デジタルネイティブ世代の
学生のプレゼン力向上に貢献。
社会に出たときに役立つ
“考えを伝える”経験を。
大同大学 情報学部 総合情報学科 スポーツ情報コース
導入機種:CX-F1-NB-SET
名古屋駅から電車で約12分の大同町駅を最寄りとする、アクセスの良い都市型キャンパスを構える大同大学。情報過多な時代だからこそ、自身の目で見て、手で触れた体験を重視する「実学主義」を掲げています。情報学部 総合情報学科 スポーツ情報コースの佐藤壮一郎教授は、ゼミや研究活動での活用を見据えてFORESIGHT VIEWを導入。卒業論文に向けた活動や研究のプレゼンなどに有効活用していただいています。
❶場所を選ばずにプレゼンが可能に。伝達スキルの醸成に貢献
- プレゼン時に便利なプロジェクターは大教室に備え付けられており、そこでしか使えないのが難点だった。
- 小型で軽量なため、プロジェクターが常備されていない研究室など、場所を選ばず手軽にプロジェクターを使用でき、映像を活用したプレゼンの機会が増加。コミュニケーションスキルや論理的伝達力が身についた。
❷デジタルネイティブ世代に合った手法でスマートなプレゼンを実現
- 従来のプロジェクターではパソコンに資料をコピーし、パソコンとプロジェクターをHDMIケーブルでつなぐなど、準備に手間がかかっていた。
- ワイヤレス投映対応なのでケーブル接続の面倒がなく、スマートフォンに保存された資料をそのまま投映できるので、進行のテンポがよくなり、集中力が高まった。
大同大学
情報学部 総合情報学科 スポーツ情報コース
所在地:愛知県名古屋市南区滝春町10番地3
URL:https://www.daido-it.ac.jp/dept/sports/
ハンドボール部の顧問を務める佐藤教授は、研究室においても見る・する・支えるという複合的な観点からハンドボール競技を全般的に研究しています。学生自身がやってみたいこと、調べてみたいことなど自主性を引き出す取り組みを実践しており、最終的に多くの人に競技の魅力を伝えることをテーマとしています。また、卒業研究や就職活動の指導においては毎週プレゼンを実施。事実・経験・実践などを重視する教育方針「実学主義」のもと、社会人になって役立つ「自分の考えを分かりやすく伝えるというコミュニケーションスキル」を教えています。
コミュニケーションスキル向上のために、
コンパクトで起動が速いFORESIGHT VIEWを導入
自分の考えを分かりやすく伝える。それは、チームワークや意思の疎通が大切なハンドボールにはもちろん、社会に出てからも求められる重要なスキルです。佐藤教授は、研究発表を通して、そのスキルを向上させようと、学生主体のプレゼンを実施。プレゼンの際に活用すると効果的なのが、複数人への情報伝達を大画面で行えるプロジェクターです。
「大教室には大型タイプのプロジェクターがあるのですが、備え付けのためその場所でしか使えないのがネックでした。」(佐藤教授)
佐藤教授のゼミや研究活動は、グループ単位のセミナー形式。場所も大教室ではなく、小規模な実験室や研究室で行います。実験室にはモニターも用意されていますが、別の場所で使いたいときなどは配線とともに移動させるなどわずらわしさがあります。そのため、持ち運べる軽量のプロジェクターがあれば、場所を選ばず使えるので便利と考えていました。そんなタイミングでFORESIGHT VIEWを知り、実機を見てコンパクト性や機能性に驚いたそうです。
購入の決め手となったのは、コンパクトなサイズ感と起動のスピード。軽量で持ち運びが可能なためどこでも使えるうえに、電源オンから約5秒で投映する起動の速さに魅力を感じたそうです。
また、スクリーンのない場所でも使える点も評価。「スペースのない狭い場所へも持ち運んで使えますし、白い壁さえあればどこでも映せます。傾きや高さなど、プロジェクター投映に適した台がなくても、縦横台形補正で投映画像は常にきれいな長方形に調整されます。総合的な使い勝手の良さが自分には合っていたと思います。」(佐藤教授)
小型で軽量なFORESIGHT VIEWなら実験室や研究室にも手軽に持ち込めるので、プロジェクターを使うシーンが増えました。「コンパクトですぐに起動するので、準備を手伝ってくれる学生はとても助かっているはずです。」(佐藤教授)
