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居酒屋の集客方法|アイデアや集客ツールをターゲット別に紹介

居酒屋の集客は、売上アップや経営の安定化のために欠かせないものです。しかし、競合店との差別化が難しく、集客に苦戦する居酒屋も少なくありません。

居酒屋の集客を成功させるためには、狙ったターゲット層に対し、効果的な集客方法を実施することが重要です。また、お客様が何度も足を運んでくれるようリピーター対策にも力を入れる必要があります。

ここでは、居酒屋の集客のためのアイデアやツールを、新規顧客とリピーター対策に分けて紹介します。ぜひ参考にしてください。

1【ターゲット別】新規顧客の集客アイデア

1-1.【20代の集客】SNSやGoogleクチコミを活用

新規に20代のお客様を集客したいときは、InstagramやツイッターなどのSNSや、Googleビジネスプロフィールを活用して口コミを集めるなどの方法が効果的と考えられます。いわゆるZ世代は、雑誌や広告からの情報ではなく、お店からの直接の発信や、実際に利用した人の生の声を重視するといわれています。

SNSは、料理やお店の雰囲気をお店自ら投稿すると同時に、来店されたお客様に「#渋谷居酒屋」「#表参道ランチ」といった、地域名が入ったハッシュタグをつけて投稿してもらうと効果的です。投稿してくれたお客様には1品サービスするといった特典をつけてもよいでしょう。

それと同時に、Googleマップ上に口コミ評価とともにお店の情報が表示される、いわゆるGoogleクチコミを参考にする人も多いようです。クチコミ機能を有効活用するために、「Googleビジネスプロフィール」にオーナーとして登録し、店舗情報を充実させることをおすすめします。よい口コミが集まれば周辺のお店との差別化ができ、新規顧客の集客に強力に機能するはずです。

1-2.【30代・40代の集客】グルメサイト・クーポンを活用

30代・40代のお客様を集客するなら、グルメサイトやクーポンを活用した集客がおすすめです。この世代は「食べログ」や「ぐるなび」などが最も盛んだった時期から愛用している人が多いとされています。

グルメサイトに情報を掲載するためには所定の掲載料が必要になります。販促費用がかかるため一定の出費にはなりますが、一方で割引クーポンを掲載できるメリットがあります。

また、30代・40代の会社員は宴会や飲み会が多く、幹事をする機会も増えます。その際、お得に予約できるグルメサイトのクーポンを活用する人は多いので、お得感のあるクーポンを用意すれば新規顧客の集客が期待できるでしょう。宴会歓迎のお店は、ぜひグルメサイトのクーポン機能も活用したいところです。

それと同時に、Googleビジネスプロフィールへの登録も忘れず行いましょう。この世代もGoogleのクチコミ機能を利用する人は多いため、戦略的にクチコミを集めることが大切です。

1-3.【50代以上】チラシ・ポスターを活用

50代以上のお客様を集客したい場合は、グルメサイトなどに加え、店頭のポスターや看板、チラシの配布などのアナログな方法も積極的に活用することをおすすめします。

お店が人通りの多い通りに面しているのであれば、お得な飲み放題や宴会コース、ハッピーアワーなどのポスターを店頭に張り出すとよいでしょう。メニューが簡単にわかるポスター類も一緒に掲示できれば、より効果的です。また、ランチタイムで訪れたお客様が見られるよう、宴会プランなどのポップを店内に用意するのもよいでしょう。

また、店頭や街頭でチラシを配る方法もあります。オフィス街に近いお店であれば、ランチタイムで人通りが多い時間や、夕方の退勤ラッシュ時などが狙い目です。アナログな方法ですが一定の効果が見込めます。

2リピーターを増やすためのアイデア

2-1.割引チケット・ポイントカード

お会計の際に、次回使える割引チケットやポイントカードを渡す方法です。次回使える割引券や、5回来店ごとに料理1品無料といったポイントカードを用意することで、お客様がもう一度足を運ぶきっかけになるかもしれません。忘年会や歓迎会のシーズンであれば、専用の割引券を配ってもよさそうです。

