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【今さら聞けない】
卸売業の機械に関する専門用語5選
(エアーブラスト、液体凍結、サーマルプリンタ、シュリンク包装機、チャンバー)

2025.02.28|最終更新日:2025.02.28
【今さら聞けない】卸売業の「物流」に関する専門用語7選(易損品、運行管理者、WMS、ネステナー、バーチカル、ばんじゅう、マテハン)

卸売業界では、食品の冷凍や包装などにあらゆる機械を使います。
ここでは、エアーブラスト、液体凍結、サーマルプリンタ、シュリンク包装機、チャンバーという5つの専門用語を、基本的な意味と特徴・注意点などとともに解説します。

目次

  1. 1.エアーブラスト(エアブラスト)
  2. 2.液体凍結
  3. 3.サーマルプリンタ
  4. 4.シュリンク包装機
  5. 4-1. トンネル式
  6. 4-2. ドライヤー式
  7. 5.チャンバー

1.エアーブラスト(エアブラスト)

エアーブラストは、食品などを冷気の中に投入して急速冷凍する手法です。食品冷凍機の中で最もポピュラーな方式で、気体冷却式とも呼ばれます。

エアーブラストには、食品を載せたトレーやラックを入れて扉を閉じて冷凍する「バッチ式」と、トンネルの中を通過させながら冷凍する「トンネルフリーザー」があります。

急速冷凍としては手軽かつ低コストで導入でき、さまざまな食品に対応できることがメリットです。温度や風速を調整することで、型崩れさせたくない食品にも対応できます。

一方で、冷却時に発生する氷の結晶が大きく、肉や魚などの細胞を破壊しやすいことには注意が必要です。解凍時に旨味や栄養分がドリップとして流出しやすいことは、冷凍技術の発達とともにデメリットと見なされるようになりました。

2.液体凍結

液体凍結は、その名の通り液体(不凍液)を用いて急速冷凍する手法です。-35℃でも凍らないアルコールなどを使用することから、アルコール凍結とも呼ばれます。

液体凍結は、エアーブラストの約20倍程度、熱伝達率が高いことが特徴です。凍結スピードが速いため細胞の破壊がおきづらく、鮮度を長く維持するとともに、解凍後の食感や風味をキープしやすくなります。

極低温で冷凍するため、魚介類に寄生するアニサキスや寄生虫が原因となる食中毒の予防にも効果的です。一方で、パッケージの密閉や不凍液の厳密な管理が必要になり、設備や安全管理への投資が必要になります。

3.サーマルプリンタ

サーマルプリンタは、熱を利用して用紙や包装フィルムに印字するプリンタです。レシートや電車の乗車券の印刷に用いられる他、製造ラインではロット番号や消費期限などの印刷に用いられます。

主に「感熱式」と「熱転写式」の2種類に分類され、感熱式は専用の感熱紙に直接印字し、熱転写式はインクリボンを使用して印字します。

感熱式は構造がシンプルでメンテナンスが容易である一方、直射日光や高温で印字が消えやすい注意点があります。一方、熱転写式は耐久性が高く、長期間保存する必要のある情報などの印字に適しています。

4.シュリンク包装機

シュリンク包装機は、熱を加えると縮むフィルムの特性を利用し、包装フィルムを製品にぴったりとフィットさせる包装機です。食品や化粧品、医薬品、生活用品など幅広い分野で使われています。

シュリンク包装機には、大きく分けて「トンネル式」と「ドライヤー式」があります。

4-1.トンネル式

シュリンクフィルムで包んだ製品を、熱風が吹いているトンネル内を通す方式です。均一に熱を当てられるため、ドライヤー式に比べてきれいにシュリンクさせられます。

熱を加える方式として、「蒸気式」と「熱風式」があります。蒸気式は美しく仕上がる一方で、設備が大がかりで水滴の除去も必要になります。

熱風式は、仕上がりこそ蒸気式には及ばないものの、設備が小さく低コストで運用できるメリットがあります。

4-2.ドライヤー式

製品が入ったシュリンクフィルムに、工業用ドライヤーで熱風を当てて収縮させる方式です。トンネル式より導入コストが低いため、手軽に始められます。しかし、シュリンクするのに手間が掛かるため、小ロットの製品に向いています。

5.チャンバー

チャンバーという言葉は、卸売・製造業界では一般的に「チャンバー式真空包装機」のことを指します。

チャンバーとは英語で「小さな部屋」「空間」といった意味があり、その名前の通り、袋に入れた商品を小さなボックス内にセットし、ボックス内全体の空気を抜くことで真空状態にします。

高真空が得られることと、液体の真空包装に対応していることがメリットです。一方で、大きなポンプを使うため、真空状態にするまでに時間がかかることや、対応できるサイズが比較的小さいことには注意が必要です。

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