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店舗運営応援コラム

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お客様視点で考えるキャッシュレス導入のメリット・デメリット

日本社会に浸透しつつあるキャッシュレス決済。キャッシュレス決済を導入した店舗は、集客や客単価がアップしたり、レジ業務の効率化につながったりと数多くのメリットを受けられますが、お客様側にはどのようなメリットがあるのでしょうか。

この記事では、キャッシュレス導入によりお客様にもたらされるメリットとデメリットの両方を解説します。ぜひキャッシュレス導入時に参考にしてください。

1日本のキャッシュレス決済の現状

キャッシュレス後進国と呼ばれてきた日本ですが、キャッシュレス決済の利用率は着実に増えています。経済産業省の調査によると、2012年に日本のキャッシュレス決済比率は32.5%に到達しています。

2020年に行われた調査では、2019年〜2020年にかけて経済産業省が行ったキャッシュレス・消費者還元事業が終了してもキャッシュレス決済を利用したいと考えている人が、実に74.7%にのぼることがわかっています。これは、実際にキャッシュレス決済を使用した人が、その便利さやメリットを享受できたことに他なりません。

現在、国の掲げているキャッシュレス決済比率の目標は、2025年までに40%、将来的には世界最高水準の80%となっています。今後さらにキャッシュレス決済の利用者は増えていくでしょう。

参考:2021年のキャッシュレス決済比率を算出|経済産業省
参考:キャッシュレス決済に関する調査|楽天インサイト

2お客様視点で考えるキャッシュレス決済のメリット

キャッシュレス決済を利用するお客様には、どのようなメリットがあるのでしょうか。詳しく紹介します。

2-1.支払いがスムーズにできる

キャッシュレスでの支払いは、現金のやり取りがないためスムーズです。特に、スマートフォンを用いた電子マネー決済やQRコード決済は、財布を取り出す必要がなく大変スピーディーです。

小銭を探したり、お釣りを確認したりする手間もなくなる上に、現金を介してお客様と店員が接触する機会がなくなるため、衛生面でのメリットもあります。

今まで支払いにかかっていた手間と時間が減って、より効率的に買い物ができるようになることも、キャッシュレス決済の大きなメリットです。

2-2.現金を持ち歩く必要がない

キャッシュレス決済をメインで使うようになると、現金を持ち歩く必要がなくなります。

高額な買い物の際に、現金で大金を持ち歩くのは、盗難や紛失などのリスクがあり不安です。また、普段の買い物のときでも、お釣りで大量の小銭を受け取ると、財布がかさばります。

その点、キャッシュレス決済なら現金を持ち歩く必要がありません。支払いが高額になっても手持ちの現金を心配する必要がありませんし、現金を盗まれる心配もなく、安心して買い物ができるでしょう。

また最近は、個人間の送金機能がついたQRコード決済が登場しています。この機能を使うとスマホだけで割り勘ができるため、飲み会などで幹事がQRコード決済サービスで参加料を集め、そのままQRコード決済サービスで代金を支払うこともできます。現金のやりとりが不要になり、大変便利です。

2-3.ポイントが貯まってお得

キャッシュレス決済で支払うと、ポイント還元システムで支払額の0.5〜1.5%ほどのポイントが返ってくることがほとんどです。これらのポイントは現金支払いではもらえないので、ポイント分だけ得をします。

こうしたポイントは、クレジットカードやQRコード決済サービスの提供元独自のものもあれば、航空会社のマイルが貯まるものもあります。また、貯めたポイントを他のポイントに交換してコンビニなどで買い物することもできます。

ポイントに関するキャンペーンは頻繁に開催されており、還元率大幅アップ期間や、ポイントのプレゼントイベント、支払額の一部がキャッシュバックされるものもあります。これらは利用者にとって見逃せないメリットです。

2-4.お金を管理しやすくなる

キャッシュレス決済は原則として支払い履歴が残るため、アプリやwebサイトでいつでも確認できます。そのため、現金よりもお金の管理がしやすくなります。

最近は、家計簿アプリなどと連携できるキャッシュレス決済サービスもあり、こうしたものを利用すると支払い履歴が自動で入力されます。今までレシートをもとに家計簿をつけていた方は、手入力する手間やレシートの写真を撮る手間がなくなり、レシートを紛失しても記録が残るため、より正確に家計管理ができるでしょう。

お金の管理がしやすくなれば、収入・支出の状況が正確にわかり、家計費の見直しにつながります。無駄な支出を削減して必要なところに回し、効率よくお金をやりくりすれば貯蓄も増やせるかもしれません。なかなか家計簿が続かない人ほど、このメリットの恩恵を受けやすいでしょう。

3お客様視点で考えるキャッシュレス決済のデメリット

お客様から見たキャッシュレス決済のメリットを紹介してきましたが、デメリットは何があるのでしょうか。順番に見ていきましょう。

3-1.ついお金を使いすぎてしまう

キャッシュレス決済で支払うと「ついお金を使いすぎてしまう」という声をよく聞きます。

現金での支払いの場合は、財布の中身以上のお金は使えませんが、キャッシュレス決済は限度額まで支払いができます。支払いも一瞬のため、お金を使っている感覚が薄くなって、気が付いたら使いすぎていた…ということも起こり得ます。

実際、キャッシュレス決済は現金決済より客単価が向上することがわかっています。はっきりとした理由はわかっていませんが、お金を使うことへの抵抗が減るためと考えられています。こうした特性は、お店側にとってのメリットでもあります。

3-2.不正利用される危険性がある

キャッシュレス決済には、不正利用のリスクが付きまといます。中でもクレジットカードは高額支払いが可能なため、1度の不正利用で大きな損害を受けることがあります。

不正利用の手口は日々巧妙化しており、完全に防ぐのは難しい状況です。気を付けていても、クレジットカードやスマホが盗難され、個人情報や認証情報が流出し、甚大な被害を受ける可能性はあります。

ただ、これらはPCやスマートフォンのセキュリティ対策やパスワード管理をしっかり行うことで、被害を減らすことができます。また、被害事例や詐欺の手口を前もって知ることで、一定の対策ができるでしょう。

3-3.端末の故障時や災害時に利用できなくなる

スマートフォンを利用した電子マネー決済やQRコード決済は、端末の故障や通信障害で使えなくなるリスクがあります。他にも、スマートフォンの充電切れや端末の故障、店舗側の決済端末の故障で決済ができないケースも考えられます。

現状、完全にスマートフォンのみで決済を行っていて、現金をまったく持ち歩いていない人は少数派と考えられるものの、現金と違って、機器のトラブルによって支払いができなくなる可能性があります。

3-4.使いにくいと思う人もいる

QRコード決済や、スマートフォンを利用した電子マネー決済を使うためには、アプリなどの操作が必須です。アプリのインストールや初期設定から始まり、支払いのための操作を覚え、定期的なアップデートもしなければいけません。

これらの操作を難しく感じて、QRコード決済や電子マネー決済の使用に抵抗を感じる方は少なからずいます。特に高齢者の方は苦手意識を持ってしまう人が多いようで、お店のスタッフが使い方を説明することになり、接客に時間がかかってしまうケースもあります。

そういった方は、クレジットカードや、カード型の電子マネーが向いています。もし、お店側からキャッシュレス決済の利用を勧める機会があるならば、クレジットカードやカード型電子マネーをおすすめすることで、機械が苦手な方でもキャッシュレス決済を利用しやすくなるでしょう。

4まとめ

キャッシュレス決済にはデメリットもありますが、それ以上にメリットがたくさんあります。支払いがスムーズになり、大金を持ち歩く必要もなくなる上に、ポイントが付与されるため、お得に買い物ができます。

お客様側はもちろん、店舗側にもメリットをもたらす決済方法ですので、これを機にぜひ導入を検討してみてください。

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万が一トラブルが起きてしまったときには、カシオのコールセンターにご相談ください。専門スタッフが365日(9:00~22:00)対応いたします。

こちらのページでは、カシオのキャッシュレス決済端末について紹介していますので、ぜひ参考にしてください。

カシオのキャッシュレス決済

2022年9月

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