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キーボーディスト Kaleb James

キーボーディスト
Kaleb James
- meets CASIO digital piano


デジタルピアノPrivia PX-5SとシンセサイザーXW-P1を使っています!

PX-5Sは、プリセットされたエレピ音色が非常に良いと思っています。特にコーラスが効いた透明感のある音や、フェイザーの効いた躍動感のあるファンキーな音が気に入っています。70年代や80年代のヴィンテージなエレピサウンドを幅広く網羅していて、即戦力になる音色が多いです。それから、鍵盤タッチがとても自然ですね。私のようなキーボードプレイヤーにとって、ストリングスやホーン等の音を弾くときは軽いタッチ感でもいいけれど、ピアノの音を弾くなら、ピアノを弾いているずっしり感は重要です。とはいえエレピ音色を弾くときは重すぎても弾きづらく、軽快感も必要です。PX-5Sのハンマーアクションはそんな二つの感触を感じられ、本当に私にマッチしています。

それとツアーの多いアーティストには製品重量は大事なポイントです。ツアーでは運搬にお金もかかるし、重いとアシスタントもストレスで文句も言うでしょ。(笑)

PX-5Sはとにかく軽いです。ここも魅力です。

もっとPX-5について話したいけど次にいきましょうか。(笑)

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XW-P1との出会いは、知人のSteve Weingartがコットンクラブで弾いているのを見て、「あのシンセ、XWが欲しい!」と一目惚れしました。そうです、このオレンジのカラーが凄く気にいりました。カラー・デザインは凄く大事ですよ。ステージでも色によって凄く映えるし、このカラーだったら絶対に印象的になります。Steve Weingartは、ライブで非常にパワフルに弾いていて、更に印象に残りました。だからすぐにXWを取り寄せました。それから、このXWは、シンセとしての音、タッチがいいです。ブルースをよく演奏するのでオルガン音をよく使うんです。それと機能もいいです。ある有名な人のライブで、キーボードプレイヤーが二人必要なときがあったのですが、キーボードは私だけでした。そのときにシーケンサー機能を使って、一人で、あたかも二人で弾いているようなプレイも可能になりました。それと、視覚的に打ち込んで、リズムパターンを簡単に創れるところが気にいっています。何度も言うけど、こっちも軽くていいです。とにかくXWは、便利で、ハンディでパワフルです。

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最後に、二つにはそれぞれの役割があります。ピアノはピアノ、シンセサイザーはシンセサイザーというように。そして、基本的には違うものであるべきと思っています。どっちも別の意味でパワフルですし、それぞれの能力がある。だから両方使っています。

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Kaleb James プロフィールKaleb James(ケレイブ ジェイムス)
1963年5月 ニューヨーク州クイーンズ生まれ
ミュージシャンのいる家庭環境を持ち、14歳の時に初めてプロとしてのパフォーマンスを経験する。18歳からはシンセサイザー奏者としてNY中で演奏 し、87年にR&Bメジャーアーティスト【AL B.シュアー】のツアーでキーボードを担当。以降、アメリカ、日本国内外のアーティストのキーボード奏者、ボーカリストとして活躍。また、テレビ、映画などの出演や、映画への楽曲提供、企業のコマーシャル歌唱なども数多く活躍中。