店舗運営応援コラム
美容室は名刺クーポンの活用で再来店を促進する
1最近は名刺を渡す美容室が多くなってきた
美容室でよく渡されるようになってきたのがスタイリストの名刺。お店やスタイリストのことがアピールできるため、再来店を促進する大事なツールになっています。ここではさらにその名刺をひと工夫することで効果を上げるワザを考えてみましょう。
2名刺は最も捨てられにくい販促ツール
会社でもないのに初めてそのお店に行くと名刺をくれるということに、最初は戸惑う人もいたかも知れませんが、今や美容室(スタイリスト)が名刺をお客様に渡すことは普通になってきました。では今一度名刺を使うメリットをおさらいしておきましょう。
まずは何よりも捨てられにくいこと。リーフレットなら捨てるのにまったく抵抗がなくても、個人名が書いてある名刺は捨てる際にちょっと躊躇しますよね。そこにスタイリストの顔写真や出身地などのプロフィール、得意な施術などが載っていれば親近感を持っていただきやすくなります。
「ラーメンが大好きです。特に豚骨には目がありません。店舗近くのラーメン屋は全店制覇しましたので、おいしいお店が知りたければ、声をかけてくださいね」こんなプロフィールを書いておけば、お客様と簡単に仲良くなれます。もちろん売上を稼いでいるスタイリストの特長は、「お客様と仲良くなる力が強い」ことですが、トーク術を磨くだけでなく、名刺に出身県や趣味を書いておくことで、お客様との共通の話題を見つけるようにしているのですね。
3名刺の行く先は財布かカードケース
ではこの名刺、受け取った後はどこにしまわれるでしょうか。まずは財布のカードスペース、几帳面なお客様ならそのあとは名刺やポイントカードなどが入っているカードケースにいくでしょう。
「お客様に捨てられない」ようにしなければ意味がないので、大きめのサイズや細長いものはNGです。おそらくバッグのどこかに入れられ、数日後にはごみ箱行きでしょう。そして財布かカードケースに一旦仕舞われた名刺は、その中身を整理するときに再び活躍するチャンスが巡ってきます。財布は領収書やレシートなどで時間が経つといっぱいになってしまうため、ときどき要らないものとそうでないものとを仕分けをしますよね。カード入れも必要なポイントカードを取り出しやすいように順番を入れ替えたりします。そういったときに来店して気持ちよく施術してもらったことを思い出してもらえるかどうかがポイントです。
4名刺を捨てられないポイントは「特典」
お客様にお渡しした名刺を捨てられないために最も効果的な工夫は、「名刺をクーポンにしてしまう」ことです。どんなに笑顔で施術をしてくれたスタイリストの名刺であっても、次は何か月後に再来店するかわからない美容室の名刺は、財布の中での生存競争で敗れて行ってしまう可能性が高くなります。
でも、その名刺に「次回来店時に炭酸シャンプーかハンドマッサージをプレゼントしますから、この名刺をお持ちくださいね」と書いてあればどうでしょうか?単なる名刺よりも数倍から数十倍、生存競争力が高まることでしょう。
そのお客様の来店サイクルを考えて、有効期限を手書きで「次は2016年7月末くらいまでにはご来店くださいね。炭酸シャンプーをプレゼントしますから」などと書いておけば、お客様もせっかくだからクーポンがある間に美容室に行くか、と予約をしてくださる可能性が高くなります。
この「名刺クーポン」は、単純に店舗のスタンプカードや割引クーポンをお渡しするよりも「捨てられづらい」という点でメリットがあります。お客様の日常生活の中で、どれだけ頻度高く自店を思い出してもらえるかが、再来店比率を高めるためのポイントとなりますが、そのためのツールとして名刺クーポンは非常に効果的です。ぜひ試してみてください。
2022年9月
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