1. HOME
  2. 店舗運営応援コラム
  3. キャッシュレスを活用してお悩み解決!
  4. キャッシュレス決済導入で時間短縮効果が得られる4つのこと

店舗運営応援コラム

このページをシェア
このエントリーをはてなブックマークに追加

キャッシュレス決済導入で時間短縮効果が得られる4つのこと

日本のキャッシュレス決済比率は年々上昇しています。もともと利用率の高かったクレジットカードや電子マネーに加え、非接触決済に対応していないスマートフォンでも利用できるQRコード決済の登場もあり、今後、利用者は一層増えて行くものと考えられています。

キャッシュレス決済は、その利便性もさることながら、お客様の支払いにかかる時間が短くなったり、店舗側の作業時間の削減につながるメリットがあります。そのため、お客様の利便性向上もさることながら、業務効率化の一環としてキャッシュレス決済を導入する店舗も増えています。

このコラムでは、キャッシュレス決済導入で時間短縮効果が得られる4つのことについて詳しく紹介します。

1日本のキャッシュレス決済の現状

日本のキャッシュレス決済比率は、2021年に32.5%となりました。2011年のキャッシュレス決済の利用率は14.1%でしたから、10年で実に2.3倍の利用比率になったことがわかります。

経済産業省は、2025年までにキャッシュレス決済比率を40%に引き上げることを目標に掲げ、様々な取り組みを行ってきました。2019年から実施された「キャッシュレス・消費者還元事業」もそのひとつで、利用率の向上に一定の効果を発揮しました。

日本のキャッシュレス決済の利用率は、諸外国に比べると一歩後れを取っています。しかし、日本のキャッシュレス決済比率の将来的な目標が世界最高水準の80%であることや、今後、諸外国のキャッシュレス決済が一層進むであろうことを考えると、日本のキャッシュレス決済比率はさらに高くなると予想されます。

参考:2021年のキャッシュレス決済比率|経済産業省

2キャッシュレス決済導入で得られる4つの時間短縮効果

キャッシュレス決済の導入は、店舗側にとってどのような時間短縮効果があるか、4つのメリットを紹介します。

2-1.お会計にかかる時間を最大1/3に短縮できる

キャッシュレス決済を導入することで、レジでの支払いにかかる時間を大幅に削減できます。

2019年にクレジットカード大手「JCB」が行った実証実験によると、現金での支払いが28秒かかるのに対し、QRコード決済が17秒、クレジットカード(サインレス)が12秒、電子マネー(QUICPay)は8秒で決済が完了しました。電子マネーを使用すると支払いにかかる時間は約1/3となり、クレジットカード(サインレス)でも半分以下になることがわかります。

さらに、上記の実験結果を元に試算すると、1日にレジ業務にかかっていた時間を、1店舗当たり約4時間減らせる可能性があるといいます。短縮できる時間は店舗の規模や業態、来客数によって異なるものの、時間に余裕ができた分、他の業務に時間を割けるようになることは確かです。少人数で営業している店舗ほど、この恩恵を感じやすいことでしょう。

参考:決済速度に関する実証実験結果|JCB

2-2.両替のために銀行に出向く回数を減らせる

キャッシュレス決済の利用率が増えると、釣り銭のための現金を用意するために、銀行に出向く回数を減らせます。

2021年のヒアリング調査によれば、ある店舗では、キャッシュレス決済導入によって両替頻度が週3回から週1回に減ったといいます。また、両替にかかる手数料も、2万円/月から8千円/月まで削減できたといいます。

また、両替のために現金を持ち出す機会が減る上に、保管する現金も減らせるため、防犯面の安心感も増します。さらに、キャッシュレス決済のお客様は、客単価が1〜2%増えたりと、意図しない付随効果も得られました。

現金の取扱を減らすことは、手間を減らすだけでなく、経費の削減や防犯にもつながり、さらに客単価のアップにもつながることがわかります。

参考:令和3年度「キャッシュレス決済の中小店舗への 更なる普及促進に向けた環境整備検討会」 第3回検討会 事務局説明資料|経済産業省

2-3.レジ締め時間を短縮できる

キャッシュレス決済は、支払いや両替のほかにレジ締めにかかる時間の短縮も可能です。現金のやり取りをしないので、違算金を確認する時間が不要になります。

経済産業省の調査によると、レジ締めにかかる時間はレジ1台当たり25分ほどとされています。これらの作業時間を短縮できれば、他の業務に時間を割けますし、人手不足の解消にもつながるでしょう。

さらにキャッシュレス決済は、従業員のストレスも軽減できます。現金を管理する必要がなくなるため盗難リスクが減りますし、お釣りの渡し間違いなどのトラブルもまず起こりません。ヒューマンエラーを心配しなくてもよくなるため、従業員と経営者双方にメリットがあります。

参考:キャッシュレスの現状及び意義|経済産業省

2-4.会計業務にかかる時間と費用を減らせる

キャッシュレス決済は、決済のための端末を導入して行います。その際、タブレット型レジなどの売上データを集計できるレジを導入することで、経理業務にかかる時間を大幅に減らせる可能性があります。

