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カフェの集客方法|SNSなどのツールや集客アップに繋がるアイデアを紹介

お店の経営を安定させるためには、新規のお客様を呼び込みつつ、リピーターとなってくれるお客様を増やす必要があります。多くのお客様に来店いただくことで経営が安定し、新メニューの開発や、提供するメニューのクオリティ向上などにも取り組めるようになるでしょう。人気店をつくるために集客は欠かせません。

では、カフェの集客にはどのような方法があるのでしょうか? ここでは、SNSなどインターネットを使うツールと、定番ともいえるアナログなツールの両方を紹介しながら、集客アップに関するアイデアについても解説します。

1新規顧客を開拓するツール

まずは、新規のお客様にお店を知ってもらい、来店していただくために活用できるツールを紹介します。

1-1.看板・ウェルカムボード

店名が書かれた看板は集客の基本となります。どのようなお店かをわかりやすくお客様に示す重要な手段です。また、お店の様子がわかるよう店頭にウェルカムボードを設置するのもひとつの方法です。店舗が人目につく立地であれば、この2つは立派な集客ツールとして機能します。

きちんとした看板がない場合、お客様がお店の存在に気づかないことがあります。また、もし気づいたとしても、看板がきちんと掲げられていない店に入るには勇気がいるものです。

しかし、カフェの場合あまり目立つ看板を掲げたくない経営者の方は多いかもしれません。たしかに、落ち着いた雰囲気のカフェに派手な看板は似合いません。そんなときは、ウェルカムボードが役割を果たしてくれるでしょう。ウェルカムボードとは店頭に置く黒板のようなもので、メニューを価格とともに掲示することで、お客様が入りやすくなります。

ウェルカムボードは、お店が地下や2階以上の高層階にある場合にも役立ちます。お店の建物の入口にウェルカムボードを出しておけば、それを見て来店されるお客様もいらっしゃることでしょう。そのとき、お店の中の写真や、「コーヒー1杯でもお気軽にどうぞ」といったメッセージを添えるとより効果的です。

1-2.SNS・Googleビジネスプロフィール

Instagram(インスタグラム)や、X(旧ツイッター)などのSNSも集客ツールのひとつとなります。最近は、たまたま見かけたお店に入るときも、その場でインターネットで調べる人がいるほどなので、InstagramやXのアカウントをつくっておくことはマイナスにはならないはずです。

投稿する内容は、InstagramとXで少々異なります。見た目がきれいなメニューが多いカフェであればインスタグラムが向いているでしょう。これは、Instagramが写真主体で、いわゆる「映え」るものが話題になる特性があるためです。Xは文章主体のSNSのため、お店のこだわりや、お知らせなどを発信するのに向いています。

もうひとつ、ぜひ登録したいサービスが、Googleビジネスプロフィール(旧Googleマイビジネス)です。Googleでお店の名前を検索したときや、Googleマップ上にお店の詳細が表示される機能で無料で登録できます。口コミ機能もあるため、よい口コミと評価が多くなれば評判の店として注目を集め、さらに高い集客効果が見込めます。

なお、Googleビジネスプロフィールは誰でも登録できるため、オーナーが登録する前からすでにお店の情報が存在している場合があります。しかし、誤った情報や事実でない口コミが投稿されているケースもあるため、早めにオーナーとして登録し、誤情報への対策を行うことが大切です。

1-3.チラシ・広告・インターネット広告

チラシをつくり、お店の近くで配布したり、直接ポスティングしたりする方法もあります。アナログな手法ながら費用対効果が高いとされ、有効な宣伝手段として現在も使われています。さらに、新聞に折込チラシを入れる方法や、似た方法としてフリーペーパーへの広告掲載などもあります。

最近人気なのはインターネット広告です。こちらは、GoogleやYahoo!の検索画面に文字で表示させる方法や、Google広告を使ってバナーを表示させる方法などがあります。また、地域を紹介するウェブメディアなどに有償で依頼して、取材広告を掲載する方法もあります。

2リピーターを増やすためのツール

すでにお店に訪れたことのあるお客様に、何度も来店してもらうためには工夫が必要です。ここでは、リピーターを増やすために利用できるツールを紹介します。

2-1.割引チケット・ポイントカード

飲食店がリピーターを増やすための定番ツールに、割引チケットやポイントカードがあります。会計時に次回の来店で使える割引チケットを渡したり、10回来店ごとに好きな飲み物が1杯無料になるといったポイントカードを用意したりすることで、お客様がもう一度足を運んでくれる可能性が高まります。

