「4歳になった娘が幼稚園に入園し、少し手が離れて自分の時間がもてるようになったので、そろそろピアノを再開してもいいかなと思ったんです」と、新たにピアノを手に入れたいと考え始めたきっかけを話される古井ひかるさん。高校生までピアノを習っていましたが、その後ひとり暮らしをはじめたマンションにはピアノを置くスペースがなく、自然と疎遠になってしまっていたそうです。
「娘がピアノに興味を持ちだしたのも、私のやる気を俄然後押ししてくれました。娘は、幼稚園の先生がピアノを弾いている様子や、年長さんが鍵盤ハーモニカを吹いているのを見ているうちに、自分でもやってみたくなったようです。“ピアノ習いにいく?”という私の言葉に“やりたい!”と即答。私も今の娘と同じ4歳の頃からピアノを習い始めたので、年齢的にもちょうど良いかなと考え、週一回、ピアノ教室に通うことにしました」
ひかるさんによると、ピアノを置くならリビングと決めていたそうです。
「やはり家事の合間に自分で弾いたり、娘のレッスンを見たりするには、リビングに置くのがベスト。となると、スペースをとるアコースティックピアノではどうしても部屋が狭く感じてしまいます。さらに、アコースティックピアノは湿度を嫌うため、お料理をするキッチンのそばに置くこともためらわれます。そこで、必然的に我が家に置くならデジタルピアノしかないという結論に達しました」
情報収集はもっぱらインターネットを活用したそうです。いろいろな製品を見比べていたところ、カシオのデジタルピアノにおけるコストパフォーマンスの高さを評価しているコメントをいくつも発見して気になり始めたと話されます。
「娘はまだピアノを始めたばかりで、この先続けていけるのかまだ分からないため、先行投資はなるべく最低限に抑えたい。でも、どうせ選ぶなら先々までも使えるピアノとしての基本性能が優れたものをという私の想いに最もマッチしたのがカシオのプリヴィアだったのです」
ひかるさんのイメージ通り、奥行き30cm弱のプリヴィアは、リビングに置いても圧迫感がなく、インテリアの一部のようにお部屋にマッチしています。
「最も気になっていた音も本当に美しく、響きも豊か。まるでグランドピアノのように音に華やかさが感じられ、とても気に入っています。天板を開けると音がさらに広がって、なんだか自分の演奏の腕が上がったように思えるのもいいですね。タッチも重すぎず軽すぎず、以前はアコースティックピアノで練習していた私にとっても違和感なく弾けました。デジタルピアノらしい機能としては、内蔵曲の選曲が素晴らしいと思います。ピアノの練習曲というよりも名曲がずらりと入っているため、聞くだけでも楽しいですし、この曲を弾けるようになるために練習しようというモチベーションにもなります」
「実は、白に決めたのは娘なんです。私としては、ピアノはやっぱり黒のカラーの方がいいのではと思ったのですが、実際に配置してみると、我が家のインテリアには白いピアノがとてもいい感じで、わが娘ながらいいセンスをしているなと(笑)。娘はお気に入りのピアノで練習にも自然と熱が入っているようで、最初に教室の先生から与えられたテキストもすぐにクリア。先生から“勘がいいね”というお褒めの言葉をもらって喜んでいます。私自身はというと、プリヴィアのコンサートプレイ機能でオーケストラをバックに弾けるように練習しているのですが、ブランクの影響は思いの外大きく、指が動かないことに苦労している真っ最中です。しかし、娘と好きなものを共有できたことがとてもうれしく、これからも一緒に末長くピアノを続け、音楽の楽しさをともに満喫していけたらと思っています」
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