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【売上アップ】安定した店舗運営に欠かせない売上情報の分析とは?

お店の経営を安定させ、長く営業していくためには、売上を伸ばすことが大切です。また、売上が伸び悩んでいるときは、原因を把握して適切に対策することも重要になります。

そのために重要なのが、お店の経営状況を把握することです。売上と支出を把握することはもちろん、客単価や購買率などをデータ化して確認することで、お店の強みや、苦手としている部分が見えてきます。

そこでこのコラムでは、売上アップのための分析の必要性や、売上分析の進め方を解説するとともに、売上アップのためのヒントを紹介していきます。

1売上アップには売上情報の分析が不可欠

お店にとって、売上アップは大変重要な経営目標です。売上をアップするためには、販売情報を正確に分析し、お店の経営現状を正しく把握することが大切になります。そのためには、できるだけ粒度の細かい販売実績のデータを用意する必要があるでしょう。

もし、経営に関して勘に頼っている部分が多いのであれば、これを機会に正確なデータの収集を行うことをおすすめします。効率がよい方法は、データを収集できる「POSレジ」や「タブレット型レジ」などを利用することでしょう。こうしたレジを用いることで、総売上や粗利、客単価などが自動でデータ化でき、精度の高い経営分析に役立ちます。

2売上分析の進め方

売上分析は、どのような流れで進めるのでしょうか。ここでは、3つのステップに分けて紹介します。

2-1.まずは売上データを収集する

データは、細分化して収集することが大切です。まず収集したいのは、「来店数・購入者数・売上総額」で、ここから「購買率」と「客単価」を求められます。

来店数は、市販の来店カウンターを使って計測可能です。購入者数と売上総額は、データ集計機能のあるレジを利用します。

売上総額だけでなく、粗利益や営業利益を求めるために、商品の「原価」や、人件費や家賃などの「固定費」、広告費や消耗品費などの「流動費」も調べましょう。こちらは、すでに掛かっている経費を書き出していく作業になります。

また、お客様のお名前や連絡先を管理しているお店では、リピーター分析も可能です。リピーターを増やすことは売上アップのための非常に重要な要素なので、データ収集のために会員証を付与する検討をしてもよいかもしれません。

2-2.売上データを可視化できるように加工する

収集したデータは、分析をスムーズに行えるよう、見やすく加工していきます。加工の方法はいくつかありますが、よく使われるのは「Excel」などの表計算ソフトです。導入のハードルが低いですし、基本的な計算だけでなく、統計やデータ分布、2つ以上のデータの相関関係などを整理することもできます。

高度なデータ収集・分析機能を備えたPOSレジや、タブレット型レジでは、元からデータをグラフ形式などに加工して表示してくれる製品もあります。こうしたレジを導入すれば、表計算ソフト上で加工する手間が省けるため、その分、分析に時間を割けるでしょう。

2-3.売上データを分析する

売上データを可視化できるように加工したら、データを分析します。代表的なデータ分析方法をいくつか紹介しましょう。

購買率は、「購入者数÷来客数」で求めることができます。購買率が低い場合、置いている商品とお客様のニーズが合っていなかったり、お店が買い物しづらい雰囲気だったりする可能性が考えられます。また、客単価は「売上総額÷購入者数」で求めることができ、こちらも重要な指標です。

売上総額が十分あるのに、営業利益が少ない場合は、固定費や人件費とのバランスが取れていません。粗利益も合わせて求めると、原価と売上の関係も見えてきます。薄利多売の商売であれば狙い通りですが、そうでない場合は、経費が高すぎるか、商品を安く売りすぎているかのどちらかです。

リピーター分析は、来店客の何割がリピーターを求め、リピーターとそうでないお客様の客単価の違いなども分析します。また、リピーターをリピート頻度ごとにグループ分けして分析する方法もあります。特別なお得意様への優待などの施策を行うときに有効な分析です。

3お店の売上をアップさせる施策のヒント

売上データの分析ができたら、売上アップの施策を行いましょう。ここでは、より多くのお客様に来てもらう施策と、客単価をアップするための施策のヒントを紹介します。

3-1.来客数を増やしたい場合

来客数が少ない場合、「お店に気づいてもらえていない」、「お店に入りづらい」、「商品にニーズがない」などの原因があると考えられます。お店に気づいてもらえていない場合は、チラシのポスティングや地域紙などへの広告出稿、SNS・インターネットでのアピールなどの施策を検討しましょう。

お店に入りづらい場合、お店の看板がわかりやすく掲示されているか、外から中の様子がわかるようになっているか、ポップなどを貼りすぎてかえって入りづらくなっていないか?

などを確認しましょう。また清潔に保たれていることも重要です。

それでも来客数が増えない場合、取り扱っている商品にニーズがない可能性もあります。また、ニーズはあるものの価格が高すぎたり、地域のニーズとかみ合っていないことも考えられます。そうした場合は、可能であれば取り扱う商品を変更したり、ニーズのある地域に移転するなどの選択肢も検討する必要があるでしょう。

3-2.客単価をアップさせたい場合

客単価をアップさせたい場合は、取り扱う商品を増やしてみたり、レジの前につい手に取ってしまうような買いやすい商品を置いてみるなどの施策があります。

また、お店のレイアウトを見直して、お客様の滞在時間を伸ばす工夫も有効です。特別な工夫をしなくても買ってもらえる、売れ筋の商品は店の奥の方に配置して、手前には、季節物の商品や新しい商品、セール商品などを置くなどの工夫をするとよいでしょう。

4まとめ

ここでは、売上アップのために、売上分析が重要である理由、分析の進め方、そして売上アップのための施策のヒントを紹介してきました。

詳細な売上分析をしていなくても、とくに問題なく経営できていれば、売上分析は差し迫った課題にはならないでしょう。しかし、普段から売上分析をしておくことで、万が一経営が傾いた場合、原因を客観的に突き止めることが簡単になります。また、経営上の異変にも早くから気づけるようになるでしょう。

データ収集をもっとも簡単に行う方法は、対応したレジを導入することです。以前は高価なレジが必要でしたが、近年はタブレット型レジを中心に、手の届きやすい製品が増えたため、個人運営の店舗でも導入しやすくなりました。将来的なDX(デジタルトランスフォーメーション)の入口ともなるものなので、ぜひ、導入を検討したいところです。

5カシオの「EZネットレジ」は売上分析に貢献します

カシオの「EZネットレジ」は、高度な売上分析に大活躍するタブレット型レジです。

従来は高価なPOSレジが必要だった、総売上、純売上、粗利益や客単価などのデータ収集がリアルタイムに行える上、集計したデータは、管理用のパソコンから閲覧・分析が可能です。さらに、データはCSV形式で出力できるため、Excelなどの表計算ソフトを用いて、オリジナルの分析に役立てるのも簡単です。

また、カシオでは365日対応の電話サポートを行っているため、操作がわからなかったり、営業中にトラブルが起きてしまった際も安心感が違います。

こちらのページでは、EZネットレジについて詳しく紹介していますので、是非ご覧ください。

EZネットレジ

2022年3月

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