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交通系ICカード決済を導入する方法とは?メリットや端末についてもご紹介

2013年からJR北海道の「Kitaca」やJR東日本の「Suica」など、10の交通系ICカードによる全国相互利用サービスがはじまりました。これにより交通系ICカード決済の利用が拡大。交通系ICカード決済を導入する店舗がより一層増えるとも予想されています。

このコラムでは、交通系ICカード決済を導入することで得られるメリットを紹介するとともに、交通系ICカード決済を導入する方法を解説します。

1そもそも「交通系ICカード」とは?

まずは、交通系ICカードとは具体的にどのようなものなのかを解説します。

1-1.乗車券として誕生し、現在はショッピングにも使われているICカード

交通系ICカードとは、鉄道駅の改札や、バスの車内改札で乗車券として利用できるICカードのことです。Suicaがもっとも有名ですが、非常に種類が多く、全国で相互利用できるものだけでも10種類、それ以外に特定の地域でのみ使えるものが約40種類ほどあります。

交通系ICカードは原則、事前に料金をチャージして利用する「プリペイド方式」です。発行に特別な審査はなく、駅などで購入してチャージすれば、誰でもすぐに利用できます。

交通系ICカードは、当初乗車券としてのみ利用されていましたが、次第に駅の売店や自動販売機、駅ビルの商業施設を中心にショッピングにも使えるようになり、現在は駅とは直接関係のない立地のコンビニや郵便局などでも広く利用されるようになっています。

1-2.交通系ICカードで利用者が多いのは「Suica」と「PASMO」

もっとも普及している交通系ICカードは、JR東日本の「Suica」です。首都圏を含むJR東日本エリアはもちろん、JR東海やJR西日本などのJR各社を中心に、全国的に相互利用できます。

また、2006年からは携帯電話で利用する「モバイルSuica」が登場し、現在はAndroidスマートフォンに引き継がれています。iPhoneではApple PayがモバイルSuicaに正式対応しており、その甲斐もあって、モバイルSuicaの発行数は、2023年3月時点で2,000万枚を突破しました。

なお、Suicaの次に利用数が多いのが「PASMO」です。PASMOは関東地方の私鉄各線を中心に、鉄道27事業者、バス78事業者で利用可能となっています。こちらもスマートフォンアプリ「モバイルPASMO」がリリースされています。

出典:モバイル Suica の発行数がおかげさまで 2,000 万枚を突破しました!|JR東日本

2交通系ICカード決済を導入するメリット

交通系ICカードを、小売店や飲食店に導入するメリットは、大きく「あらゆる年代のお客様に来店してもらえる」ことと「決済スピードがアップする」ことの2点です。詳しくみていきましょう。

2-1.利用者が多く、年齢層も幅広い

交通系ICカードは、電車やバスの乗車券としてすでに利用している人が多いため、すでに多くの人が所有しています。さらにSuicaの場合、小学校卒業年の3月31日まで使える「こども用Suica」もあり、子どもも利用しています。

また、クレジットカードや、ポストペイ型(後払い方式)電子マネーは発行に審査がありますが、交通系ICカードの発行には原則審査がありません。収入や信用履歴の問題で利用できないといったことがないため、そういった点でも利用者が多くなっています。

こうした特長から、お店に交通系ICカード決済を導入した場合、他の決済方法に比べると、より多くの人が利用する可能性があります。

出典:My Suica(記名式)・Suicaカードの購入|JR東日本

2-2.決済スピードがアップする

株式会社ジェーシービーの『決済速度に関する実証実験結果』によれば、現金決済にかかる時間は平均約28秒かかるとされています。しかし、交通系ICカード決済であれば、タッチからわずか0.2秒、時間のかかる端末でもタッチから数秒で決済が完結します。

小売店や飲食店では、お客様が財布から現金を取り出し、現金を受け取って数え、お釣りを渡す…という一連の作業をしている間に、レジに行列ができてしまうこともあるでしょう。

しかし交通系ICカード決済であれば、カードを端末にタッチするだけで決済が完了するため、お客様をお待たせしなくて済むようになります。また、釣り銭ミスがなくなることも大きなメリットです。

出典:決済速度に関する実証実験結果|株式会社ジェーシービー

3交通系ICカード決済の導入方法

多くのメリットがある交通系ICカード決済を、小売店や飲食店に導入する方法は「交通系ICカード決済のみを導入する場合」と「交通系ICカード決済プラスαを導入する場合」によって異なります。詳しくみていきましょう。

3-1.交通系ICカード決済のみを導入する場合

例えば、Suicaでの決済のみを導入する場合は、JR東日本が提携しているアクワイアラ(代理店)と加盟店契約を締結し、端末を設置する流れになります。

導入にあたって必要になる費用は「端末費用」や「端末設置環境準備費用」「端末設置費用」などです。その他、ランニングコストがかかることもあります。詳細な条件については、契約する代理店への問い合わせが必要です。

出典:Suicaの加盟店になるには|JR東日本

3-2.交通系ICカード決済を含むキャッシュレス決済全般を導入する場合

Suicaだけでなく、他のキャッシュレス決済も同時に導入したい場合は、「マルチ電子マネー決済端末」と呼ばれるキャッシュレス決済端末を導入することをおすすめします。

これは、クレジットカード決済や、QUICPayやWAONなどの電子マネー決済に対応するほか、製品によってはPayPayなどのQRコード決済にも対応できるものです。

キャッシュレス決済端末の中には、レジ端末と連動できる製品もあり、こうしたものを選ぶと、よりお会計が効率的になるでしょう。

例えばカシオのタブレット型レジ「EZネットレジ」は、キャッシュレス決済端末である「EZキャッシュレス」と連動できます。お会計金額をキャッシュレス決済端末に打ち直す「二度打ち」が不要になるため、ミスが減り業務効率が上がります。

今後、キャッシュレス決済はさらに普及していくものと考えられます。キャッシュレス決済端末と連動できるレジを同時に導入することで、お会計業務がよりスムーズになるでしょう。

4まとめ

このコラムでは、交通系ICカード決済を導入することで得られるメリットと交通系ICカード決済を導入する方法を紹介しました。

これから先、交通系ICカード決済を導入するなら、幅広いキャッシュレス決済に対応できるマルチ電子マネー決済端末を導入することをおすすめします。さらに、レジと連動できる製品を選べば、お会計時の手間を大幅に減らせます。

交通系ICカード決済にご興味をお持ちの小売店・飲食店オーナーの方はぜひ、このコラムを参考にしてみてください。

5交通系ICカード決済の導入にもEZキャッシュレスがおすすめ

カシオのEZキャッシュレスは、交通系ICカード決済だけでなく、クレジットカード決済や、主要な電子マネー、さらにQRコード決済にも広く対応しているキャッシュレス決済端末です。

カシオの「EZネットレジ」や「ブルレジ」と連動させることができるので、お会計金額をキャッシュレス決済端末に打ち込む、金額の「2度打ち」をする手間がなくなります。

さらに、保守やサポートも充実しています。365日(9:00〜22:00)対応のコールセンターをご用意しているため、操作方法がわからなかったり、もしトラブルが発生した際にも安心です。

なお、以下のページではEZキャッシュレスについて詳しく解説していますので、ぜひチェックしてみてください。

EZキャッシュレスについて詳しくはこちら

2023年10月

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