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焼肉屋の開業に必要なことは? 開店準備からキャッシュレス導入まで詳しく解説

老若男女問わず、多くの人から愛されている焼肉。新型コロナウイルスの影響によって、飲食業界全体が打撃を受けましたが、その中でも焼肉屋は堅調な売上を維持したといわれています。

これから焼肉屋を開業しようとするとき、どのような準備が必要なのでしょうか。このコラムでは、焼肉屋の開業に必要なことや、焼肉屋の開業を成功させるコツなどを解説します。


1焼肉屋の開店準備

まずは以下の4つのステップを踏んで、あなたの理想の焼肉屋像をかたちにしましょう。

1-1.ターゲットとコンセプトを決める

最初に、お店のコンセプトを決めましょう。例えば、ファミリーをターゲットにしたアットホームな雰囲気の焼肉屋と、接待やデートに向いた高級店では、出店する立地や物件、メニューの内容や価格帯が変わってくるため、非常に重要です。

たとえばファミリーをターゲットにした焼肉屋なら、子ども向けのメニューやドリンク、椅子やおもちゃを用意し、「家族連れでも入りやすい」雰囲気をつくる必要があります。一方、ビジネスマンやカップルをターゲットにした焼肉屋なら、お酒の種類を豊富に取りそろえたり、ちょっとおしゃれな内装にしてみたり、個室を設けたりするとよいでしょう。

1-2.物件を探す

焼肉屋と「煙」や「臭い」は切っても切れない関係です。テーブルごとにロースターと排気ダクトが必要になるため、これらを設置できるスペースがある物件を選びましょう。同時に、設置にかかる費用も見積もっておきましょう。なぜなら、大がかりな工事が必要になり、費用がかさむ場合があるからです。

ここで注意したいのは、「焼肉屋NG」としている物件が少なくないことです。これは、焼肉屋には煙や臭いの問題があり、近隣からクレームがくることが多く、トラブルにつながりかねないためです。好条件の物件が見つかっても、焼肉屋を開業できるとは限らないため、早い段階で確認しておくことが大切です。

1-3.必要な資格・届出を確認する

焼肉屋を開業するにあたって取得しておくべきは「食品衛生責任者」の資格です。栄養士や調理師であれば、そのまま食品衛生責任者になれますが、それ以外の人は、各都道府県の食品衛生協会が開催している講習を受講しましょう。受講料は1万円程度です。

さらに、保健所に「飲食店営業許可」を申請する必要があります。飲食店営業許可申請が受理されると、保健所の職員によって施設の検査が行われ、合格すると「営業許可証」が発行されます。

ここで不備があった場合、検査をクリアするために工事が必要になるケースがあります。そうなると大きな費用が発生するため、内装の設計図が完成して着工する前に、保健所に事前相談に行くのが一般的となっています。

なお、深夜0時以降も営業する場合は、「深夜酒類提供飲食店開始届」の届出が必要なケースがあります。これは、「お酒」をメインに提供する場合に必須の届出となっているもので、焼肉屋の場合、判断が難しい部分があります。届出の要・不要は、所轄の警察署の判断に委ねられますので、こちらもあらかじめ相談しておきましょう。

出典:深夜酒類提供飲食店営業(様式一覧)|警視庁

1-4.メニューを決める

次に、店のコンセプトに沿ってメニューを決めていきます。主にビジネスマンをターゲットにした焼肉屋なら、ランチタイムのお得なメニューを用意したり、夜営業ではお酒とつまみを豊富にそろえたりするとよいでしょう。ファミリー向けの焼肉屋なら、子ども用の飲み物やハーフサイズメニューを設定すると子供連れのお客様も利用しやすくなるかもしれません。

飲食店のメニューは、大きくメインメニュー・サイドメニュー・デザートの3つに分けられます。焼肉屋のメインメニューはズバリ肉です。このとき、カルビやハラミなど基本的なメニューの他に、「A5ランク牛肉」や「希少部位」などを用意してもよいかもしれません。それらを目当てに訪れるお客様が、リピーターになってくれる可能性があるためです。

サイドメニューは利益率を左右しやすいとされています。焼肉屋であれば、サラダやスープ、飯類や麺類、そしてアルコール類やソフトドリンクをそれぞれ数種類用意しましょう。また、メニュー表では写真や文章を用いて積極的にアピールし、注文率をあげられるように工夫することも大切です。

