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店舗運営応援コラム

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自動釣銭機とキャッシュレス決済を併用するメリットとは?

お客様と店員の間で現金をやりとりするこれまでのレジ業務には、いくつかの課題がありました。しかし、自動釣銭機とキャッシュレス決済を導入することで、これらの課題を解決できる可能性があります。

このコラムでは、自動釣銭機とキャッシュレス決済の具体的なメリットと、導入時のポイントをわかりやすく解説します。レジ業務の抜本的な改善を目指している店舗経営者の皆様は、ぜひ参考にしてください。

1従来のお会計の課題とは?

店員とお客様が、直接現金をやりとりする従来のお会計には、いくつかの課題がありました。ここでは、代表的な2つの課題について解説します。

1-1.現金の数え間違い・お釣りの渡し間違いが起こる

お客様から現金を受け取り、手作業でお釣りを用意する従来のお会計の方法は、受け取った現金を数え間違えることや、釣銭を間違えることが起こりがちでした。店員が手作業で行うため、細心の注意を払っていても、ヒューマンエラーをゼロにするのは難しいのです。

これは、お会計に不慣れな従業員であればなおさらです。釣銭間違いについてお客様からクレームを受け、お会計をやり直している間にレジに行列ができてしまい、お客様がイライラしてしまうこともあるでしょう。

こうした状況はお店の雰囲気を損ねますし、従業員が自信を失い、モチベーションが低下する原因にもなりえます。

1-2.閉店後のレジ締め作業に時間がかかってしまう

店舗では営業終了後に、1日の売上げを確認する「レジ締め」作業を行います。具体的には、ドロアの中の現金をすべて数え、レジに記録された金額と一致することを確認します。

レジ締め作業にかかる時間は1台あたり20~30分程度と考えられますが、営業終了後に間違えないように現金を数える作業は、疲労から集中力が途切れがちで、時間がかかってしまうことも少なくありません。また、金額が合わない場合、何度も計算と確認を繰り返さなくてはならないため、残業が必要になるケースもあります。

レジ締めにかかる時間が短くできれば、閉店後の作業が省力化でき、その分、別の仕事をしたり、残業せずに帰宅できたりするようになるはずです。

2自動釣銭機とキャッシュレス決済を導入するメリット

こうしたレジ業務の課題は、自動釣銭機とキャッシュレス決済を導入することで改善できます。さらに、セキュリティや衛生面でもメリットがあります。

2-1.店員が現金を数え間違えることがなくなる

キャッシュレス決済を導入し、クレジットカード決済や電子マネー決済、QRコード決済などを利用するお客様を増やすことで、現金を扱う機会そのものを減らせます。

それだけでも現金の数え間違いによるトラブルは減りますが、さらに自動釣銭機を導入することで、現金の数え間違いもなくせます。店員は、お客様から受け取った現金をそのまま自動釣銭機に投入し、出てきたお釣りをドロアから取り出してお客様に渡すだけでOKです。

店員が現金を数え間違えたことで起こるトラブルがなくなるため、お会計でのクレームが減り、業務が省力化できるでしょう。

2-2.レジ締め作業で現金を数える必要がなくなる

自動釣銭機とキャッシュレス決済を導入すると、レジ締め作業が大幅に効率化されます。多くの自動釣銭機は、中に入っている現金を自動でカウントし残高を表示できるので、ドロアの中に入っている現金を数える作業が不要です。さらに、キャッシュレス決済にいたっては、現金そのものを使用しません。

現金とキャッシュレス決済の金額が自動で計算されるため、その合算が売上げと一致するかを確認するだけでよくなり、現金を手作業で数える工程をなくせます。レジ締めにかかる時間を大幅に短縮できるため、その分、他の業務に時間を使えるようになり、残業時間も削減できるはずです。

2-3.不正を未然に防ぎセキュリティが向上する

自動釣銭機とキャッシュレス決済を導入することで、社内での不正を未然に防げます。従来は、従業員がレジから現金を取り出せたので、売上げを持ち出すことが出来ました。レジ締めの際に金額が合わなくても、少額の場合はミスか不正かを判断することが難しかったでしょう。

しかし、自動釣銭機とキャッシュレス決済を導入すると、従業員が現金に触れる機会がなくなります。従業員に疑念を持たざるを得ない状況は、経営者と従業員にとってストレスとなりますから、こうした環境そのものがメリットになるはずです。

