1. HOME
  2. 店舗運営応援コラム
  3. 経営・業務のノウハウを参考にお悩み解決!
  4. TikTokを使って飲食店集客をしよう!TikTok集客のメリットや投稿のコツ、注意点を解説します

店舗運営応援コラム

このページをシェア
このエントリーをはてなブックマークに追加

TikTokを使って飲食店集客をしよう!TikTok集客のメリットや投稿のコツ、注意点を解説します

主に10代〜20代の男女を中心に人気を集め、今では30代〜40代の男女も多く利用している「TikTok(ティックトック)」。短時間の動画をスマホでテンポよく閲覧できるアプリになっており、幅広い年齢の人々に商品やサービスをアピールできるツールとしても注目されています。

本コラムでは、TikTokを使った飲食店集客について詳しく解説。TikTok集客のメリットやTikTok集客を成功に導く投稿のコツ、TikTok集客の注意点などにも触れていきます。ぜひ、参考にしてみてください。


1そもそもTikTok(ティックトック)とは?

TikTok(ティックトック)とはBGMつきの短尺動画を作成したり、投稿したりできるプラットフォームのことです。アプリに実装されているさまざまな特殊効果を使って、誰でも簡単にユニークな動画が作れることで人気を集めています。

TikTokが日本に上陸した2017年頃のユーザーは、10代〜20代の男女が中心でしたが、ユーザーの年齢は年々上昇しており、現在は平均年齢34歳に達しています。TikTokは今や、幅広い世代にアプローチできるプラットフォームに進化しており、最近ではTikTokをマーケティング戦略の一部として運用する事業者も増えています。

2TikTok集客にはどんなメリットがあるの?

2-1.「食べログ」に掲載されている情報とリンクさせられる

TikTokは2021年4月14日(水)より、株式会社カカクコムが運営するレストラン検索・予約サイト「食べログ」と連携し、一部のユーザー向けに「グルメリンク」機能を開始しました。

これはTikTokの動画に「食べログ」の店舗情報ページのリンクを設定できるというもので、動画を見たユーザーは「食べログ」に掲載されている住所やメニュー、コースや予算などの情報をすぐにチェックできます。

「食べログ」に掲載されている情報を「魅力的」だと思ってもらえれば、きっとネット予約につながるはずです。来店を促すよいきっかけになることでしょう。

出典:TikTok、動画投稿時に「食べログ」へのリンク設定ができる新機能を開始!動画から店舗ページに直接アクセスし、詳細情報の確認が可能に|TikTok

2-2.位置情報が追加できる

さらに、TikTokにはデフォルトで「位置情報」機能が搭載されています。動画に位置情報を追加するのはとても簡単で、次の3つのステップを踏むだけです。

  • 投稿画面から「位置情報を追加する」をタップ
  • 位置情報を選択または住所を検索する
  • 正確な位置情報が入力できているかをチェック

その後ユーザーが投稿に追加された「位置情報」をタップすると、次の3つのメニューが表示されます。例えば「Googleマップ」などの地図アプリから、あなたのお店までの行き方が瞬時にわかる仕組みとなっており、こちらも「グルメリンク」機能と同じく、来店を促すきっかけになるはずです。

  • Googleマップ
  • マップ
  • 住所をコピー

2-3.拡散性に優れている

TikTokの最大の魅力は拡散力です。なかでも「#TikTokグルメ」や「#TikTokグルメマップ」といった飲食店向けの「#(ハッシュタグ)」は非常に人気があり、実際にTikTokで検索してみると、「#TikTokグルメ」は46.2兆回閲覧されています(2023年5月時点)。これだけでもTikTokの利用者の多さがわかるでしょう。

また、TikTokにはAIがユーザーの好みを自動で選別し、おすすめの投稿を表示させる「レコメンド」機能なる機能も搭載されています。つまり「#TikTokグルメ」の投稿をよく閲覧するユーザーには、自動的にグルメ系の投稿がおすすめされる仕組みです。

そのため、先ほどの「#TikToktグルメ」や「#TikTokグルメマップ」を設定して投稿すれば、それが誰かに「リコメンド」される可能性がぐんと高まるため、新規顧客の獲得に繋がる可能性も高くなります。

3TikTok集客を成功に導く投稿のコツ

3-1.「#(ハッシュタグ)」をつける

たくさんの人に投稿を見てもらうには「#(ハッシュタグ)」の設定が不可欠です。「#(ハッシュタグ)」とは投稿のテキストに設定できる「タグ」のことで、ユーザーが興味のある分野の投稿を探しやすくする役割を担っています。

先ほどのとおり、よく閲覧される「#TikTokグルメ」や「#TikTokグルメ」はもちろんのこと、「#TikTokスイーツ」や「#TikTokグルメ(地名)」「#グルメ紹介」「#グルメ動画」といった「#(ハッシュタグ)」を活用しましょう。

