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キャッシュレス決済対応レジとは?導入すべき理由を徹底解説

キャッシュレス決済の普及に伴って注目を集めているのが、キャッシュレス決済対応レジ(キャッシュレス決済対応レジスター)です。

しかし、いざキャッシュレス決済対応レジを導入しようとすると、キャッシュレス決済にどのような種類があり、どれを導入するのがもっとも良いのかわかりづらいものです。

そこでこのコラムでは、キャッシュレス決済を取り巻く環境や、キャッシュレス決済の種類・ブランド、さらにキャッシュレス決済に対応したレジについてご紹介していきます。

1キャッシュレス決済対応レジを導入すべき理由とは

キャッシュレス決済を行うためのレジや端末を導入するメリットはどのようなところにあるのでしょうか?いくつかの視点から紐解いていきます。

1-1.キャッシュレス決済の利用者が10年で2倍に増えている

日本は、諸外国に比べキャッシュレス決済の普及が遅れているといわれていますが、クレジットカードの所有率は元々高く、諸外国比でもトップクラスです。

ネックは少額決済における電子マネー環境の普及でしたが、政府によるキャッシュレス推進や、ここ数年のQRコード決済サービスの増加などで環境が整い、個人店でもキャッシュレス決済を導入するケースが多くなっています。

その結果、2009年時点で12.3%だったキャッシュレス決済の比率は、2019年には26.8%に増え、10年で実に2倍以上となりました。特に2017年からの伸びは大きくなっており、今後さらにキャッシュレス決済の比率が増えるものと予想されます。
参考:キャッシュレス・ロードマップ2021|一般社団法人キャッシュレス推進協議会

1-2.現金の扱いが減りお店の負担が軽減される

キャッシュレス決済時は現金を取扱う必要がありません。お客様から代金を受取り~お釣りを渡す工程が減るため、従業員の負担が減らせます。

さらに、現金を用意するために銀行へ両替に行く回数が減らせますし、キャッシュレス決済においては釣り銭間違いも起こりませんから、レジ締めもスムーズになります。

1-3.クレジットカード決済は客単価が高い

クレジットカード決済では、現金決済に比べて客単価が高くなる傾向があります。電子マネーやバーコード決済は、いわゆる「クレカ嫌い」で節約志向の強い人たちからも日常的な決済方法として支持されていますが、こちらは客単価に大きな変化がありません。

現金決済に比べて高額決済時の心理的ハードルが低いという理由だけでなく、クレジットカード決済利用者は節約志向ではない人が多いと考えられます。クレジットカード決済の導入は客単価を上げる有効な手段のひとつといえるでしょう。

参考:消費者・事業者インサイト調査|一般社団法人キャッシュレス推進協議会

2キャッシュレス決済の種類

ひとことにキャッシュレス決済といっても、いくつかの方式と、数多くのサービスがあります。ここでは代表的な決済方式をご紹介します。

2-1.クレジットカード決済

現在日本でもっとも普及しているキャッシュレス決済方法が、クレジットカード決済です。

JCBが2020年に行った調査によると、87%の人がクレジットカードを保有し、ひとりあたり平均3枚のクレジットカードを保有しています。また、外国人が来訪した際に使うキャッシュレス決済も、クレジットカードがメインです。

【おすすめのお店】
日本人・外国人問わず、多くの人が保有しているキャッシュレス決済手段なので、最初に検討することをおすすめします。また、高額決済に利用される機会が多いため、高額商品を扱う店舗であれば必須といえます。
参考:クレジットカードに関する総合調査|株式会社ジェーシービー

2-2.電子マネー決済(IC決済)

非接触ICカード技術(FeliCa)を利用した電子マネー決済は、日本国内で早くから普及したキャッシュレス決済方法です。

電車やバスで使える交通系電子マネーがFelica技術を採用したことをきっかけに広く使われるようになり、現在は大手ブランドが数多く参入、大きなシェアを誇ります。

【主なブランド】
交通系:Suica(JR東日本)・PASMO(私鉄・バス)ほか 独立ブランド系:QUICPay(JCB)、ID(ドコモ)、楽天Edy(楽天) スーパーマーケット系:WAON(イオン)、nanaco(セブン&アイ) 【おすすめのお店】
前払い方式の場合、決済できるのは最大でも5万円程度までとなっています。そのため、高額な買物ではなく、少額決済を素早く済ませたいお客様の多いお店に向いています。

2-3.コード決済(QRコード・バーコード)

QRコードやバーコードを読み取って行う「コード決済」は、もっとも新しいキャッシュレス決済です。決済方法はふた通りあります。

A.ストアスキャン方式:お店側がお客様のスマホ画面上のバーコードを読み取る
B.ユーザースキャン方式:お客様がスマホのカメラで店舗側のバーコードを読み取る


基本的に電子マネー決済ほどスピーディではありません。また、レジ横にQRコードを置いてお客様にスキャンしてもらう場合、お客様が金額を入力する負担があります。一方で、店舗側の設備負担がほとんどなく導入コストは安く済みます。

