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美容室・ヘアサロンにキャッシュレス決済を導入するメリットとは?

キャッシュレス決済の利用者は、ここ数年で大幅に増えました。保有率の高いクレジットカードや、ひと足早く普及した交通系電子マネー以外に、スマートフォンで手軽に使えるコード決済(QRコード・バーコード)が多数登場するなど、消費者の利便性は一層高まっています。

美容室・ヘアサロンは比較的客単価が高く、キャッシュレス決済の導入に向いた業種です。手持ちの金額を気にしなくて済むキャッシュレス決済であれば、施術中にメニューを追加するお客様も増えるかもしれません。このコラムでは、美容室・ヘアサロンがキャッシュレス決済を導入するメリットについて、詳しく解説します。

1日本におけるキャッシュレス決済の普及状況

日本は、諸外国に比べキャッシュレス決済の普及が遅れているといわれてきました。しかし、ここ数年で一気に普及が進んでいます。

ネックになっていたのは、少額決済における電子マネー利用者の少なさでしたが、政府によるキャッシュレス推進政策や、コード決済(QRコード・バーコード)サービスの増加によって環境が整い、個人店でもキャッシュレス決済を導入する店舗が増えています。

2009年時点でわずか12.3%だったキャッシュレス決済比率は、2019年には26.8%になり、10年で実に2倍以上になりました。2021年の調査では、美容室・ヘアサロンが含まれる「その他サービス業」におけるキャッシュレス決済の導入率は63.8%で、キャッシュレス決済環境が確実に整いつつあることがわかります。

参考:キャッシュレス・ロードマップ2021|一般社団法人キャッシュレス推進協議会
参考:キャッシュレス決済 実態調査アンケート|経済産業省

2美容室・ヘアサロンがキャッシュレス決済を導入する4つのメリット

普及の進むキャッシュレス決済ですが、美容室・ヘアサロンが導入した場合、どのようなメリットがあるのでしょうか?

2-1.客単価のアップが期待できる

キャッシュレス決済の中でも、クレジットカード決済の利用者は客単価が高くなる傾向があります。現金に比べて高額決済時の心理的ハードルが低いことが、主な理由と考えられています。

キャッシュレス決済を導入することで、いつもより少し良いサービスを受けたいと考えたお客様が、手持ちの現金を心配することなくメニューを追加できるようになります。お店側としては、より良いサービスを提案・提供できる機会が増え、客単価の向上も見込めますから、メリットは大きいものになります。

参考:消費者・事業者インサイト調査|一般社団法人キャッシュレス推進協議会

2-2.お会計時の手間とミスが減らせる

キャッシュレス決済では、お客様が現金を財布から取り出して数える作業と、お釣りを用意する作業がなくなるため、お会計が簡単になり、お釣りの間違いもなくなります。

美容室・ヘアサロンは、技術者がレジ作業を兼ねることが多いため、お会計作業の負担が小さくなることのメリットは大きいはずです。

2-3.現金を用意する手間が減り、防犯面でも有利

キャッシュレス決済が多くなると、現金の取扱い量が減り、営業後のレジ締め作業がスピーディになります。そのぶん別の仕事をしたり、早く仕事を終えたりできます。

釣り銭用の現金を用意するために、銀行に出向く回数も減らせます。店舗に置いておく現金が少なくなり、銀行に預けるために持ち歩く額も小さくなるため、防犯面でも有効です。

2-4.お客様と直接触れる機会が減って衛生的

キャッシュレス決済なら、衛生的なお会計が可能です。現金はさまざまな人の手に触れて流通しますが、キャッシュレス決済では人に手に触れる機会が減りますので衛生的です。

電子マネー決済(IC決済)や、コード決済(QRコード・バーコード)であれば、お客様のカードやスマートフォンと、お店の決済用端末が接触せずにお会計が可能です。マスクの着用や店内の除菌を行いつつ、キャッシュレス決済も導入すれば、ウイルス対策はより万全になります。

3美容室・ヘアサロンにキャッシュレス決済端末を導入するときのポイント

お店側にとって導入のメリットが大きいキャッシュレス決済。いざ導入するとなったら、どのような決済端末を選べばよいのでしょうか。

3-1.さまざまなキャッシュレス決済方法に対応できる決済端末を選ぼう

キャッシュレス決済には、大きく3つの種類があります。電子マネーやコード決済を取り巻く環境は今後も変化していくと考えられますので、最低でもレジの減価償却期間である5年は使えるよう、豊富な決済方法に対応した端末を選ぶとよいでしょう。

【キャッシュレス決済の種類】

  • クレジットカード
  • 電子マネー決済(IC決済)
  • コード決済(QRコード・バーコード)

高額決済にはクレジットカードが使われることが多く、いっぽうで電子マネー決済(IC決済)、コード決済(QRコード・バーコード)は少額決済に使われるのが一般的です。

美容室・ヘアサロンのお会計は、メニューによって数千円~3万円ほどになるため、クレジットカードの利用率が高くなると予想されます。また、ポストペイ型(後払い式)の電子マネー決済やコード決済は、使い勝手がクレジットカードと大きく変わらないため、今後、利用率が伸びるかもしれません。

3-2.売上分析・顧客管理ができるレジなら効率的な経営に役立つ

キャッシュレス決済に対応したレジの中には、専用ソフトやアプリを使って、売上分析や顧客管理ができる製品があります。

その日の売上だけでなく、時間帯や曜日別の傾向の分析ができれば、スタッフのシフトを組む際の参考になりますし、どの担当者が立てた売上かも入力できれば、実績の評価にも役立ちます。

さらに、お客様の連絡先や、予約日時なども管理できる製品であれば、管理用ソフトを別途導入せずに済むため、管理がシンプルになりスタッフの負担軽減に繋がります。

4まとめ:キャッシュレス決済導入にはカシオの「ブルレジ」がおすすめ

カシオの「ブルレジ」は、クレジット、電子マネー、QRコード決済すべてに対応しています。キャッシュレス決済端末とレジ本体が連動するため、金額の「2度打ち」(レジでお会計した総額をキャッシュレス決済端末に打ち込むこと)の必要もありません。

さらに、売上の確認や、業務日誌の作成がスマートフォンからできる「CASIO ECR+」(無料)と、売上分析や顧客管理ができる「CASIO ECR+Premium」(有料サービス)が用意されています。

売上データが自動で集計されるため、前日までの売上との比較や、売上目標の達成率の確認がすぐにできます。お客様の来店回数や最終来店日などを入力して、リピーター分析することも可能です。

カシオでは、契約者様向けコールセンターをご用意しており、専門のスタッフが365日(9時から22時)対応していますから、万が一のトラブルも安心。

こちらのページでは、カシオがご提供するキャッシュレス決済端末のご紹介をしていますので、あわせてご覧ください。

カシオのキャッシュレス決済

2021年8月

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