店舗運営応援コラム
クリニックや薬局に「タブレット型レジ」や「キャッシュレス決済」を導入するメリットとは?
タブレット端末をレジとして利用するタブレット型レジ。大きな画面で直感的に操作できるほか、売上データの収集・分析なども可能になっているなど、多機能なことが特長です。
そして、こうしたタブレット型レジと一緒に、クレジットカードやQRコード決済などのキャッシュレス決済を導入するケースが増えています。キャッシュレス決済を導入することで、患者様の利便性が向上することはもちろん、お会計のスピードアップや業務効率化も可能です。
このページでは、タブレット型レジとキャッシュレス決済をクリニックや薬局に導入するメリットを解説します。また、導入の際に押さえたいポイントも紹介します。
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1.クリニックや薬局でよくあるお会計の困りごと
1-1.請求額の算出に時間がかかる
1-2.患者様を待たせてしまう -
2.クリニックや薬局にタブレット型レジとキャッシュレス決済を導入するメリット
2-1.お会計に関する業務がスピーディーになる
2-2.院内感染のリスクを軽減できる
2-3.決済手数料は「自己負担額」にのみかかる
2-4.レジ締め作業にかかる時間を短くできる -
3.クリニックや薬局にタブレット型レジを導入するときの注意点
3-1.信頼性が高く使いやすいレジを選ぼう
3-2.自動釣銭機が利用できるとより衛生的
3-3.月額費用がかかるからこそサポート体制をチェックしよう - 4.まとめ
- 5.タブレット型レジを導入するなら、カシオの「EZネットレジ」がおすすめ
目次
1クリニックや薬局でよくあるお会計の困りごと
クリニックや薬局では、お会計に関してどのような困りごとに直面しているのでしょうか。代表的な例をみていきましょう。
1-1.請求額の算出に時間がかかる
クリニックや薬局などの医療機関では、医療保険の加入者である患者様に提供した医療行為の対価を、診療報酬というかたちで受け取る仕組みになっています。
診療報酬は、医療機関が行った医療行為ごとに決められた「点数」を足し合わせて算出しますが、そのうち自己負担分(年齢、所得によって異なりますが原則3割)は患者様が支払います。
つまり、クリニックや薬局の会計業務では、先ほどの点数を足し合わせた上で、患者様が支払う自己負担分すなわち請求額を算出するプロセスが必要になり、手間と時間がかかります。
出典:なるほど!診療報酬|日本医師会
1-2.患者様を待たせてしまう
クリニックや薬局などの医療機関では、一般の小売店や飲食店に比べてキャッシュレス決済の普及が進んでいないケースが多く、現金による支払いが一般的です。
現金による決済が完了するまでには、約28秒かかるとされている一方で、クレジットカードやQRコードなどキャッシュレスによる決済が完了するまでには、たった12秒しかかからないとの調査結果もあります。
現金の受け渡しが発生することから、決済に時間がかかり、患者様を長く待たせる原因のひとつになっています。
出典:決済速度に関する実証実験結果|株式会社ジェーシービー
2クリニックや薬局にタブレット型レジとキャッシュレス決済を導入するメリット
クリニックや薬局にタブレット型レジやキャッシュレス決済を導入することで、どのようなメリットを得られるのでしょうか。ここでは代表的なメリットを紹介します。
2-1.お会計に関する業務がスピーディーになる
タブレット型レジは、大きなタッチパネルを見ながら操作できるため、従来のレジより直感的に使えます。レジ操作に慣れていないスタッフや、機械操作が苦手なスタッフでも迷うことが少なくなり、お会計業務がスピーディーになるでしょう。
また、キャッシュレス決済も併せて導入すれば、お会計にかかる時間そのものが短くなります。特に、キャッシュレス決済端末と連動できるタブレット型レジを選べば、お会計金額をキャッシュレス端末に打ち込む必要がなくなり、さらにスピードアップが可能です。
2-2.院内感染のリスクを軽減できる
患者様が待合室で待つ時間が短くなれば、クリニックや薬局のスタッフと触れ合う時間も短くなるため、二者間でのウイルス感染のリスクを減らせるでしょう。
これは新型コロナウイルスや季節性インフルエンザ、従来型の風邪が流行している時期において、非常に大きな恩恵をもたらすはずです。
さらに、タブレット型レジの導入とあわせてキャッシュレス決済ができるようになれば、不特定多数の人の手を介して流通する、現金の受け渡しがありません。衛生管理がしやすくなるというメリットもあります。
2-3.決済手数料は「自己負担額」にのみかかる