なぜこういったことをするかというと、リピーターはより多くお金を使ってくれる可能性が高いからです。マーケティング業界には、顧客離れを5%改善すると利益が25%改善されるという「5:25の法則」という考え方があり、新規顧客を獲得するよりも常連客を増やしたほうが合理的なことが知られています。

しかし、カフェの場合は、紙の割引券やポイントカードがお店の雰囲気に合わないことがあるでしょう。そんなときは、LINEミニアプリやQRコード決済のポイントカードを活用する方法を検討してはいかがでしょうか。こうした方法なら、会計時にお客様がスマホを提示すればよいため、割引券やポイントカードを印刷する手間も省けて効率的です。

2-2.SNSなどでの情報発信

Instagram(インスタグラム)やXなどのSNSは、リピーター施策としても活用できます。まずは、お店のInstagramやLINEアカウントをお客様にフォローしてもらいましょう。もし、フォローがあまり増えないのであれば、1品サービスなどの特典をつけてフォローしてもらうのもよいかもしれません。

SNSでは、お店の情報を定期的に発信することが大切です。何度かお店に訪れたことのあるお客様でも、すべてのメニューを知っているわけではありませんから、さまざまなメニューを写真つきで紹介することで、来店を促せるかもしれません。新メニューや季節限定メニューなどの最新情報も積極的に発信しましょう。

SNSを運用する上で大切なのは更新を続けることです。SNSが長らく更新されていないと「ひょっとして営業していないのかな…」と思われてしまう可能性があり、印象もよくありません。SNSをいくつも運用する必要はないので、数を絞って確実に更新しましょう。

3カフェの集客アイデア

ここからは、すぐにできるカフェの集客アイデアを紹介します。

3-1.ローカルSEO対策をしてお店を見つけてもらう

GoogleやYahoo!などで「地域名+キーワード」で検索した際の検索結果に、自分のビジネスが表示されるような対策を施すことを「ローカルSEO対策」といいます。以前は専門知識が必要でしたが、現在はGoogleビジネスプロフィール(旧Googleマイビジネス)を利用することで誰でも簡単に対策できます。

Googleビジネスプロフィールは、最初にオーナーとしての登録が必要ですが、インターネットに関する特別な知識は必要なく、店名や営業時間、連絡先、利用できる決済方法などを入力していくだけで、Googleの検索結果画面やGoogleマップにお店が表示されるようになります。

Googleビジネスプロフィールに登録すると、Google検索やGoogleマップで「渋谷 カフェ」「日比谷 喫茶店」といった検索をした人にお店の情報が表示されるようになり、新規顧客を集客するツールとして機能しますお店の近くでお茶を飲める場所を探している人にダイレクトにアプローチできるため、新規顧客の来店が見込めます。ぜひ活用しましょう。

出典:Googleビジネスプロフィール

3-2.お客様がまた来たくなるお店づくりをする

リピーターのお客様を増やすためには、お客様がまた来たくなるお店づくりをすることが大切です。提供する飲み物や食べ物が美味しいことはとても重要ですが、カフェの場合それ以上に心地よく過ごせることが重要になるかもしれません。

心地よく過ごせるお店づくりは、主に空間づくりと接客の2つの要素に分かれます。まず空間づくりですが、改装することは難しくても、テーブルや什器の配置を見直したり、植物を配置するなどの工夫で居心地がよくなることがあります。他のカフェに客として行って研究したり、お客様の目線から自分のお店を見てみると意外な発見があるかもしれません。

そして、最適な接客スタイルはお店の雰囲気によって変わります。フレンドリーな接客がよいか、付かず離れずの接客がよいかは、訪れるお客様を見ながら考えましょう。また、従業員との間でお店の基本的な接客方針を共有することも大切です。スタッフ間の差が少なくなり、お客様も安心して訪れることができるでしょう。

4まとめ

カフェの集客を考えるとき、まずは新規のお客様を呼び込む方法と、リピーターを増やす方法の2つに分けて考えることが大切です。ここで紹介したツールやアイデアは、基本的に低予算でできるものばかりなので、すぐにでも取り入れられるはずです。

注意したいのは、カフェは居酒屋のように「お得感」を前面に押し出す業態ではないことです。カフェには落ち着いて過ごせる心地よい空間づくりも大切なため、割引券を大々的に配ったり、キャンペーンのポップをお店に張り出したりすることは逆効果になる可能性があります。集客は、そのあたりのバランスを考慮しながら行うことをおすすめします。

2024年1月

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