【主なブランド】

  • PayPay(ペイペイ)
  • メルペイ
  • LINEpay
  • 楽天pay
  • d払い ほか

【おすすめのお店】
初期費用が安いので、はじめてのキャッシュレス決済導入に最適です。コード決済だけ利用しているユーザーもいるので、他のキャッシュレス決済を導入済のお店でも、追加導入を検討してもよいでしょう。

3キャッシュレス決済対応レジの種類

キャッシュレス決済のための端末には、いくつかのタイプがあります。それぞれ解説していきましょう。

3-1.CAT端末(信用照会端末)

CAT端末とは、クレジットカードの有効性をブロードバンド回線を通じて確認するためのカードリーダーのことです。多くの場合、レジとは別にレジ横に設置します。レジと連動していないものがほとんどで、レジで計算した金額をさらにCAT端末に打ち込んで決済を行うのが一般的です。

ブロードバンド回線を使うため工事が必要になり、初期費用は10~20万円ほどと言われています。また、導入に1~2ヶ月かかる場合もあるなど費用・時間ともに余裕が必要です。いっぽうで、歴史が長く実績は豊富で、決済時のトラブルも少なく信頼性に優れています。

3-2.タブレットを使ったモバイル型決済端末

タブレット端末に専用アプリを入れ、カードリーダーを接続して使う方法です。ネット回線を通じて決済を行うため、Wi-Fi環境があればレジの移動も容易です。

カードリーダーは5,000円~20,000円程度のことが多く、初期費用が抑えられます。高価なレジでしか使えなかったPOS(販売時点情報管理)がアプリに内蔵されていたり、最短で申し込み当日から使えるのもメリットです。

いっぽうで、スピーディな決済には向かず、現金を入れるドロアーやレシートを印刷するプリンターは別売りです。また、通信に障害が起きるとお会計がストップするリスクもあります。

3-3.CAT端末連動型レジ(CASIO「ブルレジ」など)

CASIOの「ブルレジ」など、従来型の業務用レジにキャッシュレス端末(クレジットカード・電子マネー・コード決済)を連動させたタイプの製品も存在します。(対応レジスターについてはこちらをご覧ください)

このタイプであれば、レジで会計した金額を再度CAT端末に入力する「2度打ち」が不要です。スピーディな会計処理が出来、ミスも減るため、従業員・お客様双方の負担が軽減できます。

また、業務用レジならではの耐久性があり、ドロアーやレシート用のプリンターも標準で装備されています。カード・電子マネー・コード決済用の端末も連動させて管理できるため、複雑な設定や特別な知識が必要なく、端末のトラブルもグッと少なくなります。

4まとめ:キャッシュレス決済対応レジは「使いやすさ」も重視して導入しよう

4-1.レジは毎日使う道具。初期費用だけを重視せずバランス良く考えよう

近年、コード決済やモバイル決済の競争が激しくなり、サービス提供者はさまざまなキャンペーンを行っています。それらのキャンペーンにより導入費用が安く抑えられるのは良いことですが、レジは毎日使うものですから「レジ端末の使いやすさ」にも配慮することが重要です。

コード決済は、QRコードをレジ横に置いたユーザースキャン方式が手軽ですが、お客様の負担が増え、場合によってはお客様に使い方をレクチャーする必要が出てきます。モバイル決済の場合、タブレット端末の耐久性が業務用レジに及ばない側面があり、Wi-Fiなどネット回線のトラブルで決済が中断するリスクもあります。

4-2.使いやすいレジなら会計がスムーズ。お客様をお待たせしない

信頼性や使いやすさを重視して考えると、レジ横に設置する従来型のCAT端末が広く使われている理由がわかります。さらに、そこから一歩進んでレジとキッシュレス決済端末をまとめて管理できるCASIOの「ブルレジ」のような製品であれば、さらに使い勝手は向上するのです。(対応レジスターについてはこちらをご覧ください)

耐久性と信頼性に優れたレジなら、不意のトラブルでお客様をお待たせすることが少なくなります。使いやすいレジなら従業員の負担が減るでしょう。レジは一度導入したら長く使うことになる重要な道具ですから、導入費用・使いやすさ・信頼性のバランスを十分考えて選びましょう。

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カシオの「ブルレジ」は、クレジット、電子マネー、QRコード決済に対応した最新のキャッシュレス決済対応レジです。キャッシュレス決済端末がレジ本体に連動するので、金額の2度打ちが不要。従来型のCAT端末を使うより、スピーディかつミスのない決済業務が実現できます。

必要な機能がオールインワンになっているため、モバイル決済端末にカードリーダー・ドロアー・プリンターを追加していくよりもシンプルに使えます。契約者様向けコールセンターでは専門のスタッフが365日(9時から22時)対応しているので、万が一のトラブルの際もスムーズです。

カシオのレジスターとキャッシュレス決済について、詳しくはこちらをご覧ください。

2021年6月

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