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軽減税率の導入で変わる会社生活

消費税の増税と同時に導入される軽減税率。様々な暮らしの変化が予測されますが、会社員としての生活も多少の影響は受けそうです。ではどんな変化がその導入で待っているのでしょうか。

ランチタイムの変化

サラリーマンにとっては楽しみなランチ。財布の中身と相談しながら何を食べるか、考えるひと時も楽しいものですが、軽減税率が導入されればその風景が変わってきそうです。やはり増えてくるのはお弁当やお店のテイクアウト。少しでも出費を安く抑えるために軽減税率の対象となるお弁当やテイクアウトができるお店は、行列ができそうです。ただお昼休みは多くの会社が1時間程度。できればお弁当やお持ち帰りの順番待ちに長い時間は使いたくないものです。そこで考えられるのは自宅からお弁当を持ってくる社員が増えること。

増税によって何かと出費が多くなって家計のやりくりもそれ以前より大変になるのはまちがいないでしょう。「子どもたちの分も作ることだし、お父さん、明日からお弁当にしてね」と奥様から言われるご主人も出てくるのではないかと想像できます。

軽減税率導入で残業が減る?!

軽減税率の対象商品を買えば得した気持ちになり、対象外だと損した気分になる。これは多くの人が抱く素直な感情ではないでしょうか。たとえばコンビニでペットボトルの水を買えば8%ですが、水道の水をペットボトルに入れて飲むと水道代は10%なので一瞬、損した気持ちになります。電気代は、水のようにストレートに比べるものはありませんが「食品と同じ必須品なのになぜ?」という気持ちが起こります。そういった心理も加わって起こってきそうなのは水光熱費の節約です。

実際、支社・支店の多い企業では8%から2%上がるだけで水光熱費の負担額は相当なものになるでしょう。無駄な会議室の利用をなくす。使っていないスペースの灯りは小まめに消すなどの取り組みと共に積極的に残業を減らしていく企業も増えてくるかも知れませんね。

2016年8月

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