導入事例
Case Study

学校の魅力がより伝わる
広報活動を実現。
価格を超えた価値があると
高評価。

名古屋観光専門学校

導入機種:CX-F1、YB-3、YA-B10

名古屋観光専門学校

観光をはじめ、ホテル・ブライダルなどの業界で活躍する人材を育てる名古屋観光専門学校では、カシオのFORESIGHT VIEW(CX-F1)を導入し、出張授業といった広報活動に活用。携帯性に優れ、かつ明るさも十分な特性を生かし、学校紹介の動画などを訪問先で大画面投映。無線接続なども使いこなしてスマートに運用しながら、業界や学校の魅力をわかりやすく伝えることに成功。また、校内でも活用し、効果の高い授業を実現しています。

FORESIGHT VIEW導入の効果

学校外

生徒を引きつける出張授業が可能に

  • 出張授業でパンフレットを配り説明していたが、文字が多く内容を理解してもらえなかった。
  • わかりやすい動画を大画面投映。出張授業で生徒の興味を引き出すことができた。

接続トラブルの心配なし。環境に縛られず投映可能に

  • 訪問先でプロジェクターを借りる際、接続トラブルや、電源の位置によって使えないこともあった。
  • プロジェクターを持ち込むことで、授業中の接続トラブルも回避でき、授業時間を有効に使う事が出来た。
  • バッテリー駆動により、コンセントの位置を気にせず体育館など様々な場所で出張授業が可能になった。

学校内

スマートかつ理解しやすい授業ができる

  • 教室にはモニターが設置されているが、有線接続のため配線が煩わしい。
  • 無線接続で配線の悩みから解放。先生が教室内を移動しながら授業ができるようになった。
  • モニターはサイズや設置場所が一定なため、生徒の座席の位置によっては見えづらかった。
  • 教室では投映場所やサイズを変えられるのでモニターと比較して見やすさが向上。生徒の理解度も増した。

準備の時間が短縮

  • プロジェクターを使用する場合は直前の休み時間を使って準備をしていた。
  • 設定も簡単なので準備の時間が短縮。余った時間を生徒とのコミュニケーションなどに活用できるようになった。

名古屋観光専門学校

事業内容:観光サービス業に関する教育・就職支援
本社所在地:名古屋市中区栄5-11-29

URL:https://www.meican.net

広報活動に、
ビジュアルコミュニケーションの課題

名古屋観光専門学校は、東京デザイナー学院、東京ビジュアルアーツなどを擁する学校法人Adachi学園を母体とし、姉妹校の東京・大阪・九州観光専門学校とともに、専門業界への就職を目指す人材の育成を図っています。ブライダル・ホテル・旅行・エアライン・鉄道サービスの5学科が「職業実践専門課程」として認定されている同校の強みは、高い就職率。社会に出たときにスムーズに実務に移れるよう、企業連携授業にも力を入れています。また、ライフプランニングの領域もフォローすることで、就職を超えた先にある「人生を切り拓く」ためのノウハウをトータルで提供しています。

キャリア長 柴田悠太氏
キャリア長 柴田悠太氏

「FORESIGHT VIEWの利用用途の半分は広報活動です」と話すのはキャリア長の柴田悠太氏。まずは導入の経緯について、詳しく話をお聞きしました。

「名古屋観光専門学校では、広報活動として定期的に高校などを訪問し、各業界で働くことの素晴らしさ、やりがいなどとともに、当校の魅力を伝える出張授業を実施しています。興味を持っていただいた生徒にオープンキャンパスに来ていただくという流れですね。」(柴田氏)

「出張授業では、いかに生徒の興味を引き出すかが重要です。今までは、パンフレットを配布して説明していましたが、文字が多いので読んでもらうのも大変でした。視覚に訴えられる動画やパワーポイントで作成したスライドなどを活用したくても、タブレットやパソコンでは見せられる人数は数人程度。大きく映すためのプロジェクターを訪問先でお借りすることもありましたが、接続方式が昔ながらの15ピンで接続できなかった、なんてことも。コンセントの位置によってはプロジェクターの電源コードが届かず、体育館など広い空間では使用しにくいなど、授業の仕方については悩みがありました。」(柴田氏)

自分たちでプロジェクターを用意しようにも、保有している10台程度のプロジェクターは、筐体サイズの大きい常設タイプのものが多かったとのこと。FORESIGHT VIEWを知ったときは用途にピッタリと直感したそうです。

FORESIGHT VIEW CX-F1
FORESIGHT VIEW CX-F1
手に収まるほどのコンパクトボディです。

「まず大きさ・軽さに大変驚きました。キャリーバッグに一式を詰めて一抱えするくらいのサイズ感が当たり前だと思っていましたから。バッテリーを充電しておけばコンセントの位置を気にする必要もありませんし、無線対応モデルを導入したので、HDMIのケーブルもいりません。利用時の見た目もスマートです。」(柴田氏)

