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お店のLINE公式アカウントを作るべき5つの理由

小売店や飲食店、サロン店の売上アップには、たくさんのお客様に来店してもらう施策を考えたり、リピーターを増やしたりする工夫をしなければなりません。

具体的には、ホームページの開設やSNSの運用、ショップカードの発行などが考えられますが、それらより簡単にはじめられるのが、LINE公式アカウントを作ることです。

本コラムでは、お店がLINE公式アカウントを作るべき理由について、詳しく解説します。

1そもそもLINE公式アカウントって?

LINE公式アカウントとは、コミュニケーションアプリのLINEで、企業や店舗がアカウントを作り、友だち追加してくれたユーザーに直接、情報を届けられるサービスのことです。

1-1.従来サービスと何が違うの?

私たちがいつも使っているLINEアカウントでは基本的に、1対1でメッセージをやりとりしますが、LINE公式アカウントでは1対100や1対200にメッセージを送れます。

分析機能が付いているので、友だちの情報やLINE VOOM投稿の閲覧数、クリック数などが確認できるのもポイントです。さらに、メッセージや友だちの情報を集約し、一画面に表示できるダッシュボード機能も搭載されています。

1-2.LINE公式アカウントでできること

LINE公式アカウントでは、主に、次の6つのことができます。

  • メッセージ配信
    メッセージ配信は、LINE公式アカウントの最も基本的な機能で、お店のアカウントを友だちに追加してくれたユーザーに対して、直接メッセージを送れます。
    メッセージが届くと、ユーザーのスマートフォンの画面にプッシュ通知が表示されるため、DM(ダイレクトメール)などより開封される確率が高まるでしょう。
  • LINEチャット、LINEコール
    ユーザーと1対1でやりとりできるのが、LINEチャットです。時間や場所を問わず、お客様からの問い合わせに応えられるのがメリット。電話代わりにもなります。
    また、ユーザーと無料で音声通話ができたり、ビデオ通話ができたりするのが、LINEコールです。LINEコールを使えば、急な予約変更などにも、慌てず対応できるでしょう。
  • 応答メッセージ、AIメッセージ
    応答メッセージとは、ユーザーからLINEチャットに送られてきたメッセージに対して、あらかじめ返信する内容を設定しておき、それを自動で送信する機能のことです。 一方、AIメッセージとは、LINEチャットに送られてきたメッセージの内容をAIが識別し、適切なメッセージを自動で返信してくれる機能のことです。
    もしも接客中や営業時間外、定休日などにメッセージが届いても、お客様を待たせずに済むため、特に事前予約が必須な飲食店やサロン店において重宝する機能です。
  • リッチメッセージ、リッチメニュー
    文字や画像を簡潔に、1つのビジュアルにまとめて送れるのが、リッチメッセージです。そして、LINEのトーク画面の下にメニューを固定で表示できるのが、リッチメニューです。
    ユーザーがリッチメニューをタップすると、ショップカードやクーポンに誘導される仕様なので、ただメッセージを送るよりも、さらに高い訴求効果が期待できるでしょう。
  • LINE VOOM
    LINE VOOMとは、ショート動画が楽しめる動画プラットフォームのことです。
    投稿を見たユーザーが「いいね」などアクションをとったり、コメントをしたり、さらにコメントに返信したりでき、ユーザーと気軽にコミュニケーションをとれます。
    LINE VOOMの画面は、「フォロー中」と「おすすめ」の2つで構成されています。前者は文字通り、ユーザーがフォローしているアカウントの投稿が表示されますが、後者はフォローに関係なく、さまざまなアカウントの投稿が表示されます。
    また、フォロー中のユーザーが投稿をシェアすることで、LINE公式アカウントの友だち以外にも情報を広げられます。
  • ショップカード、クーポン
    従来、紙で発行していたショップカードをLINE公式アカウント上で発行、管理できるのがショップカード機能です。ユーザーは溜まったポイントと引き換えに、特典を受け取れます。
    また、同じく紙で発行していたクーポンをLINE公式アカウントの友だちに対して、メッセージで配布したり、LINE VOOMに投稿したりできるのがクーポン機能です。

