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居酒屋がランチ営業をするメリットは?人気の理由や注意点を解説します

新型コロナウイルス感染症対策として、多くの飲食店では夜営業の時間が短くなりましたが、そのことをきっかけに、ランチ営業をスタートした居酒屋も増えています。

このコラムでは、居酒屋がランチ営業をするメリットや、人気の理由について説明するとともに、居酒屋がランチ営業を始める際に注意したい点や、ランチ営業をする際にぜひとも導入したいキャッシュレス決済についても詳しくみていきます。

1居酒屋のランチ営業が人気の理由

近年、居酒屋が平日のランチの時間帯に営業を行うケースが増えています。大手チェーンの居酒屋を中心に、「安い値段でランチが食べられる」「手頃な値段でボリュームたっぷりのランチが食べられる」というイメージが広がり、サラリーマンや大学生を中心に「居酒屋のランチ」の魅力が一気に広がったことで、個人経営の居酒屋でもランチ営業を行う店舗が増え、今ではすっかり定番となりました。

ではなぜ、居酒屋のランチにはお得感があるのでしょうか。これは元々居酒屋が、夕方~夜間だけの営業で釣り合うようにコスト計算されていることと関係しています。ランチ時間帯の家賃を考慮する必要がなく、夜間営業の仕込みのために出勤しているスタッフがランチの調理も担当することで、人件費も節約することができます。また、前日の夜に余ってしまった食材を利用して「日替わりメニュー」を作れば、お得でボリュームあるランチを提供することもできるでしょう。

また、2020年から流行が始まった新型コロナウイルスの影響で、ランチ営業を始めた居酒屋も少なくありません。これは、営業時間の制限や、酒類の提供の制限がされたことで、居酒屋が利益を上げることが難しい状況が続いたためです。コロナ禍におけるランチ営業は居酒屋の経営を支え、新たな顧客の開拓にも繋がる、重要なものになりました。

2居酒屋がランチ営業を行うメリット

居酒屋がランチ営業を行うメリットはどのようなところにあるのでしょうか。代表的な4つのメリットを詳しくみていきましょう。

2-1.食材のロスを減らせる

宴会メニューなどの仕込みや仕入れは、想定より多めに準備することが多いはずです。そして、多めに仕入れた食材を使わずに廃棄することになれば、その分、利益が減ってしまいます。そんなとき、翌日のランチ営業で余った食材を使うことができれば、食材の廃棄を大幅に減らすことが可能です。

翌日のランチであれば、多くの食材の鮮度はまだ十分に保たれていますし、余った刺身などの生ものも、焼いたり煮付けにしたりすることで、美味しく提供できます。居酒屋は元々さまざまなメニューを揃えており、食材も豊富です。ランチをきっかけに新たな人気メニューが生まれる可能性も十分あります。

2-2.仕入れの量が増えることで原価を抑えられる

夜営業のための食材と、ランチのための食材をできるだけ同じものにすれば、発注量が増えて仕入の原価を抑えることができるようになります。

食材の単価が下がれば、もしランチの価格競争が激しくても利幅を確保できるようになりますし、夜営業のメニューの原価も下がるため利益率がアップします。お店の経営を安定させるために大変重要なポイントです。

2-3.店舗の空き時間が減り、人件費の追加も最小限で済む

店舗が営業していない時間も家賃は発生しています。また、居酒屋は営業していない昼の時間帯に仕込みを行っているため、営業していなくても光熱費はかかります。夜営業のみの居酒屋の場合、1日6~8時間程度しか営業していないことがほとんどですから、空いている時間をランチ営業で有効活用すれば、家賃や光熱費がより回収しやすくなります。

また、ランチ営業は人件費の節約にも繋がります。前述の通り、居酒屋は営業していない昼間の時間帯に仕込みを行っているため、調理スタッフが出勤しています。この間は利益を生み出すことができませんが、ランチ営業を行うことで利益を生み出すことができるようになります。ランチの営業をしながら仕込みを行うことで、人件費の追加も最小限で済みます。

2-4.夜営業のPRができる

ランチを提供することで、夜営業だけをしていたときには来なかったお客様も来店するようになります。そこでお店の雰囲気のよさや、料理のおいしさを知ってもらうことができれば、夜の営業にも来店してくれる可能性があります。