具体的には、会計システムの併用が必要です。キャッシュレス決済端末や、タブレット型レジなどから出力したデータを、会計システムに取り込むことで、売上伝票入力や確定申告書類作成、給料明細作成などにかかる時間を大幅に削減できます。

経済産業省は、キャッシュレス決済と会計システムの併用で経理作業を大幅に効率化したケースを報告しています。もっとも効率化できたケースでは、今まで従業員が行っていた伝票入力・勘定項目登録作業や給料明細作成を、キャッシュレス決済と会計システムの併用で完全に自動化し、かかっていた時間をゼロにしました。

それに付随し、税理士への支払金額も85%削減できたといいます。これは、今まで税理士に依頼していた業務を店舗側で行えるようになるためで、依頼費用の70万円を10万円まで抑えられたケースもあります。キャッシュレス決済をうまく活用すれば、時間的にも経済的にもプラスの効果を得られることがわかります。

参考:令和3年度「キャッシュレス決済の中小店舗への 更なる普及促進に向けた環境整備検討会」 第3回検討会 事務局説明資料|経済産業省

3まとめ|キャッシュレス決済は大きな時間短縮効果をもたらす

キャッシュレス決済の導入により、大きな時間短縮効果が得られます。代表的なのはレジ業務で、支払いや両替、レジ締めなど、レジに関する主な業務をスピーディーに進められるようになるでしょう。

さらに、キャッシュレス決済と会計システムを併用することで、経理業務の時間を大幅に短縮できます。具体的には、売上伝票入力や給料明細作成、確定申告書類の作成など、従業員が時間をかけて行ってきた業務を自動化できる可能性があります。

時間短縮効果が得られることは、少人数で経営している店舗にとっても大きなメリットとなります。業務効率化の観点からも、キャッシュレス決済導入を検討してみてはいかがでしょうか。

4キャッシュレス決済導入にはカシオの「ブルレジ」「EZネットレジ」がおすすめ

キャッシュレス決済導入には、カシオの「ブルレジ」やタブレット型レジの「EZネットレジ」がおすすめです。

どちらもクレジット、電子マネー、QRコード決済とすべてのキャッシュレス決済にしっかり対応しています。そしてキャッシュレス決済端末とレジの連動により金額の「2度打ち」は不要です。

ブルレジでは、専用アプリ「CASIO ECR+」を使うことで、売上データの確認や業務日誌の作成が可能になります。さらに、有料サービスの「CASIO ECR+Premium」にアップデートすれば、時間帯ごとの売上傾向や担当者ごとの売上といった、より本格的なデータ分析も可能です。

EZネットレジでは、リアルタイムで売上状況が確認できるほか、集計したデータはインターネットを介してパソコンから閲覧・分析が可能です。商品名や価格などのマスターデータの設定・管理もパソコンからできるため、商品登録にかかる時間も短縮できます。

また、保守やサポートも充実しています。トラブルが起きたときは、365日(9:00~22:00)対応のコールセンターに相談できるため、操作がわからなかったり、万が一トラブルのた際も安心です。

こちらのページでは、カシオのキャッシュレス決済サービスについて詳しく紹介していますので、ぜひ参考にしてください。

キャッシュレス決済について詳しくはこちら

2022年9月

このページをシェア
このエントリーをはてなブックマークに追加
カシオでは、店舗運営事業様のキャッシュレス化をサポートしておりますカシオでは、店舗運営事業様のキャッシュレス化をサポートしております
市場ニーズへの対応に
キャッシュレス決済導入をご検討ください

カシオのキャッシュレスサービスは、
クレジット、電子マネー、QRコード
決済へスムーズに対応。

レジと決済端末が連動し、
金額の2度打ちが不要です。

会計した金額を再度、キャッシュレス端末に入力する「金額の2度打ち」をする必要がないので、ミスのないスピーディな会計業務を実現します。

レジと決済端末が別々だと、レジと異なった金額を打ち込むことも…¥1,320¥1,230レジで打ち込んだ金額がキャッシュレス端末に連動。¥1,320レジと決済端末が別々だと、レジと異なった金額を打ち込むことも…¥1,320¥1,230レジで打ち込んだ金額がキャッシュレス端末に連動。¥1,320
  • 幅広い決済方法

    主要なクレジットカード、電子マネー、そしてQRコード決済に対応。お客様の幅広い支払いニーズにお応えします。

    幅広い決済方法
  • 衛生面でも安心

    カードをかざすだけの非接触決済に対応。現金の受け渡しなどがなく、衛生面でも安心です。

    衛生面でも安心
  • キャッシュレス端末単独での導入も可能

    クレジット決済端末単独でも便利にご利用いただけます。

    キャッシュレス端末単独での導入も可能

レジスターやキャッシュレス決済導入に関する資料を
無料でご提供しています

コラムコンテンツ