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入りやすいお店の特長とは?思わず入りたくなる店作りのポイント

お店にとって、お客様が入りやすい雰囲気はとても大切です。最近はインターネットで調べてから来店する人が増えてはいるものの、街を歩いていて偶然見つけたお店を訪れる人はたくさんいます。

リピーターになってくれるお客様も最初は一見客。ひとりでも多くのお客様に、まずお店の中に入ってもらうことが、お客様を増やしていくスタート地点となります。

このコラムでは、思わず入りたくなるお店に共通する特長を解説するとともに、「入りやすいお店」にするための具体的な対策もご紹介していきます。

1入りやすい店に共通する3つの特長とは?

「入りやすい」と感じるお店には、どのような特長があるのでしょうか。ここでは大きく3つの観点から解説します。

1-1.情報開示:入店前にどのようなお店かわかる

外からお店を見ただけで、どのようなお店かわかることは、新しいお客様を獲得する上でとても重要です。具体的には以下のような要素が必要となります。

  • 店内が外から見えて雰囲気がわかる
  • 店に入る前にだいたいの価格・料金がわかる
  • インターネットにお店の情報が公開されている

店内の雰囲気が外からわかることと、メニューやサービスの価格がわかることは、通りがかった人に入店してもらうためにとても重要です。大きなガラス窓があったり、お店の外にメニューを掲示しているお店が多いのはこうした理由があります。

最近は、ネットで事前に調べてから来店したり、たまたま見つけたお店でも、その場でスマートフォンで調べる人が増えています。そのため、インターネットにお店の情報を公開しておくことも、入りやすい店作りの一貫といえます。

1-2.清潔感:お店がきれい

ふたつ目は、お店がきれいに保たれていて清潔感があることです。こちらにも3つの要素があります。

  • お店の外観が破損したり、塗装がはげたりしていない
  • お店の周囲にゴミや不用品(に見えるもの)が置かれていない
  • きちんと清掃されている

清潔感は業種を問わず大切な要素です。メンテナンスと清掃が行き届いているお店は、好感度・信頼感がアップしますし、できていなければ一見客が立ち寄る機会は大きく減ってしまいます。

1-3.親近感:雰囲気に暖かみがある

3つ目は、お店に暖かい雰囲気があることです。親しみやすさを感じる要素は、大きくふたつあります。

  • お店の外観の雰囲気がやわらかい(外壁の色味・素材など)
  • 外から見える店内(店員・客)の雰囲気がよさそう

外装のデザインが同じでも、色と素材で雰囲気は変わります。ダークグレーの外壁と冷たい金属のドアのお店より、淡いオレンジの外壁と木製の扉のお店のほうが入りやすく感じるはずです。

外からお店の中が見える場合は、店内の雰囲気作りも重要です。店員の姿がなかったり、店員がいてもふざけていたら印象は悪くなります。また、常連客と店員がずっと話をしているのも、一見客が入りづらくなる原因です。

店員・お客様ともに適度な距離感があり、明るく気さくで入りやすい雰囲気作りが重要です。

2入りやすい店の作り方

では、入りやすい店を作るために、どのようなことに気をつけるとよいのでしょうか。ここでは7つの項目にわけて具体的に解説します。

2-1.店内がほどよく見えるようにする

これからお店を開く、もしくは改装するのであれば、大きなガラス窓を設けて店内の様子がわかるようにするとよいでしょう。大きな改装が難しい場合、窓のついた扉にするだけでも効果があります。扉の交換も難しい場合は、扉を開けておくのもひとつの方法です。

ただし、業種によっては外から見えすぎることがマイナスになるケースもあります。特に飲食店や美容室のお客様は、知り合いに見られることを嫌うため「人の気配はわかるけど、お客様の顔は見えない」程度のバランスにする工夫が大切です。

2-2.料金や価格を店頭・インターネットに掲示する

メニューや料金表があるお店は、店頭に掲示しましょう。掲示するのはメニューの一部で問題ありません。だいたいの価格帯がわかれば、お客様はお店に入りやすくなります。

メニューがない小売店では、「1000円以下のおすすめワインあります」といったようなポップやポスターを掲げると同じ効果を得られます。ただし、ポップやポスターの貼り過ぎには注意しましょう。

