店舗運営応援コラム
美容室でCS(お客様満足度)アップのためにすべきこと:フォトシューティング
1ビフォーアフターでお客様にキレイを実感
最近、美容室のオーナー・スタッフが参加したい人気研修の筆頭に挙がってきているのが「フォトシューティング(写真撮影)研修」です。美容室のフォトーシューティング(写真撮影)には、大きく2種類あり、1つは屋外(街中や公園など)でのロケ撮影。もう1つは屋内(美容室内)での撮影です。
前者は主に「宣材写真(雑誌やWEB広告など、宣伝材料として使うために使う写真)」として使われます。宣材写真撮影時の、広告効果を高めるための撮影ポイントは別の機会にお伝えすることとして、今回は後者の「美容室内におけるフォトシューティング(写真撮影)のポイント」についてお伝えします。
サロン(美容室)内での「作品」を撮影される際は、モデルに多彩なカット技術と奇抜なカラーリングなどを施して「非日常」を演出されていることと思います。他の美容室の技術者に「普通の、ありきたりな作品」を見せても反応していただけないですからね。でも、今回お伝えしたいのは、「一般のお客様に再来店を促すための写真撮影」についてです。
あなたの美容室では、お客様の「施術前・施術後の写真」を毎回しっかりと撮影されていますでしょうか?残念ながら多くの美容室では施術後に合わせ鏡で髪の様子をご確認いただく程度で、「こんな感じです」などの曖昧な言葉しかかけられていないのではないでしょうか?これでは、お客様が「あ、私はこの美容室に来るとキレイになれるんだ!」という感覚を持っていただくことは難しいですね。
お客様は美容室に「キレイになりに」来ています。美容室に来られたタイミングでの「キレイになりきっていない」お客様の姿と、施術後の「ピカピカにキレイになっている」お客様の姿を毎回撮影し、お見送り前にしっかりとビフォー・アフター写真をご覧いただくと、「この美容室に来るとキレイになれるんだ!」とお客様が再認識をしてくれ、満足度がアップするようになります。また、「昨年の同じ季節にしていた髪型が好評だったから、今年も同じ感じにしてください」などのリクエストを受けた際にも、しっかりと写真を日付入りで残しておくことで、お客様のご要望に応えやすくなります。
では、美容室においてフォトシューティング(写真撮影)をする際のポイントについて確認してみましょう。
1)写真撮影場所について
出来れば、白い壁の前など、お客様以外の余計なものが写りこまない場所で撮影してください。特にやってはいけないのが、スタイリングチェアーにお客様が座った状態のまま撮影をすることです。これをやってしまうと、どうしても写真撮影者と美容室の雑々としたシーンが写りこんでしまうため、おすすめしません。あくまでも、できるだけ被写体(お客様)だけが写るように工夫をしてください。
2)撮影時の光量について
自然光でナチュラルイメージの撮影ができればベターですが、撮影条件によっては難しいでしょう。その場合は、写真撮影用の照明機材が数千円~で入手できますので、ぜひ購入してみてください。お客様の顔が白とびするような強い光量は必要としませんが、常にナチュラルな写真撮影が可能になります。
3)撮影カット割りについて
正面、後面、横顔の最低3カットは撮るようにしてください。また、特に正面はカメラ目線に慣れていないお客様も多いため、少し目線を外してななめ上を見てもらうと、良い笑顔をいただけることが多くなります。
4)写真撮影機材について
高い機材でなくても良いので、出来ればスマホではなく、専用のカメラを用意してください。少し難しい言葉ですが「被写界深度」が浅い写真(良い意味で背景がボケている写真)を撮ることができると、お客様がグッと引き立ちます。無理に一眼レフカメラを買わなくても、レンズの絞り値を変えられるカメラならば、デジカメで十分でしょう。
5)撮影時のお声掛けについて
とにかく「カワイイ!」という言葉を、お客様が照れるくらいかけてあげてください。また、あなた美容室がFacebookページを持っていたり、ブログを運営している場合は、その写真を掲載する許可を取るようにしてください。この写真は、「素人」が写っているものですので、一般の方が見たときに「自分とかけ離れていない、ナチュラルなイメージ」を感じてもらえることが多くなります。その意味では、とがったモデルさんに最先端のヘアとメイクを施した写真よりも受けが良くなるでしょう。
以上の点を注意してお客様の写真を撮影し、しっかりと顧客管理フォルダなどに整理しておけば、いつでもお客様に「過去の髪型」をご覧いただくことが可能となります。また撮影したビフォー・アフターの写真をお見せすることで、お客様の満足度も高めることができます。初期投資も工数(時間)もほとんどかかりません。ぜひ全員のお客様の写真を、取り続けてください。
2022年9月
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