キャッシュレス決済を利用すると決済手数料がかかります。決済手数料は事業者側の負担となり、利益が減ってしまうため、これを理由にキャッシュレス決済の導入を見合わせているクリニックや薬局も少なくないかも知れません。
しかし、クリニックや薬局の場合、患者様の自己負担額にのみ決済手数料がかかります。健康保険の自己負担割合は通常1割~3割ですから、一般的な小売店や飲食店に比べると、決済手数料は大幅に少なく済みます。
保険適用外の治療や、OTC医薬品の場合は全額に決済手数料がかかるものの、クリニックや薬局は、他の業種に比べるとキャッシュレス決済を導入しやすいものと考えられます。
2-4.レジ締め作業にかかる時間を短くできる
キャッシュレス決済を導入すると、レジ締め作業にかかる時間が短くなります。これは、キャッシュレス決済を利用する人が増えるほど現金の取扱いが減り、手作業で数える必要がなくなるためです。
タブレット型レジとキャッシュレス決済端末が連動している場合は、キャッシュレス決済分の売上はタブレットの大きな画面でチェックできます。営業終了後の業務の負担が減るほか、銀行に出向いて両替する回数も減らせるため、特に少人数で営業しているクリニックや薬局は助かるはずです。
3クリニックや薬局にタブレット型レジを導入するときの注意点
最後に、クリニックや薬局にタブレット型レジを導入するときのポイントを紹介します。
3-1.信頼性が高く使いやすいレジを選ぼう
お会計をスピーディーにしたり、スタッフの労力を減らすためにタブレット型レジを導入しても、動作が安定しなかったり、トラブルが起こりがちだったりしては逆効果になってしまいます。
また、キャッシュレス決済端末には様々な製品がありますが、レジと連動できないタイプだと、レジでお会計をした後に、キャッシュレス決済端末に金額を打ち込む「二度打ち」が発生し、時間がかかるばかりか、間違えるリスクも生まれます。
そのため、信頼できるメーカーの製品を選ぶことや、キャッシュレス決済端末と連動できるタブレット型レジを選ぶことが大切です。
3-2.自動釣銭機が利用できるとより衛生的
日本のキャッシュレス決済比率は年々高くなっていますが、特にクリニックや薬局は高齢者も多いことから、現金決済を選択する患者様は今後も多いと考えられます。
しかし、お会計を感染症対策の観点から考えると、人の手を介した現金の受け渡しはできるだけ少なくしたいところです。そこで、ぜひ導入したいのが自動釣銭機です。
キャッシュレス決済に加え、自動釣銭機を導入すれば、患者様とスタッフ間での現金の受け渡しが原則としてなくなります。タブレット型レジを導入する際は、連動可能案自動釣銭機が用意されているかも確認しましょう。
3-3.月額費用がかかるからこそサポート体制をチェックしよう
タブレット型レジは、基本的にインターネットを介してクラウドサーバーにデータを保存する仕組みになっています。そのため、導入に初期費用がかかるほか、月額費用も発生することがほとんどです。
買って終わりの商品ではないからこそ、メーカーのサポート体制をチェックすることをおすすめします。タブレット型レジは従来型のレジより多機能なため、操作に迷ったときや、万が一トラブルが起きたときに、すぐに問い合わせができることが重要です。
4まとめ
クリニックや薬局では、総じてお会計に時間がかかることがネックです。しかし、タブレット型レジやキャッシュレス決済の導入により、業務を効率化してスピードアップできる可能性があります。
また、患者様がお会計を待つ時間が短くなれば、院内感染のリスクも低くなります。ぜひ、このコラムを参考に、ぜひタブレット型レジとキャッシュレス決済の導入を検討してみてください。
5タブレット型レジを導入するなら、カシオの「EZネットレジ」がおすすめ
タブレット型レジを導入するなら、カシオの「EZネットレジ」がおすすめです。
EZネットレジは、クレジットカードや電子マネー、QRコード決済などの主要なキャッシュレス決済に対応しています。また、ミスのない現金授受に貢献する自動釣銭機をはじめとした、便利な機器との連携も可能。現金とキャッシュレスの両方をデジタル管理できることが特長です。
さらに、簡単な操作で日別、時間帯別のデータをリアルタイムで集計でき、これらのデータはクラウド上で管理されます。インターネットを介して管理用のパソコンから閲覧することもできるほか、複数店舗のデータを集計できるので、他店舗を運営している薬局などでも便利に使えます。
さらに、カシオでは365日対応(9:00〜22:00)の電話サポートも行っています。もしもトラブルが起きた場合でも、すぐに問合せられるので安心です。
こちらのページでは、EZネットレジについて詳しくご紹介をしていますので、ぜひご一読ください。
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