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店舗運営応援コラム

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店舗経営と店舗運営の違いを把握して、課題の解決やマネジメントに役立てよう

一見、同じように見える「店舗経営」と「店舗運営」ですが、じつは目的が違うことをご存知でしょうか。そこでこのコラムでは、店舗経営と店舗運営の違いを紹介します。

また店舗経営や店舗運営のポイント、抱えている課題についても触れていきます。店舗をうまく経営、運営し続けていくコツをつかみ、マネジメントに役立てましょう。

1店舗経営と店舗運営の違いとは?

まずは「店舗経営」と「店舗運営」の違いを正しく理解しましょう。

1-1.店舗「経営」は収益化のための仕組みをつくること

言葉どおり、店舗を経営し収益を上げることを店舗経営といいます。具体的には、店舗のコンセプトを考えたり、事業計画書を作成したり、資金調達を行ったりすることを指します。つまり、収益化のための仕組みづくりが店舗経営です。

1-2.店舗「運営」は店舗をうまく機能させること

飲食店や小売店、サービス店において売上や在庫、仕入れを管理したり、店内のレイアウトを整えたりすることを店舗運営といいます。店舗経営が店舗の収益化を目的にしている一方で、店舗がうまく機能することを目的にしているのが店舗運営です。

2店舗経営のポイント

収益化のための仕組み作りを目的とする店舗経営。そのポイントから見ていきましょう。

2-1.まずは店舗経営のノウハウをつかもう

店舗の経営者は、なるべくたくさんのお客さんに来店して欲しい、と考えることでしょう。しかし、具体的なターゲットが決まっていないと経営方針に一貫性が持たせられなくなってしまいます。また、何かしらのオリジナリティのある店でなければ、客足はなかなか増えないはずです。

まずは、ターゲットを明確にすることが肝要です。具体的には、さまざまな顧客の集まりである市場を地理的要因(地域など)、心理的要因(消費者のライフスタイルなど)、社会的要因(年齢や性別など)によって区分し、アプローチすべき顧客を抽出します。そして近隣の競合店を調査し、市場における自分の店の位置付けを客観的にとらえておきましょう。自分の店の強みを把握することで、ターゲットにアプローチするための施策を考えやすくなります。

また、店舗経営をはじめる前には店舗のコンセプトを練り、事業計画書を作成しておくことも大切です。特に事業計画書は、店舗経営のための資金を調達する際に金融機関に提出しなければならないことがあります。そのため事業計画書には、何を誰にどのように提供し、どれくらい売上を上げるつもりでいるかを詳しく記載しておきましょう。

2-2.店舗をうまく経営し続けるには?

店舗をうまく経営し続けるには、いくつかポイントがあります。1つ目は、リピーターの獲得を目指すことです。リピーターが増えると収益が安定し、店舗を長く経営し続けられるようになるからです。

では、リピーターを獲得するにはどうすればよいのでしょうか。まずは売上データから、顧客の動向をチェックしましょう。それには商品別や客層別、時間帯別のデータを集計・分析できる機能を備えたレジを利用するのがおすすめです。商品別の売上や時間帯別の稼働状況がわかれば、例えば既存商品の価格設定を見直すきっかけになりますし、人員の配置や接客の仕方を工夫しやすくなります。

その結果、顧客のニーズを満たす商品やサービスを提供できるようになり、リピーターの獲得につながるでしょう。

2つ目は業務を効率化し、経費の削減につとめることです。店舗経営では日々さまざまな業務が発生しますが、それらを効率よくこなしていければ、タスク(課された仕事のこと)が減り、そのぶんの時間をほかの業務にあてられるでしょう。

また店舗経営の業務を担う人員の削減もでき、結果として人件費のカットにもつながります。そのほか、電気代や保険料の見直しを行うのも一手です。

3店舗運営のポイント

店舗をうまく機能させるには、細かな実務の積み重ねが大切です。店舗運営の課題や解決のコツなどのポイントを見ていきます。

3-1.円滑な店舗運営を妨げる課題を知り、解決しよう

まずは、円滑な店舗運営を妨げかねない2つの課題を知りましょう。

1つ目は業務量の多さです。店舗の業務は多岐にわたります。開店の準備に始まり、お客様の接客や商品の陳列、補充などの業務があります。ほかにも売上や在庫の管理、閉店後のレジ締め、スタッフのシフト調整なども行わなければなりません。

さらに、売上アップにつながる施策を考えたり、日報や月報を作成したりする必要もあります。このように店舗運営の業務量は非常に膨大なため、1つ1つの作業に十分な時間が割けず、その結果、思わぬミスが発生してしまうことがあります。

2つ目は、人手不足です。昨今では、どの業種においても人手不足が問題になっていますが、特に飲食店や小売店、サービス店における人手不足は深刻です。

人手不足が常態化すると、スタッフの病気などによる急なシフト変更に対応できなくなってしまいますし、店舗運営の責任者や経営者が毎日出勤し続けなければならなくなってしまいます。さらに、オペレーションが滞ることで、お客様からクレームが発生することも考えられます。

このような事態を放っておくと、スタッフの負担がどんどん増えていくだけでなく、せっかく獲得した顧客の信頼を失いかねないため、早めに対処する必要があるでしょう。

3-2.店舗をうまく運営し続けるには?

上記の課題を改善し、店舗をうまく運営し続けるにはどうしたらよいのでしょうか。

まずは業務量の見直しを行いましょう。最たる例として、キャッシュレス決済の導入によるレジ業務の簡略化があります。例えば現金払いの場合、レジ業務では以下の作業が発生します。

【現金払いの場合のレジ業務の作業】

  • お客様から現金を受け取る
  • お釣りを計算する
  • お釣りを準備する
  • お客様にお釣りを渡す

これでは決済を終えるまでに、いくつも工程を踏まなければなりません。しかしキャッシュレス決済を導入すれば、現金の授受がなくなり、お釣りを準備する手間が省けます。また現金の取扱量が減るため、閉店後のレジ締め作業がスピーディーになり、金額が合わないことも少なくなるはずです。

次に店舗運営において大きなウエイトを占める、マネジメント業務の効率化を図りましょう。マネジメント業務には、売上や在庫の管理、スタッフのシフト調整などが含まれます。

マネジメント業務を効率化するには、売上データを分析する必要がありますが、それには、売上分析のできるレジを導入し、レジに蓄積されたデータを利用するのが効率的です。そして分析の結果を商品の仕入れや、スタッフのシフト調整に活かしましょう。

例えば売れ筋商品をチェックし、それを優先的に仕入れられれば売上アップを狙えますし、混雑する時間帯がわかれば、それに合わせてスタッフの数を増やしたり減らしたりできます。限られた人員を有効に配置できるようになり、人手不足の解消にもつながるはずです。

4まとめ

店舗経営と店舗運営の違いを紹介しました。さらに、店舗経営のノウハウや店舗運営の課題についてもくわしく解説しました。

飲食店や小売店、サービス店においてお客様に商品やサービスを滞りなく提供するには、店舗経営と店舗運営をうまく連動させることが大切です。まずは仕組みをつくり、それをうまく機能させなければなりません。

そのためには、データ収集機能を備えたレジスターやキャッシュレス決済を導入するのも1つの方法です。これらを上手に利用して、店舗経営や店舗運営にかかる業務の効率化を図りましょう。

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2022年10月

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