導入事例
Case Study

スピーディーな準備&投映で
スマートなプレゼンを実現。
小型で明るいプロジェクターに
商談相手から驚きの声も。

キクカワエンタープライズ株式会社 様

導入機種:CX-F1、YB-3、YA-B10

キクカワエンタープライズ株式会社 様

日本で初めて製材・木工機械を製造・販売した企業として知られるキクカワエンタープライズでは、自社製品の産業機械をプレゼンテーションするためのツールとして、2021年3月に新発売されたFORESIGHT VIEWをいち早く導入。お客様との商談の場に持ち込み、製品の特色を大画面でアピールすることで、同社のセールス活動の質的向上に大きな成果を上げています。

採用前の課題
  • 客先にプロジェクターを持ち込み商談に利用していたが、小型で持ち運びしやすいタイプは暗くて画面が見にくく、
    明るいタイプは大きく重たいため持ち運びが大変、などの理由で、プロジェクターを使う機会が減っていた
  • 実物を持ち込めない大きな製品のプレゼンをPCで行おうとすると、画面が小さいためお客様が製品のサイズ感をイメージできなかった
  • 製造現場でのプレゼン時にディスプレイがない場合、取引先にご用意いただくのは気が引けていた
  • プレゼンをスムーズに行うにあたって、プロジェクターの電源を入れてから投映されるまでの待ち時間が長いことが気になっていた
CX-F1採用の効果
  • 世界最小・最軽量※のコンパクトボディで手軽に客先へと携帯できるようになった
  • 明るくて見やすい投映画面でプレゼンテーションのクオリティーが向上した
  • 電源投入後約5秒で投映でき、バッテリーでの駆動も可能など、商談をより円滑に実施できるようになった
  • 大画面で製品の紹介を行うことで、スケール感とともにわかりやすいプレゼンができるようになった
  • 先進ツールの活用で、商談相手に感度の高いセールスパーソンだと印象づけることができた
  • リクルート活動に最新ツールを活用することで、先進的な企業というポジティブなイメージを学生に与えられた
  • 社内の勉強会でもFORESIGHT VIEWの大画面と機動力が参加者の理解促進を後押しした

※2021年 1月11日時点。JIS X 6911準拠で明るさ2000ルーメン以上のプロジェクターとして。カシオ調べ。

キクカワエンタープライズ
株式会社

事業内容:製材機械、木工機械、工作機械の製造・販売
本社・工場所在地:三重県伊勢市朝熊町3477番地36(サン・サポート・スクエア伊勢工業団地内)

URL:http://www.kikukawa.co.jp/

FORESIGHT VIEWで
プレゼンテーションの質を
グレードアップ

古くは伊勢神宮が建立され、室町時代には木造船の建造などの木材加工が地場産業として発展した三重県伊勢地方。キクカワエンタープライズは、木材建築の盛んな地として知られるこの地にて、日本初の製材・木工機械メーカーとして1897年に創業しました。

現在では、「切る・削る・磨く」技術に特化した産業機械メーカーとして、製材・木工機械や電化製品に使用されるプリント配線板の加工機、金属・非鉄金属加工機、自動車関連加工機、鉄道車両関連加工機、航空機関連加工機、フラットパネルディスプレイ関連加工機など、幅広い産業分野の加工機を製造・販売しています。

優れた技術でいいものを作ることは、ものづくり企業としてのキクカワエンタープライズの理念ですが、同社ではそれと同じくらい重要視していることがあります。代表取締役社長の菊川厚氏によると、それはお客様と良い関係を築く力、セールス活動とのこと。

「製品をご購入いただくことによってはじめて、私たちは新しい技術やものを生み出すことができると考えると、お客様なくしては何も始まらないといえるでしょう。さらに、お客様に活用いただくことで様々なご意見をいただくこともでき、よりよい製品開発にフィードバックすることもできます。セールス活動の推進は、自社技術を向上させるという意味においても大変重要なミッションなのです。」(菊川社長)

セールス活動でこだわっているのは、客先でのプレゼンテーションをいかにスマートに行うか。そのためのツールとして、同社ではカシオの最新プロジェクター「FORESIGHT VIEW」の導入を決めたとのこと。