スマートフォンに保存された資料を無線接続で投映
テンポの良い進行で集中力もアップ
佐藤教授が選んだCX-F1はワイヤレス投映対応モデル。ケーブルなしでご自身のPCと接続・投映できるということで、導入前は配線の面倒がなくなることに対しても大きな期待があったそうです。
実際に導入したところ、無線接続は想定以上にメリットがあったと佐藤教授。それが「スマートフォンとのシナジー」です。大同大学に通う10代後半から20代前半の学生たちは、いわゆる「デジタルネイティブ世代」。初めて持った携帯電話がスマートフォンだったという学生が大半です。
そのため、Wi-Fiを経由してスマートフォンとプロジェクターを無線接続し、作成した資料をそのまま投映するという新しく画期的なプレゼンスタイルの確立に至りました。
「今までだったら各自が作成してきた資料を一度パソコンにコピーし、パソコンとプロジェクターをHDMIケーブルでつなぐことで初めて資料を投映できました。しかし、FORESIGHT VIEWなら各自のスマートフォンに保存された資料を無線接続でダイレクトに投映できるので、接続の手間や無駄な待ち時間が減ります。学生もスマートフォンやWi-Fiの扱いには慣れているので、対応もスムーズでした。」(佐藤教授)
また、購入当初は小型プロジェクターゆえの明るさへの心配もあったそうですが、使用することでその不安はすぐに解消されました。
「プレゼンの際に部屋の電気をつけたままにしていましたが、それでも投映画像は明るく見やすかったですね。発表のたびに毎回電気を消すと、その時間もまた余計にかかってしまいます。また、暗いと発表者や他の学生の顔も見えにくいですよね。プレゼンの際の雰囲気を明るくすることは、すごく大事だと考えています。」(佐藤教授)
佐藤教授は、授業において「テンポ」を大切にしています。その点で言えば、起動が速い、無線で接続が簡単、部屋を都度暗くする必要がないといった利点により、テンポ良くプレゼンが進行するようになったそうです。
「私はスポーツを生業にする人間なので、テンポを大事にしています。そして、それは授業においても同様なんですよね。待ち時間が長くなると飽きてきますし、気だるい空気が充満しがちになります。なので、テンポの良い、学生に飽きさせないスタイルを今後も継続していきたいです。あとは学生たちの資料のクオリティが上がれば文句なしです。ただ、それはプロジェクターに期待することではなく、私の仕事になりますが(笑)。」(佐藤教授)
FORESIGHT VIEWで浸透する実学主義
学生のうちから「考えを可視化する経験」を
実はFORESIGHT VIEWの2台目を購入したという佐藤教授。複数購入した理由について尋ねると、さまざまなシーンでの活用を想起してのことでした。
「学校外での講演を依頼されたときなどに手軽に持っていけるよう、1台は私が普段いることが多い研究室に置いています。卒業研究が終盤にかかってきた頃に、学生がプレゼンの練習を研究室で行いたいときにも便利です。もう1台は実験室で活用したり、部活動に持ち出したいので、2台目を購入しました。」(佐藤教授)
質の高いプレゼンを学生のうちに経験させることも大同大学の理念である実学主義の一環です。FORESIGHT VIEWを活用したことにより、プレゼンのレベルは間違いなく向上したと佐藤教授は評価します。
「自分が考えたこと、やってきたことを人に分かりやすくプレゼンすることは、これからの就職活動においても社会人になってからも大切な能力です。今からそれを経験することは、今後においてものすごくプラスになります。自身が学んだことを”可視化する”経験を、今後も学生たちに積ませていきたいです。」(佐藤教授)
学科長にもFORESIGHT VIEWを薦めたと語る佐藤教授。今後、活用が他の研究室など大同大学全体に広がるかもしれません。電源オンからすぐに使えるだけでなく、小型のボディから情報をダイレクトにシェアするFORESIGHT VIEW。デジタルネイティブ世代のプレゼンにおいて、必須のアイテムになるかもしれません。