とくに個人店の場合や、夜営業の単価が高い居酒屋の場合、初めて入るのに勇気が必要なお客様は多いものです。ランチの時間帯であれば、夜よりずっと安い価格でお店に入れて、お店の雰囲気や味を確認できますから、そのPR効果は無視できないといえるでしょう。

3居酒屋がランチ営業で気をつけたいポイント

居酒屋にとってメリットの多いランチ営業ですが、気をつけたいこともあります。ランチ営業が残念な結果に終わってしまうことのないよう、大きく2つの点に注意しましょう。

3-1.地域のランチ需要を十分調査しよう

ランチ営業は、ただ闇雲にすればいいものではありません。その地域に、ランチ需要がどのくらいあるか、どのような客層が訪れるのか、好まれる値段はどのくらいか、などの調査が必要です。

まずは、近隣でランチ営業している他のお店を調査することから始めましょう。人気のあるお店、人気のあるメニューなどから、客層や値段が見えてくるはずです。可能であればランチ時間帯の大まかな来店者数も調査しましょう。また、コンビニエンスストアやキッチンカーなどの移動販売のチェックも必要です。こうしたお店が多いほどランチ激戦区であるとわかりますし、反対に競合店がまったくない場合、その地域にランチ需要がそもそも存在しない可能性があります。

その上で、人気のありそうなメニューや値段帯に対応できるかを検討します。材料費や人件費を考慮して、ランチが何食出れば利益が出るかを計算しましょう。その数より見込み客数が上回っていれば、ランチ営業は十分勝算のあるものになるでしょう。

3-2.スタッフの負担が大きくなりすぎないか考慮しよう

元々、仕込みをしていた調理スタッフがランチ営業の調理も行うとなれば、その分負担が増えます。さらに、途中で休憩が入るとはいえ、長時間労働になるスタッフが増えることから、スタッフには疲労と不満が溜まるかもしれません。また、昼から深夜まで働けるスタッフばかりではないでしょうから、シフトの組み方も複雑になる可能性があります。

経営者にとっては効率の良いランチ営業ですが、スタッフが疲弊してしまって、夜営業に影響が出ることもあり得ます。それを避けるためには、ランチ営業単体でも利益をしっかり出して、人員配置にも多少の余裕をもたせることが大切です。

また、スタッフがオーダーを取りやすいようランチのメニューをシンプルにしたり、電子マネー決済やQRコード決済などのキャッシュレス決済を導入して、お会計の手間を減らしたりする工夫をすることも必要でしょう。

4居酒屋のランチ営業にキャッシュレス決済の導入がおすすめな理由

ランチ営業は、夜営業に比べてお客様の滞在時間が短く、回転率が高くなります。地域によりピークタイムは若干異なるものの、多くの場合11時45分頃~13時45分頃までの約2時間が集中して忙しいのが特長です。居酒屋のスタッフは、週末夜の営業などで忙しさに慣れていますから、調理やホール業務は問題ないでしょう。ですが、回転率が高くなることで、レジ業務の忙しさは夜営業の比ではなくなります。

そこで、おすすめしたいのが、キャッシュレス決済の導入です。すでにクレジットカード決済に対応している店舗は多いと考えられますが、電子マネー決済やQRコード決済に非対応のお店は少なくないでしょう。ランチは1,000円以下の少額決済が基本となり、その価格帯では電子マネーやQRコード決済を利用する人が増えます。そして、これらの決済方法はレジ業務の大幅なスピードアップを可能とします。

キャッシュレス決済のメリットは、現金を扱わないことによるレジ業務のスピードアップです。また、キャッシュレス決済の利用が増えれば、ランチ営業後のレジ締め業務もスピーディになり、スタッフの負担を減らすこともできます。

4-1.カシオのブルレジは2度打ち不要!レジ業務をスピーディかつ正確に

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カシオでは、契約者様向けコールセンターをご用意しており、専門のスタッフが365日(9時から22時)対応していますから、万が一トラブルが起きても、業務への影響を最低限に抑えられます。

こちらのページでは、カシオがご提供するキャッシュレス決済端末のご紹介をしていますので、あわせてご覧ください。

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2021年11月

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