菊川厚 代表取締役社長とFORESIGHT VIEW(CX-F1)
菊川厚 代表取締役社長とFORESIGHT VIEW(CX-F1)

「セールスに当たっては、実物を見せるのが一番ですが、すべてのお客様に当社工場へと出向いてもらうわけにはいきません。そのため、お客様を訪問して動画などで機械の性能などをプレゼンテーションするのですが、当社の製品はサイズの大きなものが多いこともあり、そのスケール感を感じ取ってもらうにはできるだけ大きな画面で見せたい。そこで、これまでは2500ルーメンくらいのプロジェクターを持ち運んで使っていました。しかし、これが5kgから6kgもあり、とにかく重い。スマートフォンぐらいのサイズの小型プロジェクターを試したこともあるのですが、それらは画面が暗すぎて見にくく、使用に耐えませんでした。
そのため、最近ではPC画面に映した動画を見せることが多くなっていたのですが、FORESIGHT VIEWを導入してからというもの、その状況は一変。軽量コンパクトでありながら、投映する画面は明るくて見やすいという、これまでのプロジェクターではあり得なかったFORESIGHT VIEWならではの特色を活かし、プレゼンテーションがより快適かつ円滑に実施できるようになりました。」(菊川社長)

世界最小・最軽量ながら、
画面のクオリティーはハイレベル

菊川氏は業界新聞に掲載されたFORESIGHT VIEWの広告を見て、プレス発表翌日にはカシオに連絡。その問い合わせの素早さからも、FORESIGHT VIEW登場による衝撃度の大きさがうかがえます。

FORESIGHT VIEWで最も驚いたのは、やはりその軽さとサイズだと菊川社長。A5サイズ・約1.1kgで世界最小・最軽量※を実現したボディは、自分たちがこれまで使っていたプロジェクターと比べてちょっと軽くて小さいなんてレベルのものではなく、そのコンパクトさは想像以上だったといいます。さらに、レンズの出っ張りがないフラットな形なので鞄に入れやすく、持ち運びがとても楽になったといいます。

※2021年 1月11日時点。JIS X 6911準拠で明るさ2000ルーメン以上のプロジェクターとして。カシオ調べ。

コンパクトかつフラットな形状で持ち運びも簡単のイメージ
コンパクトかつフラットな形状で持ち運びも簡単。 ※イメージ

FORESIGHT VIEWが実現している2000ルーメンという明るさについても、菊川社長はとても満足しているとのこと。
「このコンパクトボディにして、これだけ明るいプロジェクターっていうのはなかなかないと思いますね。減光して部屋を暗くしなくても、画面ははっきり見えますので、私たちが使う範囲においてはバッチリ。何の不満もありません」キレイかつ大きな画面で製品の稼働状況を見ていただくと、やはりお客様の反応も違うもの。FORESIGHT VIEWの画面の明るさは、当社製品の魅力を伝えるのに優れた効果を上げています。」(菊川社長)

スピーディーな起動で
お客様を待たせない

FORESIGHT VIEWは、バッテリー駆動も可能なので、プロジェクターを使うのに客先のコンセントをお借りすることもなくなります。北海道の顧客企業を訪問した際も、先方の手を煩わすことなく、FORESIGHT VIEWでスムーズに機械のデモストレーション動画を投映し、プレゼンテーションを行うことができたと菊川社長は語ります。

「スイッチを入れて5秒で投映でき、クールダウンの必要もないというFORESIGHT VIEWの特長も、お客様に配慮するという点でバッテリー駆動同様に大きく貢献していますね。これまで使っていた従来のプロジェクターは、明るくなるのに時間がかかるものが多く、商談が終わってもクールダウンのためになかなか電源が切れない製品もありました。お客様のところも忙しいのに、ちょっとまだ電源を切れませんなんて言ったら心証を悪くしてしまいますよね。プレゼンテーションで3Dソフトを使う場合、PCでアプリケーションを開くのに1分とか2分とかかかるため、コンビニなどであらかじめ立ち上げておいてからお客様のところに行くということをしていたのですが、以前のプロジェクターではそうした努力が無駄になってしまうわけです。FORESIGHT VIEW導入以降は、そんな心配をすることもなくなり、プレゼンテーションに集中できるようになったことはとてもありがたいですね。」(菊川社長)

