Case Studies

導入事例

受注側
取材日:2024年8月28日

BC受発注導入による
ミス・残業・コスト削減を実現!

株式会社小沢食品様
  • 茨城県那珂市
  • 豆腐製造・販売

株式会社小沢食品

事務リーダー
後藤様
設立:
1923年
従業員数:
96名(2012年2月時点)
導入時期:
2024年3月
URL:
https://www.kozawafoods.jp/

御社の企業情報や特徴などを教えていただけますか?

当社は大正12年に茨城県水戸市で豆腐屋「ふくべ屋」として創業しました。以来、生協や学校給食など地域の消費者向けに豆腐および関連商品の製造・販売を行っています。創業から101年、機械に頼りすぎず手作りの品質を守り続け、お客様に愛される商品作りに努めています。地産地消として茨城県産大豆を使用した商品も提供しています。「三方よしの経営」を理念とし、地域やお客様、従業員が幸せになる事業を目指し、新商品の開発にも積極的に取り組んでいます。

受注業務における課題と感じていた点を教えてください。

弊社は、FAXによる膨大な手間と負担、受注作業の属人化が課題でした。午前中から12:00頃まで得意先から注文が入ります。主な受注方法はFAXです。その後、データ入力、伝票の発行、発注書のコピーをドライバーに渡すという流れで作業が進みます。お昼時には注文が集中し、受注担当者は事務所内を走り回りほぼ息つく暇もありません。手作業のためミスも発生し、その結果マイナス伝票や再配達が必要となり、手間とコストがかさんでいました。さらに最近では、担当者の退職により3名から2名に減って作業負担が増し、他の事務作業も並行して行わなければならないため、2人体制では限界を感じていました。

      

BC受発注を導入するきっかけを教えていただけますか?

BC受発注の導入は、担当者の定年退職がきっかけでした。弊社の受注業務は膨大な取引先や商品コードを覚える必要があり、新人には習熟に時間がかかり、作業ミスも多発していました。自分自身も新人時代に苦労した経験から、誰でも同じレベルで作業ができ、長期的に安定稼働する方法が必要と感じました。他社のシステムも検討しましたが、多機能すぎて使いこなせず、自社システムとの連携も困難なため、一度導入を諦めかけました。しかし、BC受発注は求める機能が過不足なく搭載され、直感的に「これが欲しかった」と感じました。ボタンの配置が最小限でシンプルな操作性、大きく見やすい文字、リーズナブルな価格帯も魅力的で、「コストをかけてでも作業負担やミスを減らしたい」という思いに合致する理想的なシステムでした。

BC受発注の活用方法を教えてください。

現在、BC受発注を扱えるスタッフは私を含め4名います。BC受発注への移行が進んでいる得意先は全体の3~4割で、徐々に増えています。得意先にはBC受発注の使い方について資料を渡して操作方法を説明しました。導入直後は個別の問い合わせもありましたが、多くの方がスマホやパソコンの操作に慣れているため、問題なく使いこなして頂いています。
受注のタイミングは従来通りですが、データの出力や基幹システムへの連携は自社のタイミングで行えるようになり、作業効率が大幅に向上しました。今後はお知らせ画像を設定し、新商品やイチオシ商品の紹介を得意先に行いたいと考えています。具体的なパッケージや形状を写真で説明することで、売上アップにつながるのではと期待しています。

BC受発注を導入後に感じる効果はありますか?

BC受発注の導入で業務効率が劇的に向上し、事務所内を走り回る必要がなくなりました。受注データを自動で自社システムに取り込むことができ、特に注文数の多い得意先が移行したことで、作業効率が大きく向上しました。作業ミスはなくなり、得意先クレームも回避されました。時間に余裕ができ、残業も減少し助かっています。ドライバーも安心して作業を始められるようになりました。弊社のドライバーは伝票を見て配送商品を確認しますが、伝票にミスがあると再確認や再配達が発生し、高速道路を使用する場合もありコストがかかっていました。伝票ミスの心配なく安心して作業が可能となり、再配達によるコストや人手も削減されました。全体的に業務がスムーズになり、スタッフからも好評です。