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飲食店の光熱費を抑える7つのコツをご紹介

新型コロナウイルスの流行によって、大きなダメージを受けた飲食業界。復調の兆しが見えてきてはいるものの、まだまだ厳しい状況が続き、頭を悩ませている飲食店経営者の方もいらっしゃることでしょう。

そこで着目したいことのひとつに、光熱費の削減があります。光熱費を抑えて、利益率アップを目指すための7つのコツをご紹介します


1経費のうち光熱費の割合は7%以下が理想

飲食店を経営するに当たって必ず必要になるのが、家賃や光熱費、人件費、食材費といった経費です。

一般的に、家賃は売上の10%程度、人件費は売上の30%程度、食材費は売上の30%程度に抑えるとよいと言われます。光熱費は調理の内容に左右されるため一概には言えませんが、7%以下が理想的であるとされているようです。

2飲食店の光熱費を抑える7つのコツ

2-1.契約会社・プランを見直す

まずは契約会社を見直すことから始めてみましょう。2016年4月から電力の自由化が、2017年4月からガスの自由化がはじまり、電気とガスの契約先を自由に選べるようになっています。

契約会社を見直す際は、契約プランも一緒に見直しましょう。例えば、東京電力エナジーパートナー株式会社では、電気の使用状況にあわせて選べる3つの料金プランを展開しており、どれがお得かは使用状況によって異なります。

検討した結果、契約会社は変えずに、契約プランを見直すだけで光熱費を大きく削減できる可能性もあります。ガスや電気をさらにお得に使えるプランを探すために、まずは、今の契約プランをチェックしてみましょう。

出典:電力の小売全面自由化って何?|経済産業資源エネルギー庁
出典:東京電力の料金プラン(法人のお客さま)|東京電力エナジーパートナー株式会社

2-2.エアコンを定期的に掃除する

定期的なエアコン掃除も光熱費を抑えるコツです。開店中、常にエアコンを付けているお店は少なくなく、稼働時間が長い分、エアコン内部にホコリが溜まりやすくなります。

ホコリが溜まると、本来、風の通り道であるファンやフィルターの目詰まりを引き起こします。すると、エアコンの効きが悪くなってしまい、設定温度を下げることになります。また、汚れを放置した結果カビが発生し、エアコンから出る風が臭くなってしまう危険性もあります。

こうしたことを防ぐため、フィルターの掃除は日頃から行い、1年に1〜2回を目安に、専門の業者によるエアコンクリーニングも行うことをおすすめします。

なお、業務用エアコンの耐用年数はおよそ10年と言われています。10年以上使っている業務用エアコンは、異音がしたり効きが悪くなったり、電気代が高くなったりなどの問題が起きやすくなるため、入れ替えも検討しましょう。

2-3.電気をこまめに消す

使っていない照明はこまめに消すようにしましょう。「塵も積もれば山となる」とい言うように、小さな積み重ねが、光熱費の削減に大きく貢献します。

照明だけでなく、ランチ営業とディナー営業の間、いわゆるアイドルタイムに調理を行わない場合は換気扇も切っておきましょう。さらに、トイレに「節電にご協力をお願いします」などの貼り紙を貼り、お客様に照明のオンオフの協力を仰ぐのも1つの方法です。

2-4.LED電球に交換する

さらに、照明をLEDに交換しましょう。LEDは消費電力が少なく、寿命が長い特長があります。特に、消費電力の少なさはピカイチで、従来の白熱電球に比べて、消費電力を約50%程度抑えることも可能です。

LED照明はさまざまな形状のものがありますが、従来、白熱電球や電球型蛍光灯、ダイクロビームなどを使っていた場合は、電球タイプのLEDに取り替えるだけでOKです。

一般的な白熱電球で使われているE26口径や、ひとまわり小ぶりのE18口径、ダイクロビーム照明などで使われてきたE11口径などいくつかの規格がありますが、LED電球は幅広く対応しているので、お店の照明に合うものが見つかるはずです。

2-5.冷蔵庫・冷凍庫を開けっ放しにしない

冷蔵庫や冷凍庫の扉を開けっ放しにしないことも大切です。冷蔵庫や冷凍庫は、扉を開けっ放しにすると冷気が逃げてしまい、再冷却に電気代がかかります。

冷蔵庫や冷凍庫は、基本的に24時間、365日稼働させるもので、それだけに電気代もかさみます。そのため、こまめに開けしめして、再び冷却するための電力をできるだけ使わせないことが節電のコツとなります。

冷蔵庫や冷凍庫の扉は、開けたらすぐに閉め、食材を取り出しやすいように収納を見直すのもひとつの方法です。よく使う食材は手前・あまり使わない食材は奥にしまうなど、開閉時間の短縮につとめましょう。

3水道代を見直すのも方法のひとつ

飲食店では、調理や調理器具の洗浄などで水道水を大量に使うため、光熱費とあわせて水道代も見直すと、さらに経費削減できます。

水道代を節約するには「節水コマ」が便利です。節水コマとは、蛇口内部のコマを突起が付いたコマに交換し水の流れを物理的に遮ることで、一度に流れ出る水の量を減らせるというもの。使い方次第では、50%以上の節水効果が期待できるアイテムです。

ちなみに節水コマは、東京都水道局をはじめとする各自治体の水道局から無料で手に入れられます。ぜひ、チェックしてみてください。

出典:節水について|東京都水道局

また、東京都23区では特定の飲食店(そば店・中華そば店・民生食堂・大衆食堂・大衆すし店)に対して、下水道料金の減免措置を行っています。該当する飲食店経営者の方は、利用してみてはいかがでしょうか。

出典:水道料金・下水道料金の減免のご案内|東京都水道局

まとめ

このコラムでは、飲食店の光熱費を抑える7つのコツをご紹介しました。エアコンを掃除したり電気をこまめに消したり、冷蔵庫・冷凍庫を開けっ放しにしたりしないなど、すぐに取り組めることばかりです。

日々のちょっとした心がけで、光熱費は削減できますから、ぜひ、今日からチャレンジしてみてください。

2023年8月

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