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飲食店でよく売れるテイクアウトメニューとは?

新型コロナウイルスの影響を受けて、料理をテイクアウトで提供する飲食店が増えています。では、実際にはどのようなメニューがよく売れているのでしょうか。

このコラムでは、その疑問を詳しく解説。さらに、飲食店がテイクアウトメニューを提供する際の注意点についても触れていきます。ぜひ、最後までご覧ください。

1そもそも「テイクアウト」って?

普段、何気なく使っている「テイクアウト」という言葉ですが、その意味をご存知でしょうか。ここではテイクアウトの意味や利用動向についてみていきます。

1-1.「テイクアウト」の意味

「テイクアウト」は英語の「take out(取り出す、持ち出す)」から生じた和製英語で、お客様が飲食店の料理を持ち帰ることを指します。

ちなみにテイクアウトは上述の通り和製英語なので、英語圏において飲食店の料理を持ち帰りたいときは「to go」や「carry out」などと言います。

1-2.「テイクアウト」を利用したいお客様が増えている

近年、新型コロナウイルスの影響も相まって「テイクアウト」のニーズは高まっていると考えられますが、一体どれくらいの人がテイクアウトを利用しているのでしょうか。

日本政策金融公庫が、新型コロナウイルスの感染が拡大する2020年1月以前、月に1回以上外食をしていた20〜69歳の男女2,000人を対象に行ったアンケートによれば、飲食店のテイクアウトを「利用したことがある」と回答した人は約8割に上ります。

また、飲食店のテイクアウトの利用頻度は「月に1回以上」と回答した人が約6割を占め、そのうち「週に1回以上」と回答したのは、女性より男性のほうが6.4ポイント高くなっています。

さらに、新型コロナウイルス収束後に飲食店のテイクアウトを利用する意向は「増えると思う」と回答した人が約2割、「変わらないと思う」と回答した人が約6割でした。こうした結果から、テイクアウトを利用したいと思っているお客様は、今後も増えていくものと考えられます。

出典:2020年10月 飲食店のテイクアウト・デリバリーサービス等に関する消費者調査結果|株式会社日本政策金融公庫

2飲食店でよく売れるテイクアウトメニューとは?

飲食店でよく注文されるテイクアウトメニューはどのようなものでしょうか? 株式会社リクルートライフスタイルの調査・研究機関「ホットペッパーグルメ外食総研」の調査によると、「外食店からのテイクアウト」で利用するメニュー1位は「ハンバーガー・サンドイッチ・パン類」でした。

そして2位に「カレー・牛丼」、3位に「焼き鳥・鶏のから揚げ・フライドチキン」、4位「寿司・海鮮料理・海鮮丼」、5位に「ハンバーグ・ステーキ」と続きます。どれもテイクアウトの定番商品といえるラインアップです。

人気のハンバーガーやサンドイッチ、フライドチキンなどに共通するのは、ワンハンドで食べやすいことです。こうしたメニューはオフィスでのランチタイムはもちろん、公園などでのピクニックにも重宝します。

また、牛丼や寿司もテイクアウトの定番です。牛丼はすぐに持ち帰れるようにお店の体制が整えられていますし、寿司はすでにパックに入って売られています。手軽に持ち帰れることも重要な要素といえそうです。

出典:外食店からのテイクアウトについての調査レポート(2020年9月調査)|ホットペッパーグルメ外食総研

3飲食店がテイクアウトメニューを提供する際の注意点

では、テイクアウトメニューの提供をはじめる場合、どのような点に注意すればよいのでしょうか。詳しくみていきましょう。

3-1.追加で許可を取る必要がないかを確認

飲食店が店内で提供している料理をテイクアウトにする際は、別途、許可を受ける必要はありません。すでに取得している「飲食店営業許可」があればOKです。

しかし、新たに自家製ケーキをテイクアウト販売する場合は「菓子販売業」の許可が必要になりますし、自家製アイスクリームをテイクアウト販売する場合は「アイスクリーム製造業」の許可が必要となります。