2-4.衛生面が向上する

新型コロナウイルスの流行をきっかけに、現金がさまざまな人の手に触れて流通し、衛生面で懸念があることが知られるようになりました。

キャッシュレス決済を導入すれば、現金の利用そのものを減らせるので、より衛生的なお会計が可能になります。さらに、自動釣銭機を導入し、お客様自身が現金を投入してお釣りを受け取る「セミセルフレジ」として利用すれば、店員とお客様の接触機会が減り、現金決済でも衛生的なお会計が可能になります。

これは、新型コロナウイルスだけでなく、インフルエンザが流行した際などにも恩恵を得られます。飲食店や薬局など特に衛生面が大切な業種はもちろん、従業員の健康にもプラスの影響を与えることでしょう。

3導入時のポイント

自動釣銭機とキャッシュレス決済を導入することで、さまざまなメリットが得られます。ここでは、メリットを最大化する方法や、注意すべき点について解説します。

3-1.タブレット型レジと組み合わせての導入がおすすめ

ドロアと一体型になっているレジを利用している場合、自動釣銭機を導入する際はレジ本体も買い替えることになります。そのとき、個人店などの小規模店舗におすすめしたいのが、タブレット型レジです。

タブレット型レジは、専用アプリをインストールしたタブレットをレジ端末として利用するもので、これまで高価なPOSレジでしかできなかった、リアルタイムでの売上集計や、売上データの外部出力機能などを備えています。

ドロアやレシート用プリンタなどは別売りになっており、自動釣銭機やキャッシュレス決済端末とも連携できます。連携して使用することで、お会計やレジ締め作業がさらに正確かつスピーディーになるため、セットでの導入がおすすめです。

3-2.初期費用やランニングコスト

自動釣銭機やキャッシュレス決済端末を導入する場合、購入費用がかかります。また、レジも買い替えるのであれば、さらに費用はかさむでしょう。

この中でもっとも高価なのは自動釣銭機で、製品によって異なりますが、50万円~100万円程度の商品が多くなっています。一方で、タブレット型レジやキャッシュレス決済端末は比較的導入しやすい金額です。

業務の効率化やトラブルの抑制、衛生面の向上などの効果が得られますが、お会計の回数が多いお店ほど恩恵は大きくなる一方で、お客様が比較的少なく、ゆっくりお会計できるお店では費用対効果が十分でないケースも考えられます。

その場合、一気にすべてを揃えるのではなく、まずはタブレット型レジとキャッシュレス決済端末を導入する…といった方法も考えられます。導入する際は、費用に見合う効果があるかを十分に検討しましょう。

4まとめ

自動釣銭機とキャッシュレス決済を併用することで、レジ業務の効率化やセキュリティ面や衛生面での向上が期待できます。特に、現金の数え間違いによるトラブルがなくせることや、レジ締め時間を短縮できることは大きなメリットといえるでしょう。

さらに、自動釣銭機とキャッシュレス決済端末の両方と連動できるタブレット型レジを同時に導入することで、効果は最大化できます。その際は、導入コストだけを考えるのではなく、導入することで得られる効果にも注目することが大切です。

5自動釣銭機とキャッシュレス決済を導入するなら「EZネットレジ」とセットがおすすめ

自動釣銭機とキャッシュレス決済を導入するなら、「EZネットレジ」との組み合わせがおすすめです。

EZネットレジは、リアルタイムで売上を集計・分析できる、カシオのタブレット型レジ。はじめてでもすぐに使える簡単操作と、便利な省スペース設計で、あらゆる店舗にスムーズに導入できます。売上や粗利、客単価などがリアルタイムで確認できるほか、商品別や日別などの多様な集計も可能です。

さらに、主要なキャッシュレス決済サービスに幅広く対応した電子決済端末「EZキャッシュレス」と組み合わせることで、お会計金額をキャッシュレス決済端末に打ち直す「2度打ち」が不要になります。さらに、自動釣銭機やバーコードスキャナなどを組み合わせることで、お会計が正確かつスピーディーになるはずです。

こちらのページでは、EZネットレジについて詳しく紹介しています。ぜひ一度、ご覧ください。

EZネットレジについて詳しくはこちら

2024年3月

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