・・・ 丈夫さと美しさを両立したスチール製ドロアー採用。長期間の使用にも高い質感を発揮します。
●充実の集計機能を装備 ・・・ メニュー別、時間帯別、月間/日別、時間帯別売上など飲食店経営に必要な様々な集計が出来ます。集計ができないレジを選んでしまうと、売上状況の分析ができず、改善のための検討もできません。 なお、POSレジやタブレット型レジとの違いについては、以下のコラムもあわせてご覧ください。

レジスターとPOSレジの違いを詳しく解説  
やっぱりボタンのあるレジがいい!

3無料アプリ「CASIO ECR+」の利用

さらにSR-C550なら、無料のスマホアプリ「CASIO ECR+」(以下、このコラムではECR+といいます)をご利用いただけます。ECR+はこちらからもダウンロードいただけます。

   


ECR+を使ってレジの精算をするだけで、お店の売上を週次、月次単位でグラフ化でき、売上状況の推移が一目で把握できます。 また、売上集計表として以下のような集計が自動的に行なわれ、スマホで確認することができます。

●[PLU]レポート ・・・ 指定した期間中、どの商品がどれだけ売れているのか集計できる
●[時間帯]レポート ・・・ 指定した期間中、どの時間帯にどれだけ売れているのか集計できる

これらのレポートを確認することで、事業計画書や創業計画書で計画した客単価を実現するためのメニューの売上状況や、時間帯別の来客数(売上)を獲得できているかが把握できるので、課題があればメニューの改廃や販促施策のてこ入れなど適切な対策を速やかに実行することができます。




ECR+による売上集計機能イメージ


4専用サービス「CASIO ECR+ Premium」の活用

SR-C550をお使いのお客様は、専用のクラウドサービス「CASIO ECR+ Premium」(以下、このコラムではECR+ Premiumといいます)を月額2,200円(税込)でお使いいただくことができます。ECR+ Premiumをお使いいただくと、より詳細に経営分析ができ、お店を早期に軌道に乗せるための店舗経営が可能となります。


●目標設定 ・・・ 事業計画書や創業計画書で計画した売上目標・粗利目標を登録することができ、それに対する進捗や着地予想が自動的に集計され、その結果はスマホにてグラフで分かり易く確認できます。


●仕入登録 ・・・ 通常レジには入力できない食材の仕入についても登録することができます。
これにより事業計画書や創業計画書で計画した食材原価(率)が、予定通り推移しているか圧迫気味であるのかといった状況を把握できます。

毎日の仕入内容はカンタン操作でスムーズに登録できます。

●売上状況の詳細分析 ・・・ ECR+でもメニュー別や時間帯別の売上状況の把握が可能ですが、ECR+ Premiumの場合は、さらに分かり易くグラフ化したり、集計内容をCSVファイルで出力することが可能です。

商品の売れ筋(金額、件数)や客数、部門、担当者などのランキングと構成比を確認できます。また死に筋商品も表示できるので、商品の見直しのヒントが得られます。
※SR-S200/SR-G3は組数、組単価を客数、客単価として表示。※SR-G3は商品別、担当者別の表示はできません。

時間帯、曜日別、月別、週別、平日休日の売上傾向を分かりやすく把握できるので、販促施策や従業員のシフトの検討に役立ちます。

加えて、飲食店経営の安定には、リピーター獲得が大きなポイントです。ECR+ Premiumでは、スマホでお客様の予約と顧客の台帳管理を行うことができます。お客様の連絡先や来店頻度に加え、ご来店されたときの様子や嗜好を細かく記録することができるので、リピーター獲得のための施策を具体的に検討することができます。また、スマホでお客様情報を確認しながら、すぐにメールや電話でアプローチを行うこともできます。

「ECR+ Premium」予約・顧客管理機能活用イメージ動画

5まとめ

以上、このコラムでは、新規開業する飲食店に向けて、カシオが提供するブルレジ「SR-C550」と関連サービスの活用方法をご紹介させていただきました。飲食店経営は多忙を極めますので、ぜひブルレジによって集計はできるだけ自動化し、早期黒字化を達成するための分析と施策実行に集中できる体制を整えていただければ幸いです。

2020年1月

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