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SNSで集客する方法・メリットとは?投稿の効果とコツを解説します

ツイッター(Twitter)やインスタグラム(Instagram)などのSNSで、店舗や商品を紹介するお店が増えています。これは、多くの人が利用するSNSでお店の情報を「拡散」してもらうことで、低コストでお店の宣伝が可能となるためです。

総務省の調査によると、SNSの利用率は年々伸びており、ツイッター(Twitter)とインスタグラム(Instagram)の利用率は42.3%(10~60代の平均)に登ります。特に20代以下は、利用率・利用時間ともに多く、もはや生活の一部になりつつあります。

このコラムでは、今後さらに重要度を増すであろう、SNSを利用した集客のメリットや、SNSへの投稿のコツ、投稿時に注意したいポイントなどを詳しく紹介していきます。

1集客にSNSを活用するメリット

SNSで集客を行うメリットはどのようなところにあるのでしょうか。最初に、3つのメリットを紹介します。

1-1.お店のファンを増やすことができる

SNSを利用することで、お店のファンを増やすことができます。まずは、ショップカードにSNSアカウントを記載したり、SNSをフォローしてくれたお客様限定の特典を用意するなどの方法を取って、一度来店されたお客様に見てもらうようにするとよいでしょう。

SNSでは、宣伝色を出しすぎないように気をつけながら、商品のよいところを紹介したり、毎日オープン時に「今日も営業してます!」といった投稿を決まってすることで、徐々に投稿を見てくれるお客様が増えるはずです。投稿を毎日していれば、何かにつけてお店のことを思い出してくれるお客様も多くなることでしょう。

そうして投稿を続けていく中で、お店に訪れたことない人の目に留まることが出てきます。投稿には工夫が必要ですが、その内容が魅力的であれば、SNSの投稿をきっかけにお店に訪れてくれるお客様が増えるかもしれません。

1-2.情報を拡散してもらえる

SNSならではの特性が「拡散」です。拡散とは、SNSに投稿した内容を、他のユーザーがさらに他のユーザーに広める行為のことです。SNSによって名称が異なりますが、「リツイート」や「シェア」などと呼ばれます。

特に多くの人が拡散することを、俗に「バズる」と言います。バズった投稿はインターネット上で話題になるため、バズることを狙って凝った投稿をしたり、イベントを考えたり、大盛りや、華やかな盛り付けのメニューを用意する飲食店などもあります。

バズる状態までにはならなくても、お店の特売情報や、他のお店にはないめずらしい商品の紹介などを一定数拡散してもらうことができれば、低コストでの宣伝になります。そして、その中から新しいお客様との出会いも生まれることでしょう。

1-3.広告費がかからない

お店に訪れたお客様がSNSをフォローしてくれたり、投稿した内容が拡散されてお店のことが広く知れ渡っても、SNSの投稿であれば広告費はかかりません。これは、広告の出稿と比べた時の大きなメリットです。

今まで広告費をたくさん使ってきたお店なら、広告費を軽減できますし、広告費を捻出できずに広告を出せなかったお店は、無料でお店の宣伝ができるツールとして活用できます。

SNSユーザーは、広告よりも知り合いによってシェア(拡散)された投稿に好感を持つ傾向が強いとされていますから、上手に拡散されれば、広告以上の効果を発揮するとも考えられます。もちろん、そのためにはSNS運用が成功する必要があるのですが、少ないコストで大きな効果を生み出すための有効な手段であることは確かです。

2SNSを活用するコツ

工夫なくSNSに投稿するだけでは、ユーザーに強く訴えかける内容にはなりません。ここでは、SNS投稿を効果的なものにする3つのコツをご紹介します。

2-1.ハッシュタグを活用する

ハッシュタグというのは、投稿に添える「#」で始まるタグのことです。インスタグラムで活用されることが特に多く、ツイッターやフェイスブックでも使われます。

ユーザーは同じハッシュタグでSNS内の投稿を検索することができるため、そこから知らない人の投稿にたどり着くことができます。そのため、ユーザーが検索しそうなキーワードをハッシュタグとして投稿に添えることが大切です。

例えば、ファンの多いブランドの製品を扱っているお店なら、ブランド名のハッシュタグをつけて投稿したり、飲食店なら「#渋谷ランチ」といったようなハッシュタグをつけて投稿したりすることで、潜在的なユーザーにアプローチできる可能性があります。

しかし、投稿数が非常に多いハッシュタグだと、他の投稿に埋もれて見つけてもらえない可能性も高まります。そうした場合は、先ほどの「#渋谷ランチ」に「#昔ながらのオムライス」のような、特定のユーザーに強くアプローチできるハッシュタグを一緒に添えて、潜在顧客に見つけてもらえるように工夫するとよいでしょう。

2-2.「共感」と「シェア」が生まれる投稿をする

SNSで共感を得て、シェア(拡散)してもらうためには、宣伝色を抑えることが重要です。商品やサービスをただ紹介する、あからさまな営業目的の投稿では、拡散してもらえることはまずありません。

SNSへの投稿となると、どうしてもお店側の視点で投稿してしまいがちですが、ユーザーの目線に立ち、面白く、興味が持てる内容を発信できるよう心がけましょう。その積み重ねで親近感や信頼感が生まれ、「共感」や「シェア」も起こりやすくなります。

ひとつの方法として、従業員やお客様、取引業者さんを取り上げてみたり、商品ができる課程などを見せていくのもよいかもしれません。これはあくまで一例ですから、さまざまな切り口を考えてみましょう。

2-3.利用するSNSの特性に合わせた投稿をする

人気を集める投稿はSNSごとに違います。そのため、各SNSの特性に合わせて、投稿内容を作り込むことが大切です。

例えば、ツイッターには「リツイート」という拡散システムがあり、拡散力はSNSの中でも群を抜いています。「面白い投稿」や「ためになる豆知識」が人気を集める傾向があり、言葉の面白さが重視されます。

インスタグラムは、投稿に必ず写真が必要で、女性ユーザーも多いことから、見た目のかわいらしさや雰囲気のよさが重視されます。そのため、写真と文章トータルでの雰囲気作りが重要です。自分が好きなものの情報を集めることに使っているユーザーも多く、ここにはハッシュタグでアプローチします。

フェイスブックは上記2つのSNSと違い、実名での使用を原則としています。そのため、他のSNSより信頼性が高いとされており、利用者の年齢層も高くなっています。お店の信頼性の部分をアピールする投稿や、ビジネス色の強い投稿に向いています。

同じ内容を複数のSNSに投稿しているケースがありますが、求められる投稿内容が違うため高い効果は見込めません。SNSごとの特性を踏まえ、それに合わせて投稿を行い、多忙で余裕がない場合は利用するSNSを絞り込みましょう。

3SNS運用上の注意点

SNSを運用する上で、注意したい点もあります。投稿する労力を無駄にしないよう、特に2つの点に注意しましょう。

3-1.目的と方針を決めて運用する

SNSでは「なんとなく」の投稿をしないようにしましょう。共感されることもなく、シェアや拡散もされません。そればかりか、かえってお店のイメージを損なってしまうこともあります。

大切なのは、SNSを運用する目的を明確にすることです。例えば、「日替わりランチのメニューを知らせて、少しでも多くの人に来て欲しい」という目的ならば、毎日同じ時間に、日替わりランチのメニューを書いた看板を写真で投稿するのもよいでしょう。

この投稿によって新たなファンが増えることはないかもしれませんが、お客様にとってはメニューを見るのが楽しみになって、リピーターが増えるきっかけになるかもしれません。

3-2.投稿するSNSを絞り、こまめに更新する

インスタグラムやツイッター、フェイスブックなど、さまざまなSNSがありますが、すべてのSNSにアカウントを作る必要はありません。大切なことは、ターゲットとする客層に適したSNSを使い、こまめに更新することです。その目的が達成できるなら、利用するSNSはひとつだけでも構いません。

もし、既にたくさんのSNSアカウントを作っていて、長らく更新していないものがあるなら、思い切ってアカウントを削除するのもひとつの判断です。更新されていないSNSアカウントはかえってお店の印象を悪くしかねませんから、放置するのはあまりいいことではありません。

4まとめ

ここでは、SNSを店舗の集客に活用する方法やメリットを詳しく紹介してきました。

SNSは、今後の店舗経営に必須のツールとなっていくかもしれません。特に、ミレニアル世代(1980年から1995年の間に生まれた世代)やZ世代(1996年から2015年の間に生まれた世代)が消費の中心となれば、その重要度はさらに高まるでしょう。

SNSでは、バズることも大切ですが、誰しもがそれを実現できるわけではありません。そのため、多くのケースにおいて最も重要なのは、地道な情報発信を継続することです。最初は反響が少なく不安になることもあるかもしれませんが、工夫した発信を続けることができれば、必ず反響は増えていきます。

このコラムを読んで、SNSの必要性を感じたら、ぜひ導入を検討してみてください。お店に合ったSNSツールを見つけて、楽しんで投稿しましょう。

2021年12月

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