お客様に配慮した素早い商談が可能のイメージ
お客様に配慮した素早い商談が可能に。
3Dデータを大きく投映することで、製品特長をしっかりと伝えられるのイメージ
3Dデータを大きく投映することで、
製品特長をしっかりと伝えられます。

先進ツールによるスタイリッシュなデザインが
感度の高いセールスパーソンを演出

世界に名だたる企業との取引もあるキクカワエンタープライズ。そうした企業へとプレゼンテーションに出向く際、気をつけているのが身だしなみや持ち物をきちんとしてくださいということ。
「海外の代理店や提携企業から、スーツやカバンもそれなりのものを身につけるようにというアドバイスを受けることが多いですね。プレゼンテーションに必要なツール、例えばノートパソコンなども有名メーカーのものをという要望があります。当社の製品は1台につき数億円規模のものもあるため、信頼感を得るという意味でそうした配慮も必要なのです。同様に、プロジェクターも古ぼけたものを持っているというのは、あまり印象がよろしくないというところがあり、Made in Japanの先進技術を活かして開発されたFORESIGHT VIEWを今回導入した理由もそこにあります。」(菊川社長)

EXPRESSION RED
EXPRESSION RED

FORESIGHT VIEWの場合、優れた性能に加えてスタイリッシュなデザインも、プレゼンテーションするお客様にアピールできると菊川社長は考えています。

「2色あるカラーバリエーションのうちで目立つ方のCX-F1-RD(EXPRESSION RED)を選んでいるのは、“これ何?”とお客様に興味を持ってもらうという狙いもあります。これまでにないスマートなフォルムのプロジェクターを使用することで、お客様に感度の高いセールスパーソンという印象を与えられれば、セールス活動にもプラスに働くはずだと考えています。」(菊川社長)

人材採用の現場をはじめ、
セールス以外のさまざまなシーンでも活躍

キクカワエンタープライズでは、FORESIGHT VIEWをセールス活動以外にも活用しています。その一つが、人材採用の場です。同社では、地元の商工会議所が主催するリクルートのイベントにFORESIGHT VIEWを持ち込み、会社のプロモーション動画などを投映しています。
「コンパクトで軽いので、手軽に会場へと持って行けるのがいいですね。しかも、FORESIGHT VIEWという最新ツールを活用することで、学生さんに“先進的な企業”というポジティブなイメージを与えられます。」(菊川社長)

さらに、社内の勉強会でもFORESIGHT VIEWの大画面と機動力が大きな力を発揮すると話すのは、総務課OA係長 曽野和城氏です。

総務課OA係長 曽野和城氏 のイメージ
総務課OA係長 曽野和城氏

「ある業務のやり方が変わるということで、そこに使用するツールの使い方動画をFORESIGHT VIEWで投映しました。参加者の理解度を高めるには、動画をより大きく映すのがベストです。社内にそうした場所は限られていましたが、モバイルバッテリーで駆動できるFORESIGHT VIEWならコンセントの心配もありません。候補としたスペースの中でも最も大きな白い壁を大画面ディスプレイとして動画を投映することができました。また、蛍光灯を点けたままでも動画をクリアに見ることができたのは、やはりFORESIGHT VIEWの明るさのおかげ。勉強会を行ったスペースには参加者以外の社員もいて、各自で別の業務をこなしていたのですが、彼らの邪魔をすることなく動画を投映できました。」(曽野氏)

そのほか、名古屋の展示会場にて開催される木材加工機械関係の展示会への出展、さらに取引が長い顧客向けの個展なども予定しており、オンラインと併用しながら、対面でのプレゼンにおいてはFORESIGHT VIEWを活用したいとのこと。ブースや工場といったプロジェクターが常設されていない場所での利用にも柔軟に対応できます。

先進技術でプロジェクターの可能性をさらに広げたFORESIGHT VIEW。コロナ禍の中、キクカワエンタープライズでも社外での対面によるプレゼンテーションの機会はやはり限られているものの、感染状況が落ち着いた暁には“持ち運べる大画面”のプロモーション力が存分に発揮される機会は確実に増えるはずで、その活躍には大きな期待が寄せられています。

総務課OA係長 曽野和城氏 のイメージ
総務課OA係長 曽野和城氏