3-2.トレンドを意識する

TikTok集客を成功に導くには、移り変わるトレンドを意識した動画を作成することが大切です。TikTokアプリの画面の下方にある「トレンド」をタップすることで、人気上昇中の動画やハッシュタグ、TikTokクリエイターなどがわかるので、こまめにチェックして、動画作成の参考にしましょう。

また、TikTokはJASRAC(日本音楽著作権協会)とパートナーシップを締結しているため、TikTokが公式に提供している音源なら、権利関係を気にせず利用できます。TikTokではBGMにもトレンドがあるので、流行りの音楽を使って動画を作成するとよいでしょう。

3-3.自店のホームページやその他SNSのリンクを貼る

動画を投稿する際に忘れてはならないのが、あなたのお店のホームページやその他SNSのリンクを貼ることです。特に、TikTok以外にもInstagram(インスタグラム)やFacebook(フェイスブック)を使った集客を実践しているなら、それらのSNSへ誘導することによって、多角的に来店を促せるはずです。

3-4.プロに頼むのもひとつの方法

「#(ハッシュタグ)」の設定や、トレンドを調べてTikTok運用をする時間が確保できない…という場合には、TikTok運用代行業者に依頼してもよいでしょう。費用は掛かりますが、プロの力を借りられるぶん、きっとよい成果が得られるはずです。

なかなかほかの業務に時間が割けない、多忙な飲食店経営者の方は、検討してみてはいかがでしょう。

4TikTok集客の注意点

以上のように、たくさんのメリットがあるTikTok集客ですが、いくつか注意点もあります。

ひとつ目は、内容によっては炎上のリスクがあることです。炎上してしまうと、予約がキャンセルになったり、来店数が減ったりするだけではなく、あなたのお店のイメージダウンにも繋がります。とはいえ、常識的な内容であれば炎上することは基本的にありませんので、投稿前に必ず、ユーザー目線で投稿内容をチェックしましょう。

ふたつ目は、誹謗中傷リスクがあることです。もし、悪質な誹謗中傷を受けた場合は、然るべき対応をとりましょう。コメントを書き込めないように制限するのも有効な方法です。また、特定のアカウントから執拗に誹謗中傷コメントが書き込まれている場合は、当該コメントを長押しすることでTikTok側に「報告」できるようになっています。

ちなみに、TikTokの「コミュニティガイドライン」には、TikTokで許容されていないコンテンツについて詳しくまとめられています。ぜひご一読ください。

出典:コミュニティガイドライン|TikTok

さらに近年では、プロバイダ責任制限法が改正され、誹謗中傷をした人を特定する「発信者情報開示請求」にかかる裁判手続きが柔軟、かつ迅速に行えるようになっています。万が一の場合は、弁護士に相談するのもひとつの方法です。

出典:インターネット上の違法・有害情報に対する対応(プロバイダ責任制限法)|総務省

5まとめ

TikTokは誰でも簡単にBGMつきの短尺動画を作成したり、投稿したりできるプラットフォームです。炎上するリスクや誹謗中傷を受けるリスクはゼロではありませんが、上手に運用することで、幅広い世代にお店の魅力をアピールできます。

また、TikTokを運営するByteDance(バイトダンス)社では、スマートフォンで動画編集ができるアプリ「CapCut」なども無料で用意しており、特別な機材がなくても、ユニークな動画を作成できます。これを機会に、TikTok集客に挑戦してみてはいかがでしょうか。

2023年6月

このページをシェア
このエントリーをはてなブックマークに追加
カシオでは、店舗運営事業様のキャッシュレス化をサポートしておりますカシオでは、店舗運営事業様のキャッシュレス化をサポートしております
市場ニーズへの対応に
キャッシュレス決済導入をご検討ください

カシオのキャッシュレスサービスは、
クレジット、電子マネー、QRコード
決済へスムーズに対応。

レジと決済端末が連動し、
金額の2度打ちが不要です。

会計した金額を再度、キャッシュレス端末に入力する「金額の2度打ち」をする必要がないので、ミスのないスピーディな会計業務を実現します。

レジと決済端末が別々だと、レジと異なった金額を打ち込むことも…¥1,320¥1,230レジで打ち込んだ金額がキャッシュレス端末に連動。¥1,320レジと決済端末が別々だと、レジと異なった金額を打ち込むことも…¥1,320¥1,230レジで打ち込んだ金額がキャッシュレス端末に連動。¥1,320
  • 幅広い決済方法

    主要なクレジットカード、電子マネー、そしてQRコード決済に対応。お客様の幅広い支払いニーズにお応えします。

    幅広い決済方法
  • 衛生面でも安心

    カードをかざすだけの非接触決済に対応。現金の受け渡しなどがなく、衛生面でも安心です。

    衛生面でも安心
  • キャッシュレス端末単独での導入も可能

    クレジット決済端末単独でも便利にご利用いただけます。

    キャッシュレス端末単独での導入も可能

レジスターやキャッシュレス決済導入に関する資料を
無料でご提供しています

コラムコンテンツ