2焼肉屋の開業を成功させるコツ

焼肉屋の開業を成功させるコツは、大きく以下の3ポイントに絞られます。さっそくみていきましょう。

2-1.集客にはインターネットを活用する

世の中にはさまざまな集客方法がありますが、近年、特に重要な役割を果たしているのがインターネットです。

まず、必ず活用したいのが、Googleの検索結果と、Googleマップにお店の情報が掲載される「Google ビジネスプロフィール」です。口コミ機能やSNSのような投稿機能が利用でき、利用料は無料です。近隣の焼肉屋を探している人に、GoogleやGoogleマップ経由でお店の情報が提供されるようになるため、ぜひ登録しましょう。

そして、Instagram(インスタグラム)やX(旧Twitter)、Facebook(フェイスブック)などのSNSの活用もカギになります。なお、SNSは継続して更新することが大切なので、すべてに登録する必要はありません。お店の客層にもっともマッチすると思われるSNSからスタートするとよいでしょう。

2-2.肉質にこだわる

焼肉屋であるからには、やはり肉質にこだわりましょう。焼肉屋では、肉質の良しあしがその店の評判を左右すると言われています。

現在は輸入牛肉の価格が高騰しており、食肉市場はコロナ禍をきっかけに起こった「ミートショック」に陥っています。そんな中でよい肉を安定的に仕入れるには、仕入れ先をしっかり確保しておくことが大切になります。また、肉の新鮮さを見極められる「目」も養う必要があるでしょう。

2-3.「居抜き物件」を選ぶ際は注意が必要

初期費用を抑えるために「居抜き物件」を探している方もいることでしょう。しかし、焼肉屋においては居抜き物件を選ぶ際は注意が必要です。

理由としては2つあります。まず、閉店した前の焼肉屋のイメージを少なからず引き継いでしまうことです。料理人の引退などの事情であれば別ですが、評判が悪く、利益が出ずに閉店している場合、そのイメージを引き継いでしまうことはデメリットとなります。

もう1つの理由は、設備の老朽化です。焼肉屋は、各テーブルにコンロと無煙ロースターを設置しています。他の飲食店より設備が多いため、古くなっていて故障した場合、営業を中止して修理する必要があったり、お客様を通せないテーブルができてしまいます。

居抜き物件を契約する際は、これらのデメリットを理解した上で契約する必要があることを覚えておきましょう。

3現金だけでなくキャッシュレス決済にも対応しよう

これから飲食店を開業するなら、キャッシュレス決済にはぜひ対応したいところです。

焼肉屋の場合、お店のコンセプトによっては、接待や飲み会に利用されることもあるでしょう。また、ファミリーだけでなく、友人同士や会社の同僚と利用されるケースも多いはずです。

接待や飲み会となると、お会計は高額になります。また、友人同士や同僚との飲み会では、QRコード決済アプリの割り勘機能を利用するケースも増えているようです。そういった事情から、クレジットカードやQRコード決済など、一通りのキャッシュレス決済に対応することが理想的といえるでしょう。

なお、キャッシュレス決済を導入するメリットは他にもあります。現金を直接受け渡す機会が減るため衛生的ですし、レジ締めの際に数える現金が減るため、閉店後の締め作業がスピードアップします。焼肉屋にとっては、どちらも大きなメリットといえるのではないでしょうか。

出典: 4人に1人が"キャッシュレス割り勘"を利用したことがある!利用率最多は「PayPayの個別送金」~キャッシュレス割り勘に関する意識調査~|PR TIMES

4まとめ

このコラムでは、焼肉屋の開業に必要なことを、開店準備から流れに沿って解説しました。

焼肉屋は、各テーブルに排煙設備が必要になることが他の飲食店と大きく異なります。初期費用が高くなりがちなので、失敗がないよう、設計段階から保健所と相談して進めていくことが非常に重要です。

また、「肉」という素材そのもので勝負するため、仕入れルートの確保も大変重要になります。もし、これから独立しようと考えているのであれば、仕入れルートのめどをつけてから物件探しをスタートしたほうがよいかもしれません。

ぜひ、このコラムを参考に、焼肉屋の開業準備をスタートしてみてください。

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2023年9月

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