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QRコード決済に電子マネー。たくさんあるキャッシュレス決済を詳しく解説します

近年、普及が進んでいるキャッシュレス決済。従来から利用されてきたクレジットカード決済だけでなく、QRコード決済などの新たな決済手段も登場し、利用者はさまざまな決済サービスの中から自分に合ったものを選べる状況にあります。

そこでこのコラムでは、多様化したキャッシュレス決済を理解するために、まず、どのような決済方法があるか、それぞれの特長やメリットはどのようなものなのかを紹介していきます。代表的なキャッシュレス決済方法や、支払いタイミングの違いなども解説するので、最後までご覧ください。

1キャッシュレス決済の利用者は年々増加中

キャッシュレス決済の利用率は年々増加し続けています。経済産業省が2022年に行った調査によると、2021年日本のキャッシュレス決済比率は32.5%に到達しました。10年前の2011年は14.1%、5年前の2016年は20%でしたから、確実に増えていることがわかります。

キャッシュレス決済の普及に伴って、決済方法も豊富になりました。以前はクレジットカードが主流でしたが、現在は電子マネーやQRコード決済なども広く利用されています。

とりわけQRコード決済は、2010年台後半に登場したにもかかわらず、利用のハードルの低さや、独自の割引クーポンなどで急速に利用者を増やしています。

出典:2021年のキャッシュレス決済比率|経済産業省

2代表的な3つのキャッシュレス決済方法

代表的なキャッシュレス決済方法は「クレジットカード決済」「電子マネー決済」「QRコード・バーコード決済」の3種類です。それぞれの特長を紹介します。

2-1.クレジットカード決済

もっとも歴史が長く、なじみもあるのが「クレジットカード決済」です。「後払い(ポストペイ方式)」方式で、その場で現金の支払いはせずに商品やサービスを受け取り、後日代金が請求されます。

クレジットカードには利用限度額が決められており、限度額はクレジットカード会社が利用者の支払能力を審査して決定します。そのため、利用者ごとに限度額が異なります。限度額の範囲であれば、一括払いや分割払い、ボーナス払い、リボ払いなどを自由に選べるため、利用者の状況に合わせた支払いができます。

以前の日本では、高額の買い物をする場合にクレジットカード決済が用いられていましたが、近年はスーパーやコンビニなど少額の買い物での利用も増えたほか、コンタクトレス決済(タッチ決済)によって、電子マネーに近い感覚で利用できるようになりました。

また、インターネットショッピングでは欠かせない支払い方法となっており、電気・ガスなどの公共料金や、年金などの支払いに対応している自治体もあるなど、利用の幅が広がっています。

クレジットカードは、海外での支払いにも欠かせません。国内外問わず利用できる店舗が多く、世界中で老若男女問わず幅広く使われている決済手段です。

2-2.電子マネー決済

SuicaやQUICPay、WAONなどに代表される電子マネー決済は、カードタイプのものが一般的ですが、スマートフォンを利用するタイプも存在します。

どちらも決済端末(ICカードリーダー)にかざすだけで支払いが完了するので、カードを差し込んだり暗証番号を入力したりといった手間がありません。特に、スマートフォンを利用するタイプであれば、財布を出したりアプリを立ち上げたりといった手間がなく便利です。

電子マネーは、大きく3つに分類されます。Suica(スイカ)やPASMO(パスモ)、ICOCA(イコカ)など、全国の鉄道会社などが発行しているタイプは、一般的に「交通系」と呼ばれます。電車はもちろん、バスやタクシー、自販機やコンビニなどでも使用でき、利用範囲の広さが魅力です。

大手スーパーなどが発行するものは「流通系」と呼ばれます。WAON(ワオン)やnanaco(ナナコ)、楽天Edy(エディ)などが代表的です。発行元のスーパーマーケットやコンビニで買い物をすると、ポイント付与率などに優遇があり、そのポイントは次の支払いにも利用できます。現金よりもお得に買い物できることが多く、生活に密着した電子マネーといえます。

もうひとつが、iDやQUICPayなどのクレジットカード会社が発行しているタイプです。これらはクレジットカードに付帯するかたちで普及しましたが、現在ではプリペイドカードのように使えるタイプも登場しています。

電子マネーには、後払い(ポストペイ方式)、前払い(プリペイド方式)、即時払い(リアルタイムペイ方式)の3つの支払い方式があります。さらに、1つの支払い方法に対応する電子マネーもあれば、3種類全てに対応しているものもあります。

一般的に、クレジットカードより利用できる上限額は低くなっていますが、カードやスマートフォンをかざすだけで支払いが完了するため非常にスピーディーです。少額の支払いを素早く済ませたいときに便利な決済方法といえるでしょう。

2-3.QRコード決済

「QRコード決済」は、近年新たに登場し人気を集めている決済方法です。スマートフォンに専用アプリをインストールして利用します。

QRコード決済には2つの方法があります。ひとつは店舗が表示したコードをお客様が読み取る「ユーザースキャン方式」、もうひとつは、お客様が表示したコードを店舗側が読み取る「ストアスキャン方式」です。

支払い方法は、銀行口座やクレジットカード、キャリア決済、コンビニATMなどであらかじめチャージして使用する前払い(プリペイド方式)が一般的です。その他に、クレジットカードを登録することで後払い(ポストペイ方式)にできるサービスもあります。

現在、QRコード・バーコード決済にはさまざまなサービスが登場しています。代表的なものとして、PayPay(ペイペイ)、楽天ペイ、LINEPay、auPay、メルペイ、d払いなどがあります。

QRコード決済は店舗への導入費用が比較的安く、また、利用者に向けたさまざまな割引クーポンを配布するなどしたことで利用者を急拡大してきました。今後もさらに利用者は増えていくものと考えられます。

3キャッシュレス決済の支払いタイミング

キャッシュレス決済の支払い方法には、「後払い(ポストペイ方式)」「前払い(プリペイド方式)」「即時払い(リアルタイム方式)」の3つがあります。それぞれの特長やメリットを紹介します。

3-1.後払い(ポストペイ方式)

後払い(ポストペイ方式)は、もっとも歴史の長い支払い方法です。昔ながらのクレジットカードの支払い方法で、利用した代金は後日請求されます。

後払い(ポストペイ方式)のメリットは、支払時の手間の少なさです。前払い方式や即時払い方式のように残高を気にすることなく、スマートに買い物ができます。そのかわり、クレジットカードなどの発行時には、利用者の支払い能力の審査が行われます。

一括払いだけでなく、都合にあわせて分割払いやボーナス払い、リボ払いなども利用できることもメリットといえるでしょう。

3-2.前払い(プリペイド方式)

前払い(プリペイド方式)とは、事前に電子マネーやQRコード決済サービスに現金をチャージしておいて、その範囲内で支払いを行う方法です。Suica(スイカ)やPASMO(パスモ)などの交通系電子マネーや、QRコード決済サービスに採用されています。

前払い(プリペイド方式)のメリットは、使いすぎを防げることです。チャージ金額以上は使用できないため、予想外に使ってしまう心配はありません。また、クレジットカードのように与信の審査がないため、クレジットカードの審査に通らなかった人や、未成年者でも所持できます。

使用するのに都度チャージするのは手間ですが、使いすぎが心配な人には安心感のある決済方法といえます。チャージの手間を省きたい場合は、クレジットカードなどと連携することで、オートチャージできるサービスもあります。

3-3.即時払い(リアルタイムペイ方式)

即時払い(リアルタイムペイ方式)のキャッシュレス決済は、利用した直後に銀行からお金が自動で引き落とされる仕組みです。主に銀聯(ぎんれん)カードなどのデビットカードで使われてきた方法ですが、最近では一部のQRコード決済サービスにも導入されています。

即時払い(リアルタイムペイ方式)のメリットは、使用するにあたって事前審査やチャージなどの手間がないことです。ただ、他の決済方法よりもポイント還元率が低く、支払い方法も一括払いのみといったデメリットもあります。

4まとめ

現在のキャッシュレス決済は、昔と比べて決済方法が多様化しています。それぞれに特長やメリットがあり、支払い方法も、後払い(ポストペイ方式)・前払い(プリペイド方式)・即時払い(リアルタイム方式)とさまざまなので、自分に合ったものを選べば大変便利に使えます。

キャッシュレス決済は今後より一層の普及が見込まれます。お客様からのニーズも高まることが予想されますので、各キャッシュレス決済の特長やメリットをしっかりとおさえ、お店に訪れるお客様にあったものを導入するとよいでしょう。

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2022年10月

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