2お店のLINE公式アカウントを作るべき5つの理由

LINE公式アカウントには、次の5つのメリットがあります。

2-1.情報の伝達力に優れている

LINEは、日本国内で月間9,300万人が利用している一大プラットフォームです。つまり、それだけ多くの人にアプローチできる可能性を秘めています。

また、FacebookやTwitterなどのSNSは、ページやアプリを開かなければ投稿を見られませんが、LINE公式アカウントなら友だちにメッセージを送るとユーザーのスマートフォンの画面にプッシュ通知が届くため、開封される確率が高まります。

2-2.無料ではじめられる

上述の通り、LINEは日本国内で9,300万人もの人に利用されているプラットフォームですが、LINE公式アカウントは無料ではじめられます。

また、友だちの情報やLINE VOOM投稿の閲覧数、クリック数を分析できる便利な機能があらかじめ実装されているので、別途、集客のためのツールを導入するコストもカットできます。

2-3.リピーターを獲得しやすい

LINE公式アカウントでは、先ほど紹介した通りショップカードが発行できます。ショップカードには有効期限が設定できるので、有効期限が切れる前にお客様にメッセージを送って再来店を促せます。

また、LINE公式アカウントでクーポンを発行することも可能です。使い方は紙のクーポンとほとんど同じですが、「友だちだけに届くお得な情報」として送れるので、再来店のきっかけ作りにもってこいと言えます。

さらに、LINE公式アカウントの管理画面上で、クーポンの効果を検証できます。クーポンを開封した人の数や使った人の数が可視化されるので、次回のクーポン内容を見直す一助にもなるでしょう。

2-4.業務の負担が減らせる

LINE公式アカウントには、応答メッセージやAIメッセージ機能が付いているので、これまで電話で行っていた予約や問い合わせなどがLINEで済んでしまいます。

特に、飲食店やヘアサロンなどでは、接客中になかなか電話に出られないこともあるはずです。そんなときも、お客様を待たせずに済みますし、電話対応がなくなるぶん空いた時間を他の業務にあてられます。

2-5.潜在顧客にアプローチできる

LINE公式アカウントには、ショート動画や写真を投稿できるLINE VOOM機能があります。フォロワーはこれらの投稿を見て、「いいね」を押すことや、コメントを残すことができるほか、投稿をシェアすることもできます。

シェアされた投稿は、シェアした人の家族や友人などにも表示されるので、LINE公式アカウントの友だち以外にも情報を拡散できます。多くの人に投稿を見てもらえるきっかけとなり、潜在顧客の獲得にもつながるでしょう。

3お店のLINE公式アカウントを運用するときの注意点

数々のメリットがあるLINE公式アカウントですが、いくつか注意点もあります。

3-1.「友だち」を増やす施策を考えなければならない

メッセージやクーポンを送ってお客様に再来店を促したくても、そもそも友だちが少なければあまり効果はありません。初来店の際にスタッフが声をかけたり、レジやテーブルに案内のポップを置いたりして、友だちを増やす施策を行う必要があります。

また、LINE VOOMに積極的に投稿し、潜在顧客にアプローチするのも1つの方法です。お店に興味を持ってもらえれば、結果として友だちになってくれるかもしれません。

3-2.料金が発生するケースがある

LINE公式アカウントは無料ではじめられますが、月に1,000通を超えるメッセージを送りたい場合は、次の料金プランに加入しなければなりません。

  • ライトプラン:月額5,000円、月に15,000通まで送信可能
  • スタンダードプラン:月額15,000円、月に45,000通まで送信可能

ちなみに、各プランの送信可能数の上限を超えると、ライトプランでは1通あたり5円、スタンダードプランでは1通あたり3円の費用が発生します。

なお、LINE公式アカウントのホームページでは、友だちの数と想定されるメッセージ送信数を入力するだけで、おすすめの料金プランを確認できるシミュレーターが用意されています。気になる人はぜひ、チェックしてみてください。

出典:LINE公式アカウント 通数費用シミュレーター

4まとめ

LINE公式アカウントは、無料ではじめられる上に情報の伝達力に優れており、ショップカードやクーポンを発行して、お客様をリピーター化できる非常に便利なツールです。また、友だち情報を分析し、店舗経営に役立てることもできます。このコラムを参考に、お店のLINE公式アカウントを作ってみてはいかがでしょうか。

2023年1月

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