10年のあゆみ

ご挨拶

カシオの水銀フリープロジェクターは、2019年で10周年を迎えました。
10年にわたりご愛顧いただき、皆様には誠に感謝申し上げます。

私たちは、世界初となる水銀ランプ不使用の半導体光源プロジェクターを2010年に発売。
以降、全てのラインアップで水銀フリーを達成し
水銀フリープロジェクターのトップブランドとして業界を牽引してきました。

2019年にはEducational Solutions機能搭載モデルを展開。
ワンクリックでPCとプロジェクターとの無線接続ができるほか、
生徒のPC画面を先生が管理してプロジェクターに投映することができるなど、
学校におけるICTを活用した授業を効率化する機能性を備えました。

これからも、独自技術と環境思想で新しい価値を提供し、
教育やビジネスにおけるビジュアルコミュニケーションを進化させていきます。

※2000ルーメン以上のデータプロジェクターにおいて。当社調べ。

世界初
水銀フリープロジェクター

さまざまな環境問題の解決が課題となっている一方で、多くのプロジェクターには有害な廃棄物をもたらす水銀ランプが使われています。サステナビリティを理念に掲げるカシオは、「水銀ランプを使わない、明るくて環境に配慮したプロジェクター」をコンセプトに開発をスタート。その実現には数々の困難が伴いましたが、無数の試作を繰り返し、失敗と試行錯誤を重ねた結果、2010年に完成したのがレーザー&LED光源です。水銀ランププロジェクターが一般的だったその時代、優れた環境性能と経済性、機能性を備えた水銀フリープロジェクターの登場に、世の中は驚きました。

※2000ルーメン以上のデータプロジェクターにおいて。当社調べ。

レーザー&LED光源の
テクノロジー

高輝度の青色レーザーと、赤色LEDを組み合わせたカシオ独自の光学エンジン。高い投映効果を実現する優れた省電力技術と光学ブロックの最適化により高圧水銀ランプ方式や他の半導体光源に比べ、少ない消費電力で明るい投映光が得られます。さらに、自由度の高い設計レイアウトと独自の高密度実装技術により、製品サイズの小型化にも貢献。プロジェクターの次世代基準を確立するべく、独自の進化を続けています。(関連特許取得済み)

2010年から、
すべてのラインアップで

水銀フリーを実現

世の中にはいまだに水銀ランプを使ったプロジェクターが多く販売されていますが、2017年8月に「水銀に関する水俣条約」という、水銀の使用規制と輸出入規制を制定した国際条約が発効され、水銀ゼロへの取り組みが世界規模で進められています。プロジェクターは水俣条約の規制対象にはなっていませんが、条約が発効される7年も前から、カシオは環境保全を第一に考えて水銀フリーを徹底しているのです。

カシオ歴代の水銀フリープロジェクター

安心と信頼の
メイド・イン・ジャパン

レーザー&L E D光源は高度なエンジニアリングが必要とされているため、製造はすべて山形カシオで行われています。最新の全自動生産システムと人間による徹底した投映品質検査により、世界に誇る高品質な製品が生み出されているのです。

山形カシオ
プロジェクター製造ライン

エコマーク認定/
グリーン購入法適合

カシオのプロジェクターは「水銀を使用しない固体光源」の採用と、省エネ・省資源設計によるものづくりによりエコマークを取得しています。さらに、環境省が定める国等による環境物品等の調達の推進等に関する法律である「グリーン購入法」にも適合しています。