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飲食店・飲食小売店にキャッシュレス決済を導入するメリットとは?

長らくキャッシュレス決済の普及が遅れているといわれていた日本ですが、近年では、スーパーやコンビニ独自の電子マネー決済(IC決済)や、スマートフォンで手軽に使えるコード決済(QRコード・バーコード)が多数登場したことで、急激に普及が進んでいます。

そんななか、飲食店はキャッシュレス決済の導入率が高く、多くの人が日常的にキャッシュレス決済を利用している業種です。では、飲食店・飲食小売店側にとって、キャッシュレス決済の導入は、どのようなメリットをもたらすのでしょうか?

このコラムでは、飲食店・飲食小売店のキャッシュレス決済を取り巻く環境や、キャッシュレス決済を導入するお店側のメリットについて、詳しくご紹介します。

1飲食店におけるキャッシュレス決済の現状

キャッシュレス後進国といわれている日本ですが、ここ数年で利用者は飛躍的に増加しています。

2021年に経済産業省が行った「キャッシュレス決済 実態調査アンケート」によると、飲食店の実に85.4%が何らかのキャッシュレス決済を導入しています。業種別では、小売業の88.3%、観光業の86.7%に次いで高い割合です。

【飲食店へのキャッシュレス決済導入状況】

  • クレジットカード 58.3%
  • 交通系電子マネー 33.2%
  • 非交通系電子マネー 32.8%
  • コード決済 68.4%

また、別の調査では、51.9%の人が飲食店でキャッシュレス決済を利用したいと考えており、会計金額に関わらずキャッシュレス決済を使いたいと考えている人も多いことがわかっています。

ところが、客単価1,000円未満の飲食店でのキャッシュレス決済導入率は、客単価1,000円~1万円未満の飲食店より10%ほど低い70%ほどです。そのため、普段のランチの際に、キャッシュレス決済を使えないことに不満を感じている人が多い可能性があります。

出典:キャッシュレス決済 実態調査アンケート|経済産業省
出典:外食に関する消費者調査結果|日本政策金融公庫

2飲食店がキャッシュレス決済を導入する4つのメリット

多くの飲食店がすでに導入し、利用したいと考えるお客様も多いキャッシュレス決済ですが、お店側にとってはどのようなメリットがあるのでしょうか。

2-1.キャッシュレス決済派のお客様が来店してくれる

キャッシュレス決済ができれば、それを理由にお店選びの対象から外されてしまうことがなくなります。前述のとおり、昼休みのランチなど少額の決済でもキャッシュレス決済を利用したいと考えているお客様は少なくありません。

最近では、現金をあまり持たず、スマートフォンのキャッシュレス決済でほとんどの支払いを済ませる人も増えています。現金派がまだまだ多い一方で、キャッシュレス決済は年々利用者を増やしており、今後さらに増えると予想されています。

また、外国人観光客もキャッシュレス決済の利用率が高いため、キャッシュレス決済を導入していない場合、利用してもらえる可能性は低くなるでしょう。

2-2.お会計の手間が減ってレジ作業がスムーズになる

キャッシュレス決済でのお会計の場合、現金の受け渡し作業がなくなり、釣り銭の間違いも起こりづらくなります。お客様の信頼を損いかねないお会計のミスを減らせるため、店舗運営に良い影響をもたらすでしょう。

また、開店前に銀行に出向いて釣り銭用の現金を用意する手間がなくなり、営業終了後のレジ締め作業もスムーズになります。その分、他の作業に時間を使えますから、少人数で切り盛りしているお店ほど、このメリットを大きく感じるはずです。

2-3.非接触で衛生的なお会計ができる

キャッシュレス決済なら、衛生的なお会計が可能です。現金はさまざまな人の手に触れて流通しますが、キャッシュレス決済では人に手に触れる機会が減りますので衛生的です。

とくに、電子マネー決済(IC決済)や、コード決済(QRコード・バーコード)では、お客様のカードやスマートフォンと、お店の決済用端末が接触せずにお会計が可能です。回転率が高く、たくさんのお客様が訪れるお店ほど恩恵は大きくなるでしょう。

2-4.お店に置いておく現金が減り防犯対策になる

キャッシュレス決済を導入し、現金の取扱量が減れば、店舗に置いておく現金が少なくなります。お店に保管しておく売上金と、銀行に入金するために持ち出す額も少なくなるため、防犯対策としても有効です。

可能性は低いとしても、売上金を保管しているお店は、強盗や深夜に空き巣に入られる可能性はゼロではありません。そんな場面でも、キャッシュレス決済は役立ちます。

3飲食店に導入するキャッシュレス決済の選び方

お店にとっても導入のメリットが大きいキャッシュレス決済。では、いざ導入しようとした場合、どの決済方法を選ぶとよいのでしょうか。

3-1.業態・客層に合った決済方法を選ぶ

キャッシュレス決済には、大きく分けて、クレジットカード決済、電子マネー決済(IC決済)、コード決済(QRコード・バーコード)の3つがあります。どれを導入するかは、お店の価格帯(客単価)や、客層によって変わります。

たとえば、会社のお昼休みにランチで立ち寄る人が多いお店で、客単価が1,000円以内であれば、手軽に払える電子マネー決済(IC決済)やコード決済(QRコード・バーコード)がよいでしょう。反対に、高級な寿司店やバーなど、客単価が高く雰囲気を大切にするお客様の多いお店であれば、クレジットカード決済がメインになるはずです。

3-2.利用者の多い決済方法を選ぶ

多くのお客様が訪れるお店や、お客様が好むキャッシュレス決済手段が予想しづらいお店では、利用者数の多いキャッシュレス決済ブランド/手段から導入していくとよいでしょう。

ひとまず、利用者数の多いクレジットカードと、交通系電子マネー、シェアの大きいコード決済(QRコード・バーコード)を1~2ブランド導入することで、多くのお客様に対応できると考えられます。

4まとめ:飲食店へのキャッシュレス決済導入にはカシオの「ブルレジ」がおすすめ

カシオの「ブルレジ」は、クレジット、電子マネー、QRコード決済すべてに対応しています。

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また、カシオの「ブルレジ」では、売上分析や顧客管理ができる「CASIO ECR+Premium」(有料サービス)が利用できます。

「ブルレジ」の売上データが自動で集計されるほか、スマートフォンの専用アプリ上で、粗利状況や、前日までの売上との比較などを確認できます。また、お客様の来店回数や最終来店日などを入力することで、リピーター分析も可能です。

さらに、カシオでは契約者様向けコールセンターをご用意しており、専門のスタッフが365日(9時から22時)対応しています。万が一のトラブルでも安心です。

こちらのページでは、カシオがご提供するキャッシュレス決済端末のご紹介をしていますので、あわせてご覧ください。

カシオのキャッシュレス決済

2021年8月

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