また、最近ではインターネットでお店のことを調べてから来店する人が増えています。そのため、お店のHPやブログを作ったり、Googleマイビジネスに登録したり、SNSで情報を発信することも大切です。

2-3.利用できる決済方法を店頭に掲示する

利用できる決済方法も忘れずに掲示しましょう。近年はキャッシュレス決済が普及し、現金をあまり持ち歩かない人が増えているため、利用できるクレジットカードや電子マネーブランドが入店前にわかることは重要になってきています。

決済方法を入店前に気にするのは買い物をする気のある人ですし、クレジットカードの利用者は客単価が高いとされていますから、お店側のメリットも少なくありません。

なお、キャッシュレス決済を取り巻く環境や、各種キャッシュレス決済に対応したレジについては、こちらのコラムで詳しく解説しています

キャッシュレス決済対応レジとは?導入すべき理由を徹底解説

また、こちらのページでは、カシオがご提供するキャッシュレス決済端末のご紹介をしていますので、あわせてご覧ください。

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2-4.外観の汚損は細かなところでも直す

外から見える場所が壊れている場合は、細かいところでも直すようにしましょう。たとえば、ドアの取っ手の故障や玄関マットの破れなどは、小さくても目につく場所です。塗装のはがれやサビも同様です。放置せずに早めに対処したほうが、簡単に直せます。

また、時間の経過とともに外装はどうしても汚れます。ススで黒っぽくなるとパッと見たときに古ぼけた印象になってしまうので、定期的にお店の外装の掃除も行うとよいでしょう。

2-5.ゴミや不用品に見えるものを置かない

お客様の目につくところに、ゴミや不用品を置かないようにしましょう。このとき注意したいのは、仮にゴミや不用品でなくても、お客様からそう見えてしまえば同じということです。

お店のスタッフは毎日お店を見ているため、変化に気づきづらくなります。そのため、お店の道具や什器が年月と共にボロボロになっていき、それがお客様からはゴミや不用品に見えてしまうケースもあります。

スタッフにとってお店は日常の一部ですが、お店に来るお客様にとっては非日常です。お客様の目からどう見えるのかを常に意識しましょう。

2-6.掃除・整理整頓を徹底する

人は整理された空間を心地よく感じます。日本人はとくに清潔な場所を好むとされているため、清掃と整理整頓は大変重要です。

わかりやすいのが飲食店です。建物が古くても繁盛している店は、清掃が行き届いていることがほとんどです。反対に、最初は繁盛していた新しいお店が、掃除やメンテナンスが十分でなく、数年で見る影もなくなってしまうケースもあります。

掃除と整理整頓をした上で、すっきり見える工夫も大切です。とくにガラス張りのお店は、ガラスの汚れやくもりが全体の印象を大きく左右するので注意しましょう。

2-7.親近感を持ってもらえる工夫をする

もし、集客に悩んでいるのであれば、外壁の色や素材を変えてみても良いかもしれません。外壁を淡い暖色にすることで、親近感がわきやすくなります。木製の扉や、手書きの黒板なども暖かみが増す要素です。

お店の中を覗いているお客様に、明るく声をかけるのもよいでしょう。しつこく勧誘するのは逆効果ですが、お客様の負担にならない声がけは効果的です。飲食店なら「ドリンクだけの利用もOK」と書かれたポップなども同様の効果を発揮します。

ただし、男性向けのシックな洋服店をかわいらしい外観にしてしまっては逆効果ですし、単価が高く、お客様が明確な目的を持って来店されるような商材を扱うお店が「気軽に見ていって」と声をかけても意味がありません。あくまで、お店のコンセプトを逸脱しない範囲で工夫をすることが大切です。

3まとめ:お客様目線で考えることを忘れずに

「おしゃれなお店だけど、なんだか入りづらいなあ」と思ったことはないでしょうか。原因はいろいろありますが、入りづらく感じるのには必ず理由があります。

いつのまにかお店が汚れていないか、整理整頓が甘くなっていないか、よかれと思って貼り出したポップがうるさくなっていないかなど、お客様目線で自分のお店をとらえることが、入りやすい店作りの第一歩となります。

人は慣れる生き物です。そのため、長くお店を経営していると、なんとなく「これで大丈夫」という気持ちになってしまうかもしれません。新規のお客様が減っていないかを常に気にかけて、自分のお店の「入りやすさ」のバロメーターにしていきましょう。

2021年7月

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