コンパクトでケーブルレス。
授業でFORESIGHT VIEWが大活躍

投映画面が明るいので部屋の電気を暗くする必要がありません。手元が暗くならないのでノートも取りやすいです。

柴田氏は出張授業や校内の授業でFORESIGHT VIEWを実際に活用し、思っていた通りの使い勝手と高評価。

「無線接続がやはり便利です。タブレットとプロジェクターを接続して授業を行ったのですが、ケーブルがないので先生が教室を自由に移動しながら授業を進められます。生徒と円滑にコミュニケーションができました。また、プロジェクターというと、部屋の照明を落として使うイメージがありますが、FORESIGHT VIEWはJIS規格の2000ルーメン。納品されて最初に電源を入れたとき、こんなに明るい部屋でこんなにくっきり映るのかと感心しました。消すとしても投映面に近い照明のみで済みます。教室は法律上ある程度の照度が必要ですので、明るいまま投映できるというのは良いですね。生徒の手元も暗くならず、ノートも取りやすいと思います。」(柴田氏)

CX-F1は無線接続に対応。快適に授業が行えます。ケーブルが少なくなるので見た目もすっきり。

大画面で動画を紹介したことで、生徒たちからも「わかりやすい」と好反応。お辞儀の仕方を紹介する際も、静止画よりも動画の方が、細かな動きがよくわかります。また、タブレット上でアンダーラインなどを引いて強調したい箇所をスムーズに提示。パッと目を引きつけることも簡単です。生徒の手元に配ったテキストの参照箇所も、書画カメラ感覚で同じデータを表示し、スクリーン上で示してあげれば探す手間も省けると柴田氏。

タブレットを使ってテキストなどを投映。ペンによる書き込みでポイントをわかりやすく伝えられます。テキストのどの部分を指しているのかも一目瞭然です。

「アナウンスの練習や旅行の行程表の作成など、ワークをしたいときにも大画面投映は役立ちます。一つの画面に資料を投映することで視線が集まり、集中力も高まります。参加型の授業がしやすくなり、仕事の実感を得やすくなったのではと思います。」(柴田氏)

準備の時短化などメリット多数。
価格以上の価値があると評価

FORESIGHT VIEWに備わっている電源ONから約5秒で投映を開始できるという特長は、授業の準備をスピーディーにすると柴田氏は言います。

「今まで校内でプロジェクターを使って授業を行うときは、始まる前の休み時間を使ってセッティングをしていました。ケーブルを繋いだり設定を整えたりした後に電源をON。従来のプロジェクターはランプが温まるまで投映ができず、数十秒時間がかかるんです。その間流れる気まずい空気も嫌なもの。FORESIGHT VIEWなら出席を取って、授業しましょうとなったときに電源を入れればいい。台形補正も早いし、面倒が一切ありません。終了時もすぐに片付けることができます。」(柴田氏)

コンセントの位置を気にせず使用ができるバッテリーについても、「40-50分の出張授業で使う分には十分。体育館でもスマートに活用できます」と柴田氏は評価。

当初検討段階では気軽に購入できる価格ではないとも考えた柴田氏。しかしながら、実際に活用してみるとメリットは計り知れず、長期的にはコスト削減につながるのではないかと考えたそうです。

「諦めていた出張授業でのプロジェクター活用も、FORESIGHT VIEWのおかげで実現できました。据え置き型なら明るいプロジェクターはあるでしょうが、モバイル型となると話は別。こんなにコンパクトなサイズなのに明るくて、投映スピードや無線接続など使いやすさにも満足。授業の質が向上し、準備も時短化できる。これは価格を超えた価値だと思いました。」(柴田氏)

モニターとも異なる利便性で、
校内の授業での活用はさらに広がる

2021年11月現在、新型コロナの感染対策のためオンライン中心だった校内の授業も、緊急事態宣言の解除や感染状況が落ち着いてきた流れを受けて対面での実施を再開しています。FORESIGHT VIEWの校内での活用はそれに伴い、今後も一層増えてゆくでしょう。

「教室にはモニターが設置されていますが、有線でしか接続できません。また、座る位置によっては画面が見にくかったりもします。FORESIGHT VIEWならフレキシブルに位置や画面の大きさを調整できるので、使い勝手が大変良いですね。」(柴田氏)

広報活動や校内の授業といったさまざまなシーンで高い効果を発揮したFORESIGHT VIEW。優秀な人材を生み出す学びの場を支えるツールとして、今後の活躍にも大きな期待が寄せられています。