弊社は昭和21年に創業し、主に鶏卵、そのほかお米や塩を販売する会社です。鶏卵には特別にこだわりがあり、岡山県美星町の「星の里たまご」や広島の「地養卵」など、新鮮な状態で提供しています。老舗企業として地域やお客様からの信頼を得て、今では従業員も11名に増え、取引先は500件以上に拡大しました。取引先には飲食店をはじめ、ホテルや病院等があります。地域に根ざした企業として、お客様との信頼関係を大切にし、厳選した新鮮な商品をお客様に提供することが弊社の強みです。
弊社の課題は、メッセージアプリや電話、ファックスなどによる受注で従業員への負担が大きくなっていたことです。電話の場合、他の業務中に注文を受けると、受注したことを忘れてしまい、手配が遅れることもあります。履歴が残らないので、受注時のメモ用紙を紛失すると確認のしようもありません。さらに、留守番電話は音声が聞き取れない、ファックスの文字が読めないなどの問題がありました。確認の連絡や配送内容の間違いなど、こちらの業務負担増加だけではなく、お客様にも迷惑がかかります。また、注文が配送担当者に直接入るケースもあります。飲食店の取引先が多いため、夜中に受注が入ることも少なくありません。業務時間外に電話を受けることもあり、従業員の負担軽減は弊社のクリアすべき課題でした。
導入のきっかけは、お客様から「受発注のシステムは導入しないのか」と問い合わせがあったことです。昨今、業界内でも電話・FAXによる発注から、 デジタルでの取引が徐々に増えつつあります。お客様の中には、他社の仕入れ先で受発注システムを活用するケースもあるようで、弊社にも問い合わせ要望がありました。弊社には受発注システムに関する知見はありませんが、カシオさんの販売管理システム「楽一」は導入済みだったため、楽一との連携や従業員の負担軽減などを考慮して、BC受発注の導入を決めました。
取引先の選定には、「弊社の担当者が個別に受注対応をしている」「デジタル化に抵抗感を示しにくい」の2つを軸としました。弊社では配送担当者のもとに直接注文が入ることもあり、業務負担の増加につながっています。そこで業務負担を軽減するために、個別発注を行う取引先を優先的に登録しました。とくにデジタルに不慣れな高齢な方は、BC受発注のようなシステム化に抵抗感を示すところもあります。そのため、システム化をスムーズに進められるよう、受け入れてもらいやすい取引先を選定しました。案内の際はチラシを配布しただけですが、操作画面がシンプルで扱いやすいため、どこも問い合わせもなく、問題なく操作できているようです。取引先はどこも定番商品の発注がメインなので、簡単に商品を選択できるBC受発注は弊社にマッチしているかと思います。
BC受発注導入後、メッセージアプリや電話、FAXによる受注は軽減されました。配送担当者に対し、個別に入る発注が減少し、負担軽減につながっています。さらに、楽一との連携により、伝票入力を手動で行う必要がなくなりました。登録件数はまだ少ないため、作業時間の短縮はこれからですが、入力ミスや作業負担は軽減されています。また、BC受発注の導入により、競合他社との差別化も図れていると思います。デジタル化が進む昨今ではありますが、まだまだ対応していない企業も多いです。新規取引先を開拓する際に、BC受発注のようなシステムがあることは、弊社として強みになります。今後は、留守電・FAXで発注を行う取引先中心に登録件数を増やし、経営課題の解決に取り組みたいと考えています。
まんがでわかるBC受発注
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