店舗運営応援コラム
タブレット型レジで、レジ周りをスッキリさせて店内をオシャレに
従来のレジよりコンパクトで、置く場所を選ばないのがタブレット型レジです。現金を格納するドロアやレシート印刷用のプリンターとは別体になっているため、それぞれ別の場所に設置することもできて、設置の自由度も大幅に上がっています。
その特性を活かせば、レジカウンターを小さくするなど、従来型のレジでは実現できなかった店内の配置やデザインが可能になります。今までのレジからの置き換えなら、レジ周りがスッキリして、お店をよりオシャレに演出することも可能です。
ここでは、タブレット型レジのメリットと、タブレット型レジによってレジ周りがスッキリすることのメリットを詳しく紹介していきましょう。
1タブレット型レジとは？
まずは、タブレット型レジとはどのようなものなのかを、詳しくみていきましょう。
1-1.タブレット端末を使用する高機能な新世代型レジ
タブレット型レジとは、タブレットをレジ端末として用いる、比較的新しいタイプのレジです。
使用するタブレット型端末は、レジ専用に開発されているものや、市販のタブレットに専用アプリを入れて使うものがありますが、どちらもタブレット端末や、スマートフォンの操作に慣れていれば、スムーズに使えるのが特長です。
また、従来型のレジになかった機能を利用できる製品も多くなっています。たとえば、売上管理や商品管理など、以前であれば高価なPOSレジが必要だったことができるため、小規模な個人店でも高度な売上分析が可能になっています。
1-2.ドロアやレシート用プリンターは別体になっている
タブレット型レジは、タブレット単体で機能するようにデザインされています。この点は、現金を格納するドロアや、レシート用のプリンターと一体型になっている従来型レジと、大きく違う点です。
別売りになっているため、それぞれを別々の場所に設置することもできます。多いのは、レジカウンターの上にはタブレット型レジのみを置いて、ドロアとプリンターをレジの下に隠し、キャシュレス決済用端末も、使うときのみ取り出す方法です。
この方法だと、カウンターの上はタブレットのみとなるため、見た目がスッキリし、掃除もしやすくなります。また、お客様から現金を格納するドロアが見えなくなるため、防犯上も有利です。
2タブレット型レジのよいところとは？
次に、タブレット型レジを導入することでのメリットをみていきます。
2-1.画面が見やすい
タブレット型レジの本体はタブレット端末です。従来型レジやスマートフォンより大きい、9インチや10インチなどのタッチパネルなので、見やすく、入力もしやすいことは大きなメリットになっています。
リアルタイムでの売上状況や、商品管理など、さまざまな機能が盛り込まれている製品でも、画面が大きいため見やすく、有効に活用することができるはずです。
2-2.操作が覚えやすい
普段からタブレット端末や、スマートフォンの操作に慣れている人なら、タッチパネルで操作できるタブレット型レジは使いやすいでしょう。キーの割り当てなどを覚えないと操作につまずいてしまう従来型レジよりも、スムーズに操作できるはずです。
そのため、使い方を覚えるためのトレーニングの時間も最小限で済みますし、操作がわからなくなったときに、操作マニュアルを開く回数も、従来型レジに比べて少なくなるでしょう。
2-3.レジ周りをスッキリさせられる
タブレット型レジはコンパクトなので、レジ周りがスッキリします。大きなレジをお客様から見える場所に置いておく必要がなく、タブレットのデザインもシンプルなことが多いため、どんな雰囲気のお店にもなじむでしょう。
また、現金を格納するドロアやレシート用のプリンター、キャッシュレス決済用の端末は別体になっているので、お客様から見えない場所に隠して設置できます。さらに、タブレットにはバッテリーが内蔵されていて、常に電源に繋いでおく必要もないため、移動して使ったり、必要なときだけ取り出して使ったりすることもできます。
3レジ周りをスッキリさせるメリット
タブレット型レジを導入して、レジ周りをスッキリさせることには、どのようなメリットがあるのでしょうか。
3-1.本体がコンパクトでお店の雰囲気を壊さない
お客様の居心地のよさが付加価値になる、カフェやレストラン、ネイルサロンなどでは、日常から離れた居心地のよい空間を作るために、内装を上手にまとめる必要があります。そんなとき、現実的なレジ端末が目立つ場所に鎮座するようだと、せっかくの空間が壊れてしまうかもしれません。
レジ周りは、入ってすぐに目につきやすく、外からでも見えやすい場所です。そのために、お店の奥にレジカウンターを設置しているお店も少なくないでしょう。しかし、タブレット型レジであれば、たとえお店の入り口付近にレジカウンターを設置しても、お店の雰囲気を損なうことがありません。
3-2.今までにないオシャレなインテリアに挑戦できる
従来型レジは、クリーム色やブラックの大きなものが普通でした。そのため、お店の中での存在感が大きく、せっかくオシャレなインテリアにしても、レジ周りだけは統一感がもたせられない…ということがあったはずです。
しかし、タブレット型レジなら、ドロアやプリンターを隠しておくことができますし、本体ですら必要なときに取り出せば済みます。レジカウンターをとてもコンパクトにしたり、今までできなかったデザインも可能になるはずです。スタイリッシュであることが大切な、アパレルのショップやヘアーサロンなどでは、そのメリットは非常に大きなものになるでしょう。
3-3.掃除がしやすく清潔に保ちやすくなる
タブレット型レジの場合、本体は自由に移動できます。現金を格納するドロアや、レシートを印刷するためのプリンター、キャッシュレス決済端末をカウンター下などに設置すれば、レジカウンターにはタブレット以外に置くものがなくなります。
そうすることで、掃除がしやすくなります。タブレットスタンドと充電スタンドを兼ねたクレードルなどが必要なケースもありますが、それも従来型レジと比べれば小さく軽量で、簡単に移動することができます。
据置きで使う従来型レジは、レジと壁の隙間にデッドスペースができて掃除がしづらかったり、レジ下の隙間にホコリやゴミが溜まってしまうことがありました。また、レジ本体のキーの隙間にもゴミが溜まりやすいですが、タブレット型レジはそうしたことがありません。
清潔さはお店の印象を大きく左右します。清潔に保ちやすいことは、掃除の手間が少なくなることでもありますから、大きなメリットといえるでしょう。
4まとめ
タブレット型レジは、従来型のレジより大幅にコンパクトで、店内がスッキリする効果があります。インテリアの自由度が高くなりますし、ドロアを隠して設置できるため、防犯上も有利です。
それでいて、タッチパネルによる操作は使いやすく、慣れていない人でも直感的に扱うことができます。高度な売上分析が可能な製品も多くなっており、その点もメリットといえるでしょう。
レジの買い替えを検討しているお店なら、次はタブレットレジも候補として検討されてみてはいかがでしょうか。
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高度な売上分析も可能で、集計したデータは管理用のパソコン端末などから分析できます。従来型レジでは、レジのキーを打ちながらひとつひとつ行っていた、商品名や価格などのマスターデータの設定も、パソコンからできるためスピーディーです。
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