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本場ドイツに見るソーセージの軽減税率

ドイツの名物はやはりソーセージ。何しろ約1500もの種類があって、地方やお店によって味も作り方も違うそうです。このコラムではそんなソーセージの話題も含めてドイツの軽減税率について少し紹介してみましょう。

テイクアウトなら7%、店内なら19%

ドイツの消費税、軽減税率の対象となるのは農産や水道水の他、書籍、新聞、運賃、医療器具、文化などがあげられます。農産品の中には食材としてのソーセージも入ります。つまり、スーパーでソーセージを買えば軽減税率の対象となります。同じくこのソーセージ、テイクアウトも同じです。その理由は持ち帰ることで食器の片付けなどのサービスが付随しないから。熱を加えたり、味付けをしたりする手間は同じにも関わらず、テイクアウトという逃げ道をつくってくれているのはさすがソーセージの本場だけはある!と感心する人もいるかも知れません。でもこれはソーセージに限らず、ハンバーガーなどでも「店内飲食用」であれば標準税率が適用。持ち帰りであれば軽減税率の対象となります。

もう一つのドイツ名物は軽減税率外

ドイツの名物といえばソーセージに加えてビールを忘れるわけにはいきません。そしてこの2つがとても相性がいいのは皆さんご存知ですね。ではドイツのお店でこの2つをテイクアウトすればどうなるでしょうか。ビールは軽減税率の対象外、つまり標準税率が課せられます。それは言うまでもなくビールが生活必需品ではなく、嗜好品だからです。「私にとってビールは生活必需品!」。そんなことを言いそうな読者の顔も浮かびますが、ドイツではルールは厳格です。

まだまだ贅沢品・嗜好品論争が熱いドイツ

ここで視点を変えてドイツの朝食風景に話題を移してみましょう。朝食と言えばパン。そしてドイツではドイツパンを食べるのが一般的な朝食となっています。ドイツではソーセージ、ビールともに「パン」の国と呼ばれるくらい種類が豊富。これに焼いたソーセージを加えれば申し分のないドイツの朝食となるでしょう。パンとソーセージ、どちらも食材ですから軽減税率の適用内。ただしそこで水道水ではなく、ミネラルウォーターを飲むとそこには税率19%がかかります。これは水道水に対してミネラルウォーターが贅沢品の範疇になっているからだと推察されます。実は軽減税率ではこの生活必需品と贅沢品・嗜好品の区分けをどうするかについては国民の納得は得られていない様子。ちなみにドイツでは富裕層しか買わないウズラの卵が軽減税率の対象となっているのも、熱い議論になっているとのことです。何をもって贅沢とするかは、なかなか決めにくいものですね。

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