マーケティング用語に「5:25の法則」というものがあります。これは、顧客離れを5%改善することで利益率が25%改善されるというものです。また、「80:20の法則」というものもあり、こちらは売上の80%は上位20%の優良顧客によるものという考え方です。常連客を増やすことで経営は安定します。新たな顧客を開拓するよりも効果的と考えられるため、一度来たお客様がもう一度足を運んでくれる工夫をしましょう。

2-2.SNSなどでの情報発信

Instagram(インスタグラム)やXなどのSNSや、LINEを利用して情報発信する方法です。まずは、お客様にSNSをフォローしてもらうか、LINE公式アカウントを友だち登録してもらいましょう。フォロー数が伸び悩むようであれば、「フォローで1品サービス」といった特典も検討しましょう。

SNSや公式LINEでは、新メニューや季節限定メニューなど、お店の情報を随時発信していくとよいでしょう。また、予約が比較的少ない月曜日や火曜日限定でお得なキャンペーンを行い、その情報を発信すれば、お客様がふらっと来店してくれるかもしれません。

また、SNSに投稿する際は、「#渋谷居酒屋」といったハッシュタグも忘れずに載せましょう。リピーター対策になると同時に、SNSを使って検索する新規顧客にもアプローチできるようになります。

2-3.ハッピーアワーの導入

ハッピーアワーとは酒類の割引を行う時間のことで、利用者が比較的少ない平日の16~19時頃に実施されます。この時間だけリーズナブルにお酒を飲めるようにすることで、平日休みの人や、会社帰りの息抜きに立ち寄ってくれるお客様を増やす狙いがあります。

リピーター対策として有効なほか、SNSやチラシ、ポスターなどでアピールすることで、新規顧客獲得の手段としても機能します。また、来客数の波が小さくなるため従業員のシフトが組みやすくなったり、トータルでの売上がアップする効果も期待できます。

一方で、客単価が減ってしまう可能性があります。ある程度は宣伝費として割り切る必要がありますが、酒類を一律価格にせず、原価の低いハイボールと原価の高いビールで価格を変えたり、「おつまみとお酒で1,000円」といったセット販売にしたりすることで、客単価の低下は最小限に抑えられるでしょう。

2-4.お客様が何度も来たくなるお店づくり

もっとも大切なことは、お客様が何度も来たくなるお店づくりを日頃から意識することです。お酒と料理がおいしく、しかも心地よく過ごせるお店であれば、お客様は足繁く通ってくれることでしょう。

心地よく過ごせるお店づくりは、大きく「接客」と「空間づくり」の2つの要素に分かれます。接客スタイルはお店の考え方や客層によって変わりますが、店主が考える接客の方針を従業員間で共有することは大切です。最近は、特定の店員の対応から悪い口コミに発展することもあるため、接客方針をある程度マニュアル化して、店員による接客のばらつきを小さくする工夫が必要かもしれません。

空間づくりに関しては、みんなが肩を寄せ合ってワイワイできるお店を目指すか、静かに飲めるお店にしたいかによっても異なります。それによって席間隔やBGMの有無、什器の選定や配置も変わるため、まずはお店のコンセプトを明確にすることが大切といえるでしょう。

3まとめ

居酒屋の集客は、ターゲットに合った集客ツールや、割引クーポンの提供などが有効です。また、新規顧客の集客だけでなくリピーターの対策も重要な課題となります。単純な集客手段を考えるだけではなく、ハッピーアワーの導入や居心地の良いお店づくりなども検討しましょう。

こうした戦略を組み合わせることで、競合店との差別化を図り、顧客満足度を高めることができるようになります。ここで紹介したツールやアイデアは、少ない予算で今すぐできるものばかりなので、ぜひ参考にしてみてください。

2024年2月

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