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矢崎 幸子さん

Priviaは、
教室に欠かせないピアノです。

矢崎 幸子さん(ピアノ教師)/伊藤 聡史くん(生徒・小2)
(Privia PX-850BK/ブラックウッド調をご使用)


お子様が小学校に入学され子育ての手が一段落されたのを機に、念願だったピアノ教室を始められたという矢崎先生。3歳の頃からピアノに親しみ、音大を卒業した後は楽器関係の仕事にも携わるなど、先生ご自身が愛し続けているピアノの魅力や楽しさを伝えながら、一人一人の生徒さんにきめ細やかなレッスンが行われています。Privia(プリヴィア)は、音や鍵盤の性能に加えてメトロノーム機能や録音機能をはじめレッスンでスキルアップに役立つ多彩な機能があることや、教室にもすっきりと収まるスリムなデザインなどがポイントとなり、教室で活用されるようになりました。

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望んでいた通りの機能・デザイン

「デジタルピアノを検討した時に、最初に気になったのはサイズでした。自宅に併設した教室はスペースにあまりゆとりがなく、大きなものだと逆にレッスンに支障が出そうで心配だったのです」と、導入前は不安もお持ちだった矢崎先生。しかし実際にPriviaを見た時に、その不安はすぐに解消されました。「Priviaはスリムで幅をとらず、デザインもスマートでおしゃれですし、ひと目で気に入ってしまいました」
次に、Priviaを弾いた時の第一印象を伺うと「まず、音の美しさに驚きました。倍音の響き、音の立ち上がりや減衰しながら消えていく感覚が、本当にグランドピアノに近く感じられます。低音の深い響き、高音の軽やかさや煌めきまで再現されていて、どんな要求にも応えてくれるピアノなのだと思いました」と、音と響きの豊かさにご満足を頂いている様子。矢崎先生はさらにご自身の練習を例にあげられて、「私は自分で練習する時、“鍵盤のタッチを通じて、どう弦を鳴らすのか”ということを常に考えて弾いています。そのために、タッチのスピードや、指のどの部分を使ってどの程度深くまで鍵盤を叩くのかまで意識し、目を閉じ集中を高めて弾くのですが、感覚を研ぎすますと、その音と響きを身体全体で感じとることができます。この練習をPriviaでしてみたところ、驚くことにグランドピアノと変わらない感覚が得られました。コンパクトなボディでこれだけの感覚を実現できているのは、本当に驚くべきことだと思います」と話され、鍵盤タッチを含めたPriviaならではの基本性能を高く評価してくださいました。

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さまざまなレッスンに役立つ多彩な機能

矢崎先生の教室では、基礎やテクニックはもちろんのこと、自分で考えたり工夫したりするチカラの習得までを目指し、マンツーマンの個人レッスンが行われています。その中で、Priviaの持つ多彩な機能が活用されていました。「メトロノーム機能は、演奏が速くなったり遅くなったりする生徒さんへ、同じ拍・テンポで曲の流れに乗る気持ちよさを体感させたり、ご家庭にデジタルピアノがある場合は同じリズムや早さで練習を行うように指導するなど、いつも便利に使っています。この練習をするかしないかで、1週間の進み方に差が出てしまいます」。また録音機能も良く使われるそうで「生徒さんが録音した自分の演奏を客観的に聴くことで、演奏中にはない“気づき”がたくさん出てきて、そこからまた新しい発想やアイデアなどが生まれてくるのです。私は、言われた通りのことをするだけのレッスンではなく、こうして考える過程もとても大切にしています」

また、興味深いレッスン方法もいくつかご紹介くださいました。鍵盤の中央から右側と左側で同じ音域に設定できるデュエット機能を利用した連弾レッスンもそのひとつで、「2台のピアノで弾くよりもデュエット機能を利用した方が、生徒さんのすぐ隣で呼吸感や一体感をしっかり掴むことができ、メロディを合わせる面白さもより強く感じられるので、連弾はいつもPrivia 1台で行っています。小さな生徒さんたちは、特に喜んで弾いてくれていますね」。さらに工夫を凝らしたレッスンとして、「内蔵曲を聞きながら、一緒にお手玉をしています。拍子や拍をしっかりと感じながら行うのですが、手指の神経発達を促したり、ピアノを弾く上で大切な脱力を学んだり、いろいろと効果があるんですよ」と笑顔でお話しくださいました。ほかにも、鍵盤を高音部と低音部にわけて別々の音色で弾けるスプリット機能やストリングスの音色を利用してバスの音だけを強調し、曲の土台となる低音の重要性を教えるなど、生徒さんの成長度合いに合わせて、さまざまな使い方でPriviaを活用いただいていました。

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目標はアニメの曲を弾くこと!

小学校2年生の聡史くんは、クラスの友達の多くがピアノを習っていることもあり、5ヵ月前にレッスンを始めました。Priviaでの練習について聞いてみると「先生と並んで同じメロディを弾けるのが楽しい」と気に入っていただいている様子。また、教室ではピアノへの興味を高めてその仕組みを覚えるために、“ピアノ探検”と称してグランドピアノの中を観察することがあるそうですが、聡史くんは「ピアノの中はたくさん弦があって、見ていると面白い。でもPriviaは、こんなに小さいのに同じ音が出てスゴイなぁと思う」さらに「音が変えられるのも楽しい!」と目を輝かせていました。 今は基礎をしっかり学んで欲しい聡史くんに、「今は正しい手の形と脱力の仕方をしっかり身につけることが重要ですので、ピアノを弾くだけではなく、ボールやお手玉を使ったり、手指の体操をしたりさまざまなレッスンをしています。この点でも、プリヴィアの鍵盤はグランドピアノのタッチをきちんと再現できていますし、子どもの小さな手でも叩く深さや強弱をしっかり意識することがでるので安心して弾かせることができます」と矢崎先生。 聡史くんに今の目標を質問したところ「アニメの曲が弾けるようになったらいいな」とかわいい答えが返ってきて、矢崎先生も思わず微笑まれていました。

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先生にも、生徒さんにもお薦めできるPrivia

デジタルピアノの勉強会に出席されるなど、新たなピアノ教育にも積極的に取り組まれている矢崎先生。自宅でデジタルピアノを弾いている生徒さんには、リバーブなどの設定から内蔵曲・録音機能の利用方法まで細かなアンケートを取っています。「私の教室では、3分の2の生徒さんが自宅にデジタルピアノを持っています。でも、その使い方や役立て方をまだきちんと理解されていない場合が多いので、教室だけでなく自宅でのレッスンもより効果的に行えるような指導を心がけています」。そして、こうしたピアノ教育を通して目指されている理想のひとつを「作曲家と向き合って、ひとつの曲を、こう弾いてみよう、ああ弾いてみようと自分で考える習慣がつくこと。そして、生涯音楽を楽しめるようになること」と話してくださいました。

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先生はこれからのピアノ教室について「これだけデジタルピアノが普及していることを考えれば、教師の側ももっと勉強が必要になりますし、確かな知識が求められてくると思います」さらに続けて「まだこれからデジタルピアノを検討される先生方も多いと思いますが、音や響き、鍵盤タッチ、連打性などをポイントに、グランドピアノをしっかり追求しているモデルを選ばれるのが良いのではないでしょうか。Priviaはその点、実際に自分で弾いてみて、レッスンで使ってみて、あらためてお薦めできるデジタルピアノだと思いました」と矢崎先生。
グランドピアノとPriviaを上手に使い分けたレッスンは、生徒さんたちにも大好評のようです。