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飲食店の集客方法とは? ツールとアイデアを紹介

飲食店の経営を安定させるためには、ひとりでも多くのお客様に来てもらうための集客活動が欠かせません。まず、自分のお店を知って来店してもらう「新規顧客の開拓」と、一度来てもらったお客様に二度三度と来店いただくための「リピーターの獲得」のどちらにも力を入れる必要があります。

以前は、看板やチラシなどのアナログな手段がメインでしたが、現在はインターネットを駆使した集客が盛んに行われており、集客手段は多様化しています。そこで、このコラムでは、飲食店の集客に活用できるツールと、アイデアを詳しく解説していきます。

1飲食店の集客ツールとは

まずは、飲食店の集客に有効なツールの紹介です。インターネットを利用する手段が増えていますが、アナログなツールの効果も侮れません。

1-1.看板

お店の名前が書かれた看板は、集客の基本といえるでしょう。看板に加えて、メニューを設置したり、ウェルカムボードに料理の内容や価格を掲示すると、よりお店のことがわかりやすくなり、お客様も入店しやすくなります。

店舗が人目につく立地であれば、目立つ看板を設置することで、通りすがりの人の記憶に残りやすくなります。食事するお店を探しているときにふと思い出して、来店されるお客様もいることでしょう。また、会社のランチタイムや飲み会需要を狙っているお店では、目立つ看板を設置して、知ってもらうことも大切です。アナログですが、侮れない手段です。

1-2.チラシ・広告

チラシの配布も定番の集客ツールです。こちらもアナログな手法ですが、インターネットを利用した広告や集客方法が増えた現在も、チラシは費用対効果の高い宣伝手段として利用されています。

チラシには、店頭や街頭で配布する方法と、直接ポスティングする方法があります。また、家庭に配達される新聞の折込チラシに広告として掲載する方法もあり、似たものとして、地域誌やフリーペーパーへの広告掲載もあります。

1-3.グルメサイト

飲食店情報ばかりを掲載した「グルメサイト」も活用できます。ここに、メニューや宴会プランを掲載したり、店内の写真を掲載したりしておくことで、初めてのお客様でも来店しやすくなります。

グルメサイトには、ユーザーが地域や予算からお店を探す「ガイド型」と、ユーザーの口コミ投稿がベースになる「クチコミ型」の2種類があります。ガイド型は掲載料を支払って掲載してもらうシステムで、掲載する意志がなければ掲載されません。ところがクチコミ型は、お店の意志とは関係なく口コミ投稿が寄せられます。最近は、一定の料金を支払うことで公式情報を掲載できるクチコミ型グルメサイトも登場し、ガイド型とクチコミ型の垣根は曖昧になりつつあります。

なお、クチコミ型のグルメサイトには、その特性上、誤った情報やいわれのない口コミが掲載されることもあります。必要に応じて料金を支払って公式情報を掲載したり、口コミの削除依頼を出すなど、上手に付き合っていく必要があります。

1-4.SNS

ツイッター(Twitter)やインスタグラム(Instagram)、フェイスブック(Facebook)などのSNSを、集客のために活用する飲食店が増えています。例えば、いわゆる「映える(ばえる)」メニューを開発してSNSで話題にすることで、まだ来店したことのないお客様にお店を知ってもらえるきっかけになります。

既存客へ向けて活用する方法もあります。SNSをフォローしたら割引や1品サービスなどの特典をつけ、SNSで日替わりメニューを投稿してお知らせしたり、割引キャンペーンを用意するといった使い方をすれば、リピーターの獲得につながるでしょう。

SNSによる集客は、時間と労力がかかり、工夫も必要ですが、お金はかかりません。そのため、集客のために使える広告宣伝費が限られているお店でも始めやすいメリットがあります。

2今すぐ実践できる飲食店の集客アイデア

ここからは、今日から実践できる飲食店の集客アイデアを紹介します。どれも、無料もしくは低予算で始められて、その効果にも期待できます。

2-1.ローカルSEO対策をして新規顧客に見つけてもらおう

ローカルSEOとは、Googleなどの検索エンジンの検索結果画面や、Googleマップ上に、自分のお店が表示されるように対策を行うことです。元々は、自分のお店のホームページに対策を施す必要があり、専門知識が必要でした。

しかし現在は、「Googleビジネスプロフィール(旧Googleマイビジネス)」が登場したことで、専門知識がなくてもローカルSEO対策が可能です。Googleビジネスプロフィールに登録し、お店の名前や営業時間、連絡先などを入力していくだけで完成し、操作も簡単です。

Googleビジネスプロフィールにお店の情報を登録すると、例えば「新宿 イタリアン」や「三鷹 とんかつ ランチ」といったキーワードで検索した人に対して、お店の情報を表示することができます。そのため、食事の予定があって事前にお店を探している人や、今まさに外出先で食事ができるお店を探している人に見てもらえるため、非常に効率よくアプローチできるメリットがあります。

なお、Googleビジネスプロフィールは、お客様の口コミを集めたり、ウェブ予約をできるようにしたりといったことも可能です。利用は無料なので、大いに活用しましょう。

出典:Googleビジネスプロフィール

2-2.ウェルカムボードを置いてお店に入りやすくしよう

看板だけではお店の様子がわからず、入店してもらえないことがあります。そんなときは、ウェルカムボードを設置しましょう。ウェルカムボードとは、店頭に置く黒板のようなもの。ここに、ランチメニューやおすすめの旬のメニューなどを価格と共に掲載することで、どのようなお店か伝えることができます。

また、常設の看板とは違って内容を自由に変えられるため、例えば「コーヒー1杯でも歓迎します」とか、「本日お席ご用意できます」といった言葉を添えることで、お客様はグッと入りやすくなるでしょう。

なお、ウェルカムボードは、2階以上の高層階にあって外から様子が見えないお店にも大変有効です。ウェルカムボードに店内の写真を張り出してもよいでしょう。初めてのお店に入るのは勇気がいるものです。お客様になった気持ちで、入りやすくする工夫をしてみましょう。

2-3.割引券・クーポン券を配布してリピーターを掴もう

新規顧客の獲得だけでなく、一度来てくれたお客様にもう一度来てもらえるための工夫も必要です。その方法としての割引券やクーポン券、スタンプカードの配布は、王道といえるものでしょう。

次回来店時に使える割引券や、満タンになると割引券になるスタンプカードが頻繁に利用されるのは、リピーターを獲得したいからです。マーケティング業界では、顧客離れを5%改善することで利益を25%改善できる「5:25の法則」という考え方があり、新規顧客を獲得するよりも、リピーターを増やすほうが効率がよいとされています。

リピーターは友人や知人をお店に連れてきてくれる可能性も高いため、リピーターが増えるほど、宣伝費をかけずに新規顧客を獲得できるようにもなるメリットもあります。

もちろん、リピーターになってもらうためには、料理がおいしかったり、お店の居心地がよかったりすることがまず必要です。その上で、割引券やクーポン券を用意し、2度3度と足を運んでもらう理由を作れば、リピーターは確実に増えていくことでしょう。

3まとめ

飲食店が集客に利用できるアナログ&デジタルツールと、今すぐに低予算で実践できる集客のアイデアを紹介してきました。

ここで紹介したツールやアイデアは、ごく基本的なものです。予算を確保できる場合は、インターネットに有料広告を掲載したり、地域誌や旅行雑誌とタイアップをしたりすることもできるでしょう。

また、SNSでハッシュタグを使ったキャンペーンを行ったり、お店のLINEアカウントをお友達登録することで割引券を進呈するなどの方法も登場しています。アイデア次第でさまざまな集客方法があるので、ぜひこのコラムに書かれていることをきっかけに、自分のお店にあった集客方法を見つけてみてください。

2022年3月

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