知らない間にルール違反をしてしまう事態に陥らないように、まずは管轄の保健所に必要な許可について確認しておきましょう。

3-2.冷めてもおいしく食べられるように工夫する

作りたての料理を店内ですぐに食べられる「イートイン」と違って、テイクアウトでは持ち帰って食べるまでにタイムラグが生じます。

そのため、野菜は時間の経過とともに水っぽくなり、衣はしんなりして味が落ちてしまうことがあります。そのため、冷めてしまってもおいしく食べられるメニューや調理法を考えることが大切です。

たとえば、今まで切ってそのまま提供していた生野菜は、調理前に塩もみして、適度に水分を抜いておくなどの工夫が必要になります。また、人気のメニューである唐揚げも、揚げる温度や時間を変えて時間が経ってもカリッとした食感を残したり、冷めたときに肉の臭みが出ないよう、下味をしっかりつけるなどの工夫が必要になるかもしれません。

3-3.適切な容器で提供する

テイクアウトのお料理はお客様が持ち帰ります。そのため、容器が料理に合っていないと、お客様が自宅に到着し「さあ食べよう!」としたときに、料理の汁が漏れていたということが起こり得ます。

例えば汁気が多いテイクアウトメニューを提供する際は、フタがしっかりと閉まり、深さがあってこぼれにくい容器を使うと安心です。メニューに合わせた適切な容器を選びを心がけましょう。

3-4.注文を受けてから料理を渡すまでの流れを効率化する

飲食店向けテイクアウトの予約・決済サービスを運営している株式会社ランプが、20〜50代の男女889名を対象に行った調査によると、約3割の人がテイクアウトを利用する上で「並ぶ時間や待ち時間が面倒」だと感じていることが分かっています。

さらに8割以上の人が、テイクアウトで事前に予約をしたり決済をしたりしたいと思っているそう。これらの結果から考えると、お客様から注文を受けて料理を作り、渡すまでの流れを効率化することも肝要になります。

最近はスマートフォンからテイクアウトの事前予約や決済ができるサービスが登場しており、そういったサービスの導入を検討するのもおすすめです。来店してすぐ出来立ての料理が受け取れますし、スタッフ側は注文を聞く手間が省けるため、双方にとってメリットがあります。

なお、カシオの「EZネットレジ」には、連携サービスとして「モバイルオーダーサービス」をご用意しています。これは、お客様がPCやスマートフォンなどからテイクアウト予約と事前決済を行えるサービスです。お店側はEZネットレジから注文データを確認でき、快適なテイクアウトを実現します。

モバイルオーダーサービスの詳細はこちらからご覧ください。

出典:テイクアウトの利用実態調査を実施。コロナ禍の外出自粛によりテイクアウトの利用頻度が増加した人は約6割。事前予約を希望する人が84.4%の結果に。|PR TIMES

3-5.衛生面への配慮を忘れずに

テイクアウトの料理は、特に気温の高い時期において食中毒のリスクが高まります。一般に、食中毒を引き起こす細菌の多くは20〜50℃でよく繁殖するため、料理は冷ましてから容器に詰めるようにすることをおすすめします。

また、スタッフとお客様の接触を減らし、衛生管理を徹底するのも1つの方法です。例えば、キャッシュレス決済の導入によって多くの人の手に触れて流通する現金授受の回数を減らすのもよいでしょう。食中毒だけでなく、新型コロナウイルス対策やインフルエンザが流行する季節の衛生対策としても有用と言えます。

なお、テイクアウトにおける食中毒予防のポイントは、厚生労働省の「テイクアウト・デリバリーにおける食中毒予防」でより詳しく解説されているので、ぜひご一読ください。

出典:テイクアウト・デリバリーにおける食中毒予防|厚生労働省

4まとめ

昨今、テイクアウトを利用したいと思っているお客様は増えていますし、事前予約・決済サービスやキャッシュレス決済を導入すれば、テイクアウトの利用率はますますアップすることでしょう。テイクアウトの導入を考えている経営者の方は、ぜひ、このコラムを参考にしてみてください。

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また、外出先からスマホやタブレットで売上をリアルタイムに確認できます。データはクラウド上で自動集計。売上や粗利、客単価はもちろん、時間帯別の売上などもわかるため、テイクアウトの戦略を練る際にも役立ちます。

もし、利用中にご不明な点があれば、365日(9:00~22:00)対応のコールセンターが対応いたします。

こちらのページでは、EZネットレジについて詳しく紹介しているので、ぜひ、ご覧